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なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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派遣システムエンジニアって犯罪率高いの?

お暑うございます。梅雨明け前でございますが(挨拶)。

 

ぐぐった範囲では、派遣・非正規雇用だから犯罪をしたという相関データが見つからないんですけど。例えば ベネッセ情報流出 派遣社員が関与認める NHKニュース 派遣社員「名簿は金になると思った」 NHKニュース ブコメ欄。何件も「派遣・非正規雇用だから犯罪をした」「こういう仕事は正社員でやれ」みたいなコメントが多い。

 

ぐぐった範囲で相関データが見つからない点については、もちろん単なる感想とか思い付きとかではなく統計データを元に論考したものを探している。検索方法が悪いからヒットしないのだという批判なら受ける。現物の提示を求む。

しかし、非正規雇用 犯罪 相関 - Google 検索で検索しても派遣社員 犯罪 相関 - Google 検索で検索しても出てこない。犯罪取り締まりの大本である警察庁が出している、各年度の警察白書|警察庁にでも出てくれば話は早いのだが。パラっと見てみると、警察庁が犯罪統計データを見る時に非正規雇用との相関という形で見ていないのではないかという気はする。

 

一方で失業率 犯罪 相関 - Google 検索なら、失業率・失業者と犯罪の相関を調べた論考は複数ヒットする。有意な差として表れている。失業率・失業者と犯罪の関係を、非正規雇用非正規労働者・派遣と犯罪の関係と勘違いしているんじゃないの?

逆に正社員や公務員にも犯罪者はいるわけで、犯罪を犯す者、犯さない者と労働環境については雇用形態だけではない論考が必要ではないか。

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はてブに書かれているような、思い込みだけで裏付けのないコメントを見ても仕方ないわけだが、明確なデータも無く派遣労働者非正規労働者を犯罪者予備群とみなすのはいささか乱暴だろう。

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本題とあまり関係ないおまけ。自分用整理。

システムエンジニアが派遣形態で働くということは、 政令4条第1項1号(旧政令26業務だと1号)によるもので、政令では下記のように定められている。

電子計算機を使用することにより機能するシステムの設計若しくは保守(これらに先行し、後続し、その他これらに関連して行う分析を含む。)又はプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わされたものをいう。23号及び25号)において同じ。)の設計、作成若しくは保守の業務

 情報処理システムの開発に掛かる次の業務をいう。

  1. 情報処理システム開発の可否を決定するための、又は既存のシステムのメンテナンスのための調査、分析、システム化計画書の作成
  2. 情報処理システムの設計(システム基本設計、システム詳細設計)
  3. プログラムの設計、作成又は保守
  4. 1から3までに付随して行われるプログラムテスト又はシステムテスト
  5. 情報処理システム又はプログラムの使用マニュアルの作成の業務
  6. 本稼動と同じ、又はそれに近い環境で、ユーザーの用いる条件下において運用できるか否かを検証、評価する運用テスト

 この場合において、電子計算機とは「演算、判別、照合などのデータ処理を高速で行う電子機器でプログラムの実行に最低限必要な機能を有しているもの」であり、データ入力機を含むものである(令4条3号、10号及び17号(旧5号、12号、23号)において同じ。)。 

 これを見ると、「派遣システムエンジニア」が本番データそのもの(今回だと漏えいした顧客データ)に触れる業務って、どの業務なのかよくわかんないな。異なる号の派遣契約?

非正規雇用ハンドブック―使用者が守るべきこと

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犯罪社会学研究 第38号(2013) 課題研究「犯罪率の低下は、日本社会の何を物語るのか?」

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