何を言っているんでしょうか、この日本の印章制度・文化を守る議員連盟会長は。
政府が出勤者を最低7割減らすよう企業に要請するなか、書類に決裁印が必要などの理由から出社せざるを得ないケースが課題となっている。竹本氏はこの日の会見で、役所の届け出はデジタル化が進んでおり、「役所との関係ではそういう問題は起きない」と説明。「しょせんは民・民の話だ」と語った。
こないだ新型コロナウイルス関連でセイフティネット保証の申請に行ったけど、会社実印押しまくりだったよ。大臣の認識は誤っており、記者会見で記者が突っ込まなかったとすれば、出席していた記者たちは物知らずである。そしてしれっとこういう記事を書いているのは恥ずかしい。
全くの同意である。
電子印章やクラウド上での契約についてのフォーマットが混乱しないようリードして、悪用事例も多く時代の役目を終えた実印に代わる本人確認の方法について具体的に整備を進めていくべきだと思うんですが、もうハンコ屋から金貰ってやれないなら大臣を辞めて欲しい。https://t.co/qg6P6i5eN3
— 過食弁 (@juntaba1) 2020年4月15日
こういうサービスも存在はしているけど、
印鑑を電子的に置き換えているだけ。
こちらは印鑑のスタイルは無いみたいだけど、きちんと電子署名になってる。
そもそも印鑑の場合、
- 誰が押印したか
- いつ押印したか
は担保できない。金融機関のように印影をチェックすれば正しい印鑑を使ったかどうかはわかるけど。
一方電子署名にタイムスタンプを付与している場合、いつ電子署名をしたのかも証跡として残る。また「誰が」の部分も、他人に操作可能な状態を作っていない限りは担保できる。
関係ないけど、Office 95とかで作ったドキュメントか?これ。
マイナンバーカードには電子証明書乗ってるんだから、それでいいじゃん。
結局のところデジタル署名を銀の弾丸と思い込んだ人たちが、e-Japan以来この二十年近くを空費してしまったんですよ。印鑑証明が法律になっておらず、判子の製造が官ではなく民間の仕事になっていることの意味を理解できてない。なぜ人はデジタルになった途端に不寛容となるのかな
— 楠 正憲 (@masanork) 2020年4月14日
銀の弾丸ではないな。真正性や利便性は程度の問題。ただ、物理的にスタンプラリーしなくていいってことは確か。
これを機に本当に役所の方から印鑑文化を無くしてくれよ。
アマノは時刻認証サービスもやっている。