今週のお題「今年買ってよかったもの」〈2014年をふりかえる 2〉
Evernoteには色んなデータを放り込んでいるのだが、文字認識がすごいことに気付いた。気付いたのは、この検索結果を見たから。「納税」で検索すると、いっぱいヒットするのだが、画像データなら該当文字列がラインマーカー表示される。
PDFは別途ウィンドウが開くのでラインマーカー表示はされないのだが、スキャンで作成したPDFの場合、検索のヒットは画像データと同程度の認識のようである。
それならと、今度は手元にあった取扱説明書をEvernoteに入れ、すぐに検索をしてみた。
スキャナはScanner Pro by Readdle。iPadやiPhoneに入れている。300円。他のスキャナアプリも使ってみたが、これが一番使いやすかった。操作がシンプルだし。
Scanner Pro by Readdleは、起動して写真を撮るとドキュメント範囲を自動で認識してくれる。手でもドキュメント範囲の設定・修正可能。
そして直接Evernoteにアップロードできる。
登録できる形式はJPEGとPDF。
タイトルもタグもここで付与できる。「タップして文字を入力」をタップすると、補足情報やメモなどもここで書き込める。
専用のスキャナを買えばそれはそれで捗るのだろうけど、10枚くらいまでのスキャンならこれで充分。10枚スキャンしても紙の領域を認識しやすいようにコントラストを付けておけば、1枚数秒、トータル1~2分で認識可能。コントラストの付け方だが、紙の縁が白なら置き場所は色が濃い場所、紙の縁が濃い色なら置き場所は色が薄い場所。そうしておけば、自動認識がほぼ正確に働くので手調整が少なくて済む。
ということで、iPadやiPhoneをお持ちの人はScanner Proは入れておいた方がいい。いつでもどこでもスキャンデータを作成でき、とっても便利。専用のスキャナを持っている人も、もしハンディスキャナだとしてもスマホほど全ての出先まで持って行かないわけだし。
スキャンする物も、手元の紙や冊子だけでなく掲示されているものでも文書部分を切り出してスキャンできるので、写真で撮っておくよりもドキュメントデータとしての再利用性が高い。
そして作成したスキャンデータをEvernoteに放り込んでおけば、画像データ/PDFの中からでも検索でヒットする。
本当にお勧めの組合せ。