いや、本当に便利になってる。良くなっているかどうかは様々な観点があるだろうけど、便利にはなってる。
東西線に乗って通勤していた最初の頃、帝都高速度交通営団の車両は冷房無かった。帝都高速度交通営団って言いたいだけなんだけど。今からでも名前戻さないかな?
乗り入れしていたJRの車両には冷房があった。ダイヤ上、どの電車がJRの車両なのかは決まっているので朝の出勤時は必ずJRの車両に乗ってた。まだ京葉線ができる前の超劇混みの東西線である。
まとめの目次はこちら。
また最終行が黒いな。直さないけど。
ここには挙げられていないものを書いてみようと思う。
まず、お金関係である。キャッシュレス決済はもちろんなんだけど、なんといっても便利になったのはATM関係である。
当時を生きていたのに覚えていない人もいるかもしれないけど、まずATM以前にはCD(キャッシュ・ディスペンサー)だった。お札を出してくれるだけ。預かってくれない。振込できないからオレオレ詐欺の被害に遭うこともない。
もう一つ大きな点は提携関係。オレが高校を卒業し大学に進学する際に親がオレの口座を実家のほうの信用金庫に作り、キャッシュカードを持たせてくれた。振込だと手数料が掛かるので親が通帳を持っていて仕送りを預け入れをする、オレがキャッシュカードで引き出すという方法である。手数料はどうだったんだろう?覚えていない。確か手数料取られるから都度引き落としじゃなくまとめてた気がする。
それはいいんだけど、当時のATMネットワークは信用金庫は信用金庫だけ、都銀は都銀とだけ、地銀は地銀とだけ、相互銀行(後の第二地銀)は相互銀行とだけみたいな感じだった。厳密にはもう少し色々あったようだけど。親子関係があって特別につながっているとか。今となってはよくわからない。
札幌にいる間に北海道拓殖銀行(拓銀)の口座を作ったので、大学2年生当時のオレが知っているのは信金と都銀だけだった。
そして今はコンビニにATMがあって、コンビニが開いている限り基本的にはATMも使える。24h365Daysである。昔は窓口よりちょっと長い(夕方まで使える)とか、土曜は短いけどOK、日曜はダメとか使えない時間帯も多かった。
で、信用金庫のキャッシュカードはとにかくどこかの信用金庫に行かなければATMが受け付けない。信用金庫はいいのよ、名前で分かるから。問題は会社に入った時に作った給与振込口座。仕事を貰っている某都銀、某都銀、某都銀、某都銀の4行から選べだった。拓銀は含まれていない。なお、今メガバンクで2行になってる。意外と残ってるw。オレは宝くじ銀行にしたんだけど、それは社内にATMがあったから。他行を選んだ奴はちょっと苦労してた。もちろん提携はしてるけど手数料取られるし。ただ、顧客先常駐になってオレも近場の銀行でおろさなきゃいけないシチュエーションも増え(なにしろいつでもATM稼働中ではない)、都銀13行を覚えることになった。
- 協和
- 埼玉
- 三和
- 住友
- 第一勧銀
- 太陽神戸
- 大和
- 東海
- 東京
- 富士
- 拓銀
- 三井
- 三菱
- いつもの銀行~へ♩
CMで歌になっていたから♬いつもの銀行~へ♩まで付いているけど、これを覚えておかないと緊急時にお金を引き出せない。当時はまだクレジットカードもあまり勧誘されなかったから持っていなかった。現金頼り、現金はATM頼りである。
いつの間にか都銀と地銀と信金はどこでも提携状態になった。クレジットカードも契約して全部現金じゃなくて良くなった。
Suicaなどのおかげで現金を扱う瞬間もかなり減った。一方でコード決済は「あんな煩雑な手順のもの、よく使うなあ」って思って見てる。キャッシュレス決済の中で一番面倒である。ある意味退化じゃん。
キャッシュレス決済、本当にキャッシュアウトしなくて済むなら最高なんだけどな。
次は音楽のポータビリティ。
オレが高校生だった頃にウォークマンが出た。持っている同級生もいて聞かせてもらって「これはすげえ」って思った。別の同級生はウォークマン以前の、モノラルの録音機能付きカセットレコーダー(ほぼ同サイズ)を持っていたけど、やはりウォークマンすげえって思った。録音は別の機器でやりゃいいんだよ的な。
日本人の体格ではアメリカの黒人のようにラジカセ担いで歩けない。なんか見つけたw
あと、サムネイル用にBing Image Creatorに描いてもらった。
バイトで車に乗る時、カーステレオで好きに音楽を聴いていいので、カセットテープを持ち歩いていたのだが10本とか持つと結構かさばる。8時間あるので多分10本以上は持っていたはず。
当時はおしゃれwなカセットテープボックスがあったけど、
かさばるので丈夫な袋に入れて持ち歩いていた。カセットテープケースの角のせいで袋はズタボロに。そしてケースも割れまくり。
それがCDに変わり、かさばるので丈夫な袋に入れて持ち歩いていた。CDケースの角のせいで袋はズタボロに。そしてケースも割れまくり。
それがMDに変わり、かさばるので丈夫な袋に入れて持ち歩いていた。MDケースの角のせいで袋はズタボロに。そしてケースも割れまくり。
という同じパターンを媒体が薄くなったり小さくなったりしながら繰り返していたのだが、シリコンオーディオによって終止符が打たれた。オレはiPodは使ったこと無いしMP3プレイヤーも買ったことないけど、ネットワークウォークマンなどで達成できた。
実際には最初に買ったヤツは東芝製1.8インチHDDモデルなのでシリコンオーディオではないけど。
その前に買ったのはVAIO Music CLIPだった。そう、コレ。一応ウォークマンと互換性ある。
買った媒体全部入りで持ち歩けるのは大きい。Music Clipは確か64MBとかでアルバム1枚半くらいが限度だったけど、オレの持っている古いウォークマンでさえCD数百枚分全部入れてまだ余裕ある。
多分、MDを使わず最初からシリコンオーディオでスタートした人たちは、音楽を持ち歩くことについて「かさばる」って概念は知らないと思う。
まあ、買うのかサブスクリプションなのかという違いもあったりするかもしれないけど、オレは「かさばる」が無くなったのも大きな進歩だと思っている。
ほかにもあるけど、長くなったのでこんなところで。