Android-x86 4.4r1をインストール(ThinkPad X220編)の終わりに書いた通りの続きはコレ。
Windowsだと異なるマシンにインストール済のディスクを挿して起動すると、それほど遠くないデバイス構成のマシンであれば起動でき、不足する分のデバイスドライバのインストールが始まる。まあ、やってみる人は多くないと思うけど。あとオレも、全然違うデバイス構成のマシンでは起動してみたことが無いので、その時に起動できないのかどうかは分からない。あと、Intelのなんとかテクノロジーとかでロックが掛かって起動できない可能性はある。
Windowsの場合、リテールパッケージならともかく、OEMライセンス(PCにプレインストールされてきたWindows)の場合は、厳密に言うとライセンス的に問題あるような気がする。PCに貼付されているCOA(Certificate of Authenticity)ラベルとHDDの中身が異なるわけだし。
という前置き置きながら、ライセンス的には全く問題の無いAndroid-x86を確認。今回はAndroid-x86 4.4r1をインストール(ThinkPad X220編)でインストール~動作確認まで進んだものをThinkPad X220から抜いて、以前セットアップまで進めなかったThinkPad X200に挿してみる。
ThinkPadの最新機種では失われたメンテナンス性の高さ、X220までは残っている。X200(上)もX220(下)もビス1本で簡単にディスクが抜ける。
しかし、ディスクの厚さは異なる。X220用(上)は薄い。ということで、X200から抜いたディスクをX220にそのまま挿すことはできない。
スカスカだけど、Android-x86がインストールされたディスクはX200に挿さる。挿す時はSATAのコネクタがきちんと刺さるように天地確認した。
もちろんこのまま持ち歩くのはやめた方がいい。今回は動作確認のみで持ち歩かないし、動作確認が終わったら適正サイズのSSDに戻すので問題ないけど。
電源ON。きちんとブートメニューが出る。
画面が汚いけどAndroidロゴの画面。なんか長いような気がする。
という不安をよそに、きちんと起動した。なんかそのまま使える。
前振りで書いたようなドライバのインストールとかもなく、そのまま動く。無線LANでネットアクセスできるし、音も出る。
モデル番号はきちんとX200のものを拾っている。
デバイスの違いだが、主だったところはこんな感じ。上がX200、下がX220。
無線LANアダプタだと、インストール時(X220)はIntel Centrino Wireless-N 1000で、X200のほうはIntel WiFi Link 5300 AGN。同じIntelだからなのかAndroid-x86の中に両方のドライバを持っているからなのか、Android-x86はどっちもジェネリックなドライバで動かしているのかは謎。調べれば分かるんだろうけど。Windowsならドライバのインストールが発生するような差であるような気もするんだが、何のアクションも無く動いちゃう。
無線LANもディスプレイアダプタもモニタも、メーカー名は同じという乱暴なくくりではある。まあ同じメーカーで世代違いのPCということはあるけど。
今度はLinuxでやってみようかな。