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Windows XPサポート終了に対して、デスクトップLinuxを勧めるなんてふざけるにも程がある 『記者の眼 - XPサポ切れ対策待ったなし、個人PCならぜひ脱Windowsを:ITpro』

ちょっとテーマとかをいじってみた。いじっている最中にアクセスしてた人、ごめんなさい。あと、iPadでアクセスすると明朝になっちゃう。スタイルシートとか触るのめんどくさいからしばらくこのまま。ごめんなさい(挨拶)。

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■関連エントリ

【Windows XPサポート終了対策】アンチウィルスソフトは万能ではありません

 

さて、記者の眼 - XPサポ切れ対策待ったなし、個人PCならぜひ脱Windowsを:ITpro だが、著者は日経Linuxの所属らしい。Windows XPの代わりにLinuxというのは無理があるだろ。OSシェアくらい知ってて当然の担当誌だし、Linuxがどういう使われ方しているかも知っているはず。2014年2月7日にITProに掲載された記事らしいが、今日見つけたので今日釣られてみる。

 

PCの販売台数が右肩上がりだった時代、Linuxも一定のシェアを取る間隙はあったはず。しかし取れなかった。デスクトップLinuxのシェアは今に至るまで微々たるもの。

もちろん、Microsoftの施策がPCメーカーを縛るものであり、ビジネス的に他OSの入り込む余地が少なかったという理由も無いわけではない。ただ、MicrosoftのOEMライセンス施策(MicrosoftはPCにバンドルするOSをOEMと呼んでいる)も、完全に他OSを排除するものにすると各経済域内で独禁法違反を問われる可能性がある。そのため、他OSが完全に排除されていたわけではない。

 

これは言い換えると、多くのPCメーカーがWindows以外をバンドルする意欲が湧かないほど、デスクトップOSとしてのLinuxは劣っているということ。単純に市場原理。サーバならLinuxバンドルモデルもあるけどな。サーバにLinuxバンドルモデルがあるのも市場原理。買いたい企業がいるから。

 

Windowsをサポートする各デバイスがLinuxを標準サポートしておらず、デバイスドライバLinuxコミュニティが開発するのを待つパターンが多い。そのため、各デバイスを組み立ててPCを作り上げるPCメーカーとしては、バンドルOSをLinuxにしにくい。調達したデバイスのLinuxデバイスドライバが、必ずしもPCの製造段階に間に合ってくるわけではないからだ。逆に言うと新発売デバイスを使うと、それを組み込んだPCが発売されるまでLinuxデバイスドライバが開発されない可能性がある。出荷数としてPCに組み込まれた状況のものより、デバイス単体で売られるものが上回るのは、よほど上位モデルだけだろう。

DELLなどのように、大量に購入することで安く集められるデバイスを組み込むことで、同じ製品名・同一スペックでも中身が揃わないPCメーカーもある(もちろん細かい型名は違うが)。実体験的には、デスクトップのDELL Vostro 220でほんの少し出荷タイミングが違うものを調達しただけで、中身のデバイスが変わってたことがある。Windowsで使っている分にはDELLがデバイスメーカーから調達したドライバを組み込んでいるので全く問題ないが、Linuxを使った途端に動かないので違いが明確になる。当時、Linuxを入れたUSBキー(PCからはUSB-CDROMに見える)からブートさせるリモートデスクトップのサービスをやっていて、大クレームで大変な思いをした。そりゃそうだ、どう見ても同じVostro 220なんだもん。それにこっちもVostro 220対応完了ってアナウンスしたもん。新旧PCをWindowsで起動してみて、デバイスリストを取得して全部突き合せたら違うデバイスが使われてた。これってDELLのせい?違うだろ、DELLWindowsをバンドルして、組み込まれているデバイスに合わせたデバイスドライバをインストールしている。Windows PC製品としてコンプリートしている。

 

みたいな話が、未だWindows XPを使っているユーザに降りかかるわけ。もちろん、Windows XPが動いているPCなので、デバイスドライバの開発は終わっているはず。ここで開発済って書かないことにも意味がある。

確かにそのデバイスの販売シェアが高い時期には主要ディストリビューションに標準組み込みされているかも知れない。しかし、デバイスのほうもどんどん新機種が出てくるわけで、古くなってくると標準組み込みから押し出されかねない。そうすると、インストール直後はジェネリックなドライバで最低限の仕様でしか動作しないか、最悪インストール失敗あるいはインストール成功に見えてまともに動作しない。未だWindows XPを使っているユーザにそれが解決できるだろうか。もちろん、日経BP的にはムック本を売るから買って読んでね(はーと)という話だろうけど。

 

脱Windows 完全マニュアル (日経BPパソコンベストムック)

