こんなページがある。
農林水産省がやっているっていうのがすごい。米離れ解消が理由なんだろうけど。農産局穀物課米麦流通加工対策室が問合せ先である。そして食べログとのコラボである。
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でもよく考えてみて欲しい。字義通りなら「大盛り無料」ということは、大盛りが無料なんで普通盛り状態なら有料だけど大盛り状態なら無料ということになってしまう。
一方おかわり無料は全く問題ない。おかわりという追加行為を示す単語に付与されている無料だからである。最初の注文時に「この《おかわり無料》ください」という人はいない。おかわり頼むときにも「この《おかわり無料》ください」と無料を強調する人はごく少数だろうし。
本来であれば、「大盛り(にするのは)無料(でできます)」「大盛り(への変更は)無料(でできます)」というように状態の遷移を示すべきである。冗長だけど。
ところでこれを簡単に解決する方法はある。
追加費用が掛からないということを示せばいいのである。写真の例は、送ってないんだから送料取るほうが阿漕だけど。大盛り無料のケースであれば、「大盛り+0円」で済む。
まあなんらかの解釈によって、「普通盛りが有料なのに大盛りは無料であるはずがない」という結論に至るのが普通の人なので、農林水産省でさえ大盛り無料と書いてしまうわけですが。