大学に自分の研究室があるんだけど、毎回PC(ThinkPad X220)を持って行っている。量ってみたらいつも使っている6セルバッテリー装着で1.45kgあった。
ACアダプタは研究室に置きっぱなしだが、書類とか本とかも持っているので鞄が重い。iPad Airも持っているし。そこで鞄軽量化計画を発動した。研究室にPCを常備しておけばその分鞄が軽くなる。
そこでもう一台ノートPCを用意する案からスタート。Windows Vista Ultimate 64bitが入っているThinkPad X200のOSを、Windows 10にして持って行くことを考えたのだが、ドライバが無くて苦労したことを思い出した。
それにX200は液晶が暗くなっているんだった。
ということでX200活用計画は頓挫。Vistaだと起動してから使えるようになるまでSSDなのに数分掛かるんだよね。OS起動は1分掛からないんだけど、サインインしてからが長い。あとバッテリーはほぼ死んでる。
次は今のX220を研究室に置きっぱなしにして、もう一台中古ThinkPadを購入するという作戦を考えてみた。ディスク換装が簡単にできるX220/X230あたりが狙い目。しかし、中古を探してみたけどなんかぱっとしない。
で、そうやって探している間にSurface RTが全く使われていないことを思い出した。Surface RTを研究室常備PCにすることに。
そうなるといくつか問題ある。まず、Windowsのスペック。Windows RT 8.1なのでChromeとか普段使っているアプリが使えない。OfficeもRT版でちょっと機能が劣る。容量的にもちょっと足りない。
そこで、研究室にあるMac mini ServerにParallels Desktopを使ってリモートデスクトップで使えるWindowsを用意することにした。Windows 10を作ろうと思ったのだが、インストールがうまくいかない。そこで昔作ったWindows Server 2012 R2の評価版を、BizSparkで得た正規ライセンスに変えた。 Office 2016も入れ、Chromeも入れ、Windows Update掛けまくった。こっちは準備完了。データはOneDriveで現在作成しているドキュメント等を、たまに参照する古いデータはUSBメモリか何かに入れて運ぶ予定。
Mac mini ServerはCore i7なんで、AtomのSurface RTよりもパワーがある。メモリも8GB割り振った。Windows Server 2012 R2はWindows 8/8.1よりもデスクトップとしては軽いので快適に使えるはず。
TeamViewerって相手がMacだとCtrl+Alt+Delが送れない。研究室では普通にリモートデスクトップ接続するんで問題ないんだけど。
まだ問題がある。トラックポイントじゃないと仕事できない体なのだった。研究室に古いトラックポイントキーボードを置いているんだが、Windowsキーは無いしトラックパッドが付いていて邪魔。
自宅にはUSB接続のトラックポイントキーボードと、Bluetooth接続のワイヤレス・トラックポイントキーボードが1台ずつある。
有線のほうはASUS VivoPC VC60で使っている。OSがVMware ESXiなのでBluetoothというわけにいかない。そこでSurface RTのお供はBluetooth版に決定。
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まだ問題がある。研究室のHDモニタは予算の都合でVGA/DVIしか無い。Surface RTはmicro HDMIしかディスプレイ出力が無い。そこで、こんなのを買った。
これでVGAに出力できる。Surface RTのHDMI端子は上のほうにあるので、重量物がぶら下がることになってちょい心配。短めのHDMIケーブルや巻き取り式のMicro HDMI ケーブルを持っているので、それを入れようと思う。
今度研究室に行くのは明日月曜日なんだが、Surface RT一式を研究室に置いてくる。これからは大学に行くときの鞄が軽くなる。ほとんど使われていないSurfaceも活用できる。良いことずくめ。