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【Windows XPサポート終了対策】今日から本番 個人PCのWindows XPとOffice 2003を捨てよう

みんなXP、XPって騒ぎ過ぎ。いつからそんなにアジャイル開発好きになってんだ?(挨拶)。いや「絶対ウォーターフォールじゃなきゃダメだ」という老害は実在しているのにこのXP人気に声を挙げないのか?

 

さてWindows XPとOffice 2003のサポート、正確には日本時間2014年4月9日16時00分(太平洋夏時間2014年4月8日24時00分)に終了。ちなみにTBSやテレ朝は地デジ化の時には広報するだけで無料で地デジ受信機を配ったわけじゃないのに、この2局はOSを無料で配れという意見だそうで。そういう報道番組の出演者も、当然ギャラ貰ってないよね。じゃなきゃダブルスタンダード、報道として最も恥ずべき行為。

 

このエントリは個人PCに絞ってWindows XPやOffice 2003の置き換え対策について書く。このブログ自体は、ほとんどのエントリで企業内のPCに向けた書き方になっている。ということで、これまでこのブログにXPサポート終了対策でやってきた検索文字列を元に、それぞれの状況に合わせた考え方を示す。実際の手順については過去エントリのリンクを貼っておく。

あと、Office 2003の場合はWindows XPよりも後継のOS(Vista,7,8)にインストールされている場合もある。Windows XPじゃないから大丈夫ということではなく、同時にサポート終了なのできちんと対策要。

アンチウィルスソフトを入れれば延命できる?

できなくはないけど程度の問題。この先何年間も大丈夫かというとそれは怪しい。それはアンチウィルスソフト(ウィルス対策ソフト、セキュリティソフトとも呼称される)のサポート期間内であっても。その理由は、下記のエントリにも書いた通り。

ポイントを繰り返し書いておく。

すべてのアンチウイルスソフトセキュリティホールに全て対応できたとしても、サポート終了しているWindows XPセキュリティホールは塞がることがありません。このためアンチウィルスソフトは攻撃があるたびに排除する動作を行います。攻撃があるたびに排除するということはそれだけコンピュータリソースを消費します。これがサポート中のOSであればそのうち(重大なものは1ヶ月以内)OS側のセキュリティアップデートによりセキュリティホールは塞がります。セキュリティホールが塞がればアンチウィルスソフトの出番はなくコンピュータリソースの消費もなくなります。つまり、OS側でセキュリティホールを塞がない状態が長くなると、アンチウィルスソフトが頑張って対策しても、というか対策数が多くなるとコンピュータリソースの消費問題が浮上するということになります。

あとウィルスやワームやマルウェアなどの作者心理を考えれば、ここのところ判明した未知の*1セキュリティホールは、分かった時点ですぐに攻撃せず今回のサポート終了を待っていた可能性がある。Microsoftやアンチウィルスソフトウェアベンダに知らせてしまえば最後のMicrosoft Updateで対策されてしまうが、明日以降にウィルスやワーム,マルウェアを放出すれば被害甚大。ということで、ここのところWindows XPやOffice 2003を攻めるウィルスやワーム,マルウェアが少なかったような気もするので、このサポート終了を機にいろいろ出てくる可能性がある。そういう意味でどれくらいのセキュリティホールが残っているのかによって、延命できる時期が左右される。

あと、アンチウィルスソフトについてはこの製品がいいというようなお勧めはしない。Windows XPとOffice 2003サポート終了後、Windows XPで使えるアンチウィルスソフト、全部を試していないから無責任なことは書けない。逆に言えば1つか2つしか知らないのにお勧めしちゃう奴は無責任。信じる方もどうかしている。アンチウィルスについては昔からきちんとした比較サイトがあるので、そちらで比較検討願いたい。

ブラウザはサポート終了していないFirefoxChromeを使うなど、アンチウィルスソフトの出番を減らす努力は必要だが、ブラウザではないアプリケーションがInternet Explorerの機能を使ってhtmlファイルの処理(表示とか)している場合もあるので、いつも使うブラウザはFirefoxChromeであっても油断できない。

インターネットに繋がなければ大丈夫?

