いろいろやってみるにっき

なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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リクナビの運営企業は自称中の人を止めることはできなかったのか

8月1日(木)付け日経新聞の記事で問題視される声が出ていた。記事ツイートは8/1 18:15に出ている。

 

ここまでの流れ

問題視されていたのは個人情報保護である。こちらは、まとめのTogetterをつらつらご覧いただければ指摘者が多いのでわかると思う。

これは問題のサービス名が「リクナビDMPフォロー」なのね。

 

こちらもあれこれ問題点が指摘されている「一部の報道につきまして」というプレスリリース。

なお、本サービスで企業に提供されるデータは、リクナビの閲覧データをもとに算出されたスコアであり、学生の能力を推し量るものではありません。この点、いかなる時期であっても提供された情報を合否の判定に活用しないことにご同意いただいた企業にのみ、本サービスをご提供してきました。ご利用いただいている企業には当社から定期的に利用状況の確認をさせていただいております。

太字はリリース文ママ、下線はオレ。「合否の判定に活用しないことにご同意いただいた企業にのみ、~」ってことは合否判定に活用できるデータであるとも言える。この点からも個人情報保護違反の問題は払拭できない。

 

このブログでは、上記Togetterにさっそうと登場した自称中の人に何時間も暴れさせてしまったリクナビ運営会社(株式会社リクルートキャリア)のレピュテーションリスクについて考えてみたい。

 Togetterで2つめにまとめられているこのツイート。

 

さっそうと登場した自称中の人。8月2日の16時台なら普通に考えて営業時間中だな。システム運用に携わっているって仕事中?最初から「自身の株を上げる為」とかケンカ腰。

 

元ツイートの@kusumi517氏のbioを見てみた。

f:id:shigeo-t:20190804100436p:plain

他のツイートと合わせてこれを見ると、リクルート系企業に在籍していたわけではなく「企業→上場企業の内部統制や」で関わったか、MUFGの後にリクルート系企業に在籍してたけど書きたくなかったかのいずれか。

 

これで笑ってしまった。

 

先を越されてしまった。

 

なお、高木浩光氏はこんな人。

高木 浩光(たかぎ ひろみつ、1967年3月3日[注釈 1] - )は、日本のセキュリティ研究者。博士(工学)(名古屋工業大学)。産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター主任研究員。

企業ウェブサイトにおけるセキュリティホールの指摘や改善策を提言している。第3回情報セキュリティ文化賞受賞。

 

業界にいてひろみちゅ先生を知らない人っているんだなあ。それでTogetterにまとめられるほどアレこれやり取りを残してしまった。割と多いのは

 質問者:『「〇〇なら辞退確率Χ%」って言うだけなら占いと同じで意味のないデータ。□□さんが〇〇って情報と紐づく形じゃないの?』

 自称中の人:

 みたいなやりとり。これとかも。

 

親切な人も。

 

オレも面白がってる派。

GDPRは一般データ保護規則。

 

自称中の人として突っ張りまくった@dmdmdome。今のところ手遅れ状態。

これだけやって「個人の見解」で通るわけないでしょうが。ボカして「ではないか」「と思う」って書いているならまだしも、書いていることが本当ならインサイダーしか知らない内部情報を漏らしているし。個人の見解は錦の御旗ではない。 しかもこのツイートの「揚げ足取り」とかビッグデータ機械学習勉強しろとか、ケンカ売りまくりだし。

 

リクルートキャリアの人はなぜ止めなかった?リクルートはホールディングス制に移行しているが、株式会社リクルートホールディングス─株式会社リクルート─株式会社リクルートキャリアという縦関係。


ネットでリクルートグループの社員を名乗って、(悪い意味で)注目浴びてるやつがいるぞという情報は上がらないのか。しかもその対象事案は報道もされプレスリリースを出したばかりのリクナビの個人情報保護違反事案である。ネットを監視していてもおかしくない。というか監視しているべきである。

 

まとめ

報道に対し、プレスリリースでは鎮火ができていない時点でこれはまずい。HR系事業はリクルート発祥の事業でもあり、HDの株価への影響は否めない。

また、現在は提供を止めているとは言え、「リクナビ」サイトを忌避する動きが出てもおかしくはない。就職氷河期で就職希望者が藁にも縋る状況ならともかく、売り手市場の昨今、リクナビを通さなくても就職活動できる企業も多いだろう。マイナビもあるし直接のコンタクトも昔と違ってコストは低いしね。

リクルート事件・江副浩正の真実 (中公新書ラクレ)

リクルート事件・江副浩正の真実 (中公新書ラクレ)

 

 

リクナビ事業の業績への影響が出る前に、全消しさせる訂正を出すなど、手を打つ必要があると考える。募集企業もそうだし就職活動をする学生(・大学)もそうだが、リクナビを通るトランザクションの縮小は業績に影響するはず。 忌避される動きが大きくなる前に対処が必要である。この8月5日(月)の動きが重要である。

 

 

追記8/5 21:25

口先で逃げきれず、「不備」ということで渋々個人情情報の不適切利用を認めてきた。

追記終わり

 

おまけ

なお、マイナビにもリクナビDMPフォローと同様のサービスはある。エントリーシートの情報のみで分析するようだが。

 

確かにエントリーシートの中だけで分析し、当該学生のエントリーシートを受領した企業内で完結するなら、新卒募集担当者のスキルを補完できるので有用だろう。

 

上にも書いたけど、売り手市場であることを考慮すれば、果たして実際に内定辞退をしそうな学生を抽出する必要はあったのだろうか?内定辞退の抽出だけじゃないって自称中の人は書いてたけど。エントリーするタイミングだとか、インターンに応募するタイミングだとか。逆に特定の個人に紐づかないなら単なるおおざっぱな占いだし、紐づくなら個人情報保護法違反の疑義がある。

オレは単純に下記のように考える。

  • 内定辞退しそうだから内定を出さない?

   ─内定出せばいいじゃん。

  • 内定辞退しそうだから入社試験や面接を受けさせない?

   ─書類審査通ったら入社試験や面接を受けさせればいいじゃん。

確かにコストだし、特に入社試験や面接は結構なコストだけれども、いい人材に入社して貰いたければコストを掛けるしかないだろ。内定出すにしても、「断られそう」とか考慮する意味が分からない。メールならほぼ人件費のみ、郵送等を使っても数百円単位だろ(人件費+郵便料金+封筒+内容物)。入社試験の受験時期にしても、たまたま(本命の試験時期が遅いなど)早めに受験ということもあるかもしれないけど、本命なら早めに受けることが多いだろうし、一定以上のレベルで入社をお願いしたいということになれば、迷わず内定を出すべき。それで辞退されたら、それはそれ。内定辞退されたらどうしようって告白しようかしまいか、断られたらどうしよう~って迷ってる中高生かよ。ナイーブ過ぎるだろw

リクルートに変な費用を払うよりは、どんどん試験して面接して内定出す方にコストを掛け、多少の辞退があっても必要な人員数を確保するというのが大数の法則的には正しい気がする。

 

 さらにおまけ。