ThinkPad W520は大学の研究室に置いているのだが、Cドライブの容量不足になっていた。OSやドライブの経緯は下記の通り。
- intel SSD 520 Series 240GBでWindows 8
- Windows 8.1に
- そのままWindows 10にアップグレード
- DVDドライブをHDