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いろいろやってみるにっき

なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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お客様は神様なのか?

misc

モンスター・カスタマー、クレーマーが話題となるたび出てくるフレーズが「お客様は神様です」。


「お客様は神様です」の出典が三波春夫であることを知っている世代なので、ちょっと調べてみた。

東京五輪音頭

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Wikipedia三波春夫の記事には、「お客様は神様です」の項がある。

  三波春夫 - Wikipedia

お客様は神様です」とは、1961年(昭和36年)頃の自身のステージ上、三波と司会を務めた宮尾たか志との掛け合いMCの中で生まれた言葉である。宮尾の「三波さんは、お客様をどう思いますか?」の問いかけに、三波は「うーむ、お客様は神様だと思いますね」と応える。

 

(中略)

 

三波側では、以前からこのフレーズの“真意とは違う”使われ方を「歓迎出来た話ではない」としながらも静観していたが、オフィシャルサイトに『「お客様は神様です」について』のタイトルでコラムを掲載、「例えば買い物客が『お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様は神様でしょ?』と、いう感じ。店員さんは『お客様は神様です、って言うからって、お客は何をしたって良いっていうんですか?』という具合」と具体的な例を挙げた上で、[22]、三波が言っていた「お客様」とは商店や飲食店などの客ではなく、聴衆・オーディエンスであり、「この言葉を盾に悪態をつく客(クレーマー)は『様』を付けて呼んで貰えるような人たちではないと思います」と解説している[22]。

すでにここで答えが出ている。三波春夫がお客様と呼んだのは、自分の歌を聴くために眼前に居る聴衆・オーディエンスである。

 

2001年没なのに三波春夫オフィシャルサイトはまだ運営されている。早速そちらに飛んでみた。

あれはたしか、昭和三十六年の春ころ、ある地方都市の学校の体育館だった。
司会の宮尾たかし君と対談の際にこんなやりとりがあった。
「どうですか、三波座長。お客様のこの熱気、嬉しいですね」
「まったくです。僕はさっきから悔やんでいます」
「!?」
「こんないいところへ、何故もっと早く来なかったんたろう、と」

ここで、お客様はどっと笑ってくれる。ここまでは、昨日通りの対談内容。
すると、宮尾君はたたみかけて、

「三波さんは、お客様をどう思いますか?」
「うーむ、お客様は神様だと思いますね」

ウワーッと客席が歓声の津波!私ははっとしたが、宮尾君もびっくり。客席と私の顔を見比べて、

「カミサマですか」
「そうです」
「なるほど、そう言われれば、お米を作る神様もいらっしゃる。ナスやキュウリを作る神様も、織物を作る織姫様も、あそこには子供を抱いてる慈母観音様、なかにゃうるさい山の神・・・・・・」
客席はいっそうの笑いの渦。その翌日から、毎日このパターンが続いて、どこもかしこも受けまくった。宮尾君は、お父さんが落語家であり、本人も研究熱心だから、司会者としても一流。漫談もうまい。
こうして、このやりとりを続けて全国を廻るうちに、レッツゴー三匹が舞台を見て、おおいに流行らせたのである。

原文ママである。あのトリオは「ッ」を使わないレツゴー三匹だよ。

 

そうか、レツゴー三匹が流行らせたのか。三波春夫の全盛時は歌番組も多く、テレビで見かけることも多かった。しかし、コンサートでの一節である「お客様は神様です」が普及するには、媒介者がいたというのは納得感がある。記憶の中では、三波春夫がテレビで歌を披露する前、必ず「お客様は神様です」と言っていたわけじゃなかったし。

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 レツゴー三匹 - Wikipedia

ツカミ(=冒頭)の「じゅんでーす」「長作でーす」と順に名乗り、最後に正児が似ていない物真似で「三波春夫でございます」と仰々しく自己紹介した所を、じゅんと長作の両方から頬をドツかれ、その結果正児のメガネがズレる、というギャグが定番であり、よく知られた。

 

もう初っ端でタイトルの問いに対する答えは出ているわけだが、そろそろこの「お客様は神様です」の誤認識による縛りから抜け出てもよいのではないか。

 

そもそも、自ら『「お客様は神様」なんだから云々』と言い出すような奴は、自らを神と名乗るような精神障害者である。普通の人は自分を神様とは自称しない。新興宗教の教祖くらいが、自らのことを神様と呼んでも許されるギリギリのラインであろう。新興宗教の教祖の場合、当然活動の母体となる宗教法人が設立されていて、宗教法人法を順守していることが前提となる。

 

〇〇の神様と他称されることがある人はいるが、やはり自称はしない。打撃の神様と呼ばれた川上哲治が、打撃の神様を自称したという話は残っていない。

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もうこれからは、新興宗教の教祖でもないのに店頭や公共の場で『「お客様は神様」なんだから云々』と言い出すような輩は、すぐに精神病院送りにして診察を受けさせたほうがみんなのためである。何かヤバいクスリをやっているかもしれない。

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そういや黄色い救急車って見たことがないんだけど、都市伝説だったのね。知ってたけど。

  黄色い救急車 - Wikipedia

  黄色い救急車 - アンサイクロペディア

黄色い救急車 (きいろいきゅうきゅうしゃ)とは、気違いの精神病院運搬にのみ使われる特別な救急車である。英語では「イエローピーポー(Yellow Pihpoh)」と呼ばれる。気違いを治すための鉄道車両も存在し「ドクターイエロー(Doctor Yellow)」と区別される。

 

ここしばらく、自ら「お客様は神様」云々と言い出すようなアタマオカシイ輩が壊滅するまで、黄色い救急車を常設してもいいのではないだろうか。