確かにウィルスやワームやマルウェアはインターネットの向こうからやってくる。しかし、ウィルスやワーム,マルウェアからすると、PCのLANケーブルや無線LANだけがそのPCを感染させる手段ではない。USBメモリなどの記憶媒体や、他のPCなどがウィルスやワーム,マルウェアを媒介する可能性がある。Windows XPやOffice 2003だけをターゲットとしていて、その後継OSやOfficeでは発症しないタイプのウィルスやワーム,マルウェアは、例えばWindows 7+Office 2010という組み合わせのPCで触っていてもそのPCのアンチウィルスソフトに引っ掛からない可能性が高いし、特に問題ない。そのファイルをターゲットになっているWindows XPやOffice 2003で触ることで悪さを開始する。

そういうわけで、純粋にスタンドアロンのPCで、他のPCなどと共有するUSBメモリやSDカードなどの記憶媒体は繋がない。ということなら相当長く使っていける。イメージ的には昔のネットワーク接続が無い時代のワープロ専用機。もしかすると年賀状専用機。そのような使い方を固く守れるなら特に問題はない。

このブログに来る検索文字列で見ると、よくある勘違いはWindows XP(やOffice 2003が入った)PCをLANに繋いだ状況で、インターネット接続だけを遮断すれば大丈夫だという思い込み。上に書いたように同一LAN上の機器からファイルを貰うと、ウィルスやワームやマルウェア入りのファイルも貰う可能性がある。そういう使い方はお勧めできない。

ブラウザはサポート終了していないFirefoxChromeを使うなど、アンチウィルスソフトの出番を減らす努力は必要だが、ブラウザではないアプリケーションがInternet Explorerの機能を使ってhtmlファイルの処理(表示とか)している場合もあるので、いつも使うブラウザはFirefoxChromeであっても油断できない。

仮想化はどう?

複数台のPCを持っていて(もしくは移行先のPCがあって)、現在のWindows XPのPCを仮想化(P2V)するのは問題ない。しかし1台しかPCが無くて仮想化でWindows XPを延命したいというのは相当面倒なのでやめておいたほうがいい。P2V→新OSインストール→P2VしたWindows XP立ち上げの順だが、機材に余裕なしでやる作業ではなく、外付けディスクなどを潤沢に使える環境でなければ、ミスした時にリカバリーできない。

なお、そうやって仮想化して残すWindows XPの守り方は、アンチウィルスソフトを入れ、ブラウザもサポート終了していないFirefoxChromeなどを使うなど、上記の延命方法を適用することになる。仮想化しているので、仮想化ソフト側で簡単にネットワークを切り離すことができるため、インターネットアクセスの必要が無い使い方の場合は、ネットワーク切断しておくとよい。

Linuxはどう?

Linuxでいいと思うなら、このブログじゃなくてLinuxを入れた人のブログを見るべき。オレはお勧めしない。その理由は、Windowsよりもサポート期間が短いディストリビューションが多いから。(例)【実話】XP から Linuxに移行したら先にサポートが切れたでござる - Windows 2000 Blog

しかもLinuxの場合、選択肢が多すぎる。どれがいいとか意見百出。結局使ってみて自分に合うものを選ぶしかない。しかし、このエントリをこのタイミングで読んでいる人にそれができるだろうか。時間的にもリソースの浪費、スキル的には結構難しい

オレの場合LinuxVMwareParallelsHyper-V等の仮想化インフラにならインストールするけど、実PCにはインストールしたくない。ドライバで苦労するのがめんどくせえ。細かい理由はこのところアクセス1位の下記エントリで。

Windows XPサポート終了に対して、デスクトップLinuxを勧めるなんてふざけるにも程がある 『記者の眼 - XPサポ切れ対策待ったなし、個人PCならぜひ脱Windowsを:ITpro』

Windows XPで使っていたPCが古くてWindows 7やましてやWindows 8はムリっぽい。何がいい?

そういうことならこのブログの一番人気コンテンツになっているAndroid-x86がお勧め。Linuxのように選択肢は多くないので話は簡単、最新版を持ってきて動くか動かないか。今までインストールしてみたけど、百発百中。

Windowsとはポインティングデバイスの操作方法が違うけど、マウスで操作できる。完全に日本語化されているわけではないという問題はあるが、キーボードのキーアサインを覚えればいい。デスクトップPCなら101キーボードに変える手もある。そんなもんだと割り切れば0円から(CD-Rを一枚作るのでその費用くらい)。インストール手順は下記エントリ。

【Windows XPサポート終了対策】PCへのAndroid-x86のインストール 

なお、上記インストールの手順には書いていないが、そのPCがAndroid-x86化できるかの確認方法。Android-x86を入れたブートCD-Rから起動して下の画面に来たら、インストール時は画面のように「Intallation」を選ぶが、その代わり一番上の「Live CD - Run Android-x86 without installation」を選ぶ。そうすると、ハードディスクには書き込みせずにAndroid-x86が立ち上がる。セットアップは手順的にハードディスクに書き込まない分インストールよりも少ない。同じ画面ではインストール例と同じ操作。このLive CDブートでネットワーク接続や画面の問題が無ければ、Android-x86のインストールをして大丈夫。

毎回同じ手間を掛けてもいいのであれば、ずーっとWindows XPを残したまま通常はLive CDブートのAndroid-x86という使い方もできる。

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Windows XPからWindows 7/8にするけどOfficeまで手が回らない 

Windows Vista,7,8だけどOffice 2003だ ─ 0円でフィニッシュしたい 

Windows XP+Office 2003であればまとめて対策することになるが、OSはWindows Vista,7,8のいずれかだけど、入れたOfficeがOffice 2003だった場合、サポート終了後はOffice 2003を使うべきではない。ある意味Windows XPよりも危険なので。

0円で対策したい場合は、Office Onlineでしのげる。

 Office Onlineの利点を挙げる。

  1. Office 2003からの互換性はほぼ問題ない。
  2. 自動保存である。
  3. 接続元PC/タブレットを途中で変えてもシームレスに利用可能。
  4. インストール不要。

 一方、Office Onlineを選べない、もしくは選ぶべきではない条件は下記の通り。

  1. マクロを使用したい。
  2. インターネットに接続できない状況、ネットワーク速度が出ない状況でも使用したい。
  3. その他明確に使用したい機能がOffice Onlineに欠ける。

Windows Vista,7,8だけどOffice 2003だ ─ リボンUIは嫌いだ

 KINGSOFT OfficeLibreOffice。KINGSOFTは有償LibreOfficeは無償(ただし寄付受付)。お好きな方を。

Windows Vista,7,8だけどOffice 2003だ ─ マクロを使いたい

Office 2013かOffice 365。Office 365はインストール版が付いてくるエディションを選択の事。使い方に合わせてお安くなるほうを選択すべし。

PC1台あたり8000円で使えるOffice 365購入体験記

なんか色々考えるのが面倒になってきた

Windows RTタブレットWindows 8 PC/タブレットでも買って、データ移して終了。 アプリの移行性を考えなければ、安いかわりにより多くの我慢→Windows RTタブレット、ちょっと値は張るけど後継のアプリを買えるWindows 8 PC/タブレット

Windows RTはOffice RTが付いているのでOffice問題はない。Windows 8 PC/タブレットもOffice付を選べば問題無い。

タブレットでいきたいけど不安

iPadにせよAndroidタブレットにせよ、Windows XPとはできることや操作性が大きく異なる。ブラウジング(インターネット閲覧)だけとかならあまり問題ない。使い方によっては古いWindows XPのPCにこだわるよりもタブレットだけのほうが楽。

OfficeについてはOffice Onlineを基本にすればあまり問題ない。

お金かけたくないけどやっぱりWindows PCが必要

中古PCをお勧め。Windows 7が入った中古PCは2~3万円台で見つけることができる。Windows XPが入っている古いPCに固執するのは間違っていると思う。「動くからもったいない」=0円ではない。自分の人的コストを0円で見積れるような暇な人なら、上に書いてきたような対策で時間を掛けるのもいい。しかし時間が無いならよさそうな中古PCを買った方が安い。

Windows 7を買った場合と値段を比較。安いエディションのHome PremiumでDSP版の場合、下記の金額。中古PCを買ってデータを移して、無料引き取りに着払いで今までのPCを送ったほうが、使える期間を考えれば安く済む。 

 

ところでVMware ESXiやHyper-V Serverは古いPCにも簡単に入る。軽いOSだし。超お勧め。そのうち書く。

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*1:ここで言う「未知」は一般に知られていないという意味