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  個人のPCということであれば、PCという形にこだわる必要があるだろうか。未だWindows XPということは、多くの場合1台しか持っていなくて、「家でPCをそんなに使わない」「ちょっとブラウジングするくらい」「年賀状作るくらい」ということだろう。複数台持っていて内1台がWindows XPだというような人は、LinuxでもBSDでも超漢字でも好きなOSを入れればいい。そういうスキルを持っているはずだし、うまく行かなくても他のPCがあるので最悪失敗作を捨てることも可能。ちなみにこのブログの一番人気コンテンツはAndroid-x86ネタだが、LinuxよりもAndroid-x86のほうが設定が簡単。というか、そもそもあれこれ設定できないw

 ■Android-x86関係のエントリ

【Windows XPサポート終了対策】PCへのAndroid-x86のインストール

【Windows XPサポート終了対策】Android-x86を試してみる(ThinkPad X200編) 

【Windows XPサポート終了対策】Android-x86で行けそう(VMware編) 

 

でも個人PCの場合、このブログまでAndroid-x86のエントリを検索してくるようなスキルをお持ちの方ではなく、どちらかというとWindows XPのサポート終了に対して、多分「なんでサポート終了するんだ(怒」とか「どうすればいいのかわからない」とか、もっとすごいのになると「金を出して買ったのに、古くなったから使えませんというのはおかしい」というくらいの人間が多いと思った方がいい。実際問題、金を出して買ったからと言って、無限に使える製品は無いんだけど。ハードウェアの場合とりあえず形は残るんで、メンテナンス費用とか頭から消え去って無限に使えると思っちゃうみたい。

 

話を戻すと、そういうスキル無しの人間のほうが多いはずの「未だWindows XPユーザ」が相手になるわけで、PCじゃなくてタブレットをお勧めしたほうがいいんじゃないだろうか?厳密にいうとPCからタブレットクラウドに移行。

あまり家でPCを使ってないけど、家に一台も無いとちょい困るくらいのユーザの場合、ほとんどはタブレットクラウドで置き換えできる。PCに残っているデータはクラウドに放り込んでしまうとして、今までPCでやっていたことのほとんどはタブレットでできる。

使い方ごとに選択するタブレットOSは微妙に違うけど、オレなら下記のようにお勧めする。なお、金があってPCやWindows 8タブレットを買えちゃうというユーザには、素直にそちらをお勧めする。

 【ブラウジングがメイン】iPad

 【デジカメから写真を取り込む】Androidタブレット

 【文書を作ることがある】Windows RT タブレット(Surface 2とか) 

 年賀状はタブレットで作るよりも外部サービスかなあ。上記以上に色々やりたいならやはりPCやWindows 8タブレットをお勧めする。近頃の家庭用プリンタはWiFiタブレットからの直接印刷をサポートしてたりするので、買い換えかなあ。オレは家にプリンタを持たない主義なんで、プリンタ買い換えがいやならコンビニプリントをお勧めするけど。

 

クラウドにデータを預けるとしても、クラウド利用にあたってのセキュリティのリテラシーとかはお勧めする側が気を使う点だが、日経BP的にはそこらへんが商売のネタだと思うけどね。「未だWindows XPユーザ」とかという人たちが、Web上で積極的にセキュリティリテラシーのネタを調べるとは思えない。それこそムック本を作れば売れる可能性がある。

クラウドはどうしてもいやという向きにはNASかね。NAS専用機じゃないけど、REX-WIFIUSB2とか面白いよ。今までWindows XPだけだとすると、有線LANしか持ってない可能性があり、もしかするとWiFiルータもタブレットと同時に買わなきゃいけない。REX-WIFIUSB2なら一気に片が付く。

 ■REX-WIFIUSB2-BK買ったった その5 

 

とりあえず「未だWindows XPユーザ」という人たちには、タブレットクラウドという形ならクラウドは無料部分で賄えそうなのでタブレットの費用だけで済む。PCは廃棄PCの無償引取りサービスでも使えば、金を掛けずに周辺機器まで着払いで家から消える。そういう記事を書いた方がいいんじゃねーのITProは。

■お勧めエントリ

【Windows XPサポート終了対策】「ウィンドウズXPでウイルス対策ソフトを使っていれば使い続けられるのか」という検索文字列での当ブログへのアクセスがあるので疑問にお答え致します。

■個人PC関連エントリ

【Windows XPサポート終了対策】アンチウィルスソフトは万能ではありません

 

 

でも、この『記者の眼 - XPサポ切れ対策待ったなし、個人PCならぜひ脱Windowsを:ITpro』 という記事の最大の弱点は、「未だWindows XPユーザ」はITProなんて名前のサイトを見ないし、書店店頭でも日経BPのムック本を買いそうもないことだなww

 

■お勧めエントリ

■関連エントリ

【Windows XPサポート終了対策】アンチウィルスソフトは万能ではありません