個人のAmazonアカウントは、FireTV StickやAmazon プライム・フォトのエントリを書いていることからもわかる通り、プライム会員である。
会社名義のAmazonのアカウントも、十分年会費3,900円の元が取れそうなのでプライム会員にしている。
Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonプライムについて
こないだ書籍を購入したのだが、購入時にどうしても配送料が消えなかった。早く手にしたいし、「ま、いいか」とポチった。
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おまとめ発送にしたので360円だが、3冊を用意でき次第発送にすると、正確な金額は覚えていないが1,100円強だった。
土曜日、こんなメールが来ていた。
このメール文面だと、弊社だけじゃなかったようだ。
で、Amazonでの購入時はカード決済しか使っていない。この会社アカウントのほうは法人カードで決済している。どうやって返金するんだろうと疑問に思った。
お支払い方法 返金方法 返品・交換商品の受領から返金までの日数(目安) クレジットカード 購入時と同じクレジットカード 1-3日程度※1 ※1 クレジットカード会社の対応により、当サイトで返金処理を完了してから、実際に返金されるまでに時間がかかる場合があります。 返金はカード会社の締め日と支払い日に準じて行われます。
クレジットカードに戻ってくるらしい。 どういう処理なんだろうか。ちょっと調べてみた。
Amazonがイシュア(カード会員(カード利用者)にカードを交付・ポイント制度・サービス等の提供をする会社)に対してマイナス処理をするようだ。そういえば、昔出張のためにビジネスホテルをじゃらんで予約して、その場でそのまま決済したけど、出張が取りやめになってキャンセルした時もカードに返金処理されたんだった。
加盟店規約を見てみた。今回弊社の法人カードはJCBなので、JCBの加盟店規約(PDF)である。返品・返金関係は第18条っぽい。
第18条 (信用販売の取消し)
1.加盟店が、信用販売の取消しまたは解約等を行う場合には、直ちに両社所定の方法にて当該債権譲渡の取消しを行い、売上集計表に当該 売上票を添付して当社に送付することとし、当社は第15条第2項および第3項に準じて処理するものとします。
2.加盟店は、前項により債権譲渡を取消した売上債権の債権買取代金が支払い済みの場合には、直ちにこれを返還するものとします。また、 この場合、当社は当該代金を次回以降に加盟店に対して支払う支払金から差し引くことができるものとします。
で、第15条第2項および第3項はこうなっている。
第15条 (売上債権の譲渡)
1.加盟店は、会員に対する信用販売により取得した売上債権を当社に債権譲渡し、当社はこれを譲り受けるものとします。
2.加盟店は、信用販売を行った日から原則として1週間以内に、当該信用販売の売上票を支払区分ごとに取りまとめ、両社所定の売上集計 表に添付して当社に送付するものとします。
3.加盟店から当社への債権譲渡は、別表に定める締切日ごと、当該締切日までに前項の売上集計表および売上票が当社に到着した売上債権 について、当該締切日に実行されたものとし、その効力が発生するものとします。ただし、当社が特別に認めた場合についてはこの限り ではないものとします。
この仕組みだと、元々加盟店に売掛債権があって、それをイシュアに譲渡。返品・返金などの際、売掛債権の取り消しと請求の消し込みあるいは返金処理ということである。クレジットカードの場合は月締めなので、締め日をまたぐと単純な請求の消し込みではなく返金処理になるということか。
弊社の開発中のサービスの一部で、一定の役務を実施した利用者への支払いが発生するのだが、支払方法はまだ決めていない。日本ではPayPalの普及率が低いし、金融機関の振込は手数料が高い。一瞬クレジットカードが使えるかと思ったが、元々の売掛債権が無いとマイナスの処理はできなさそうなので使えない。ちょっと残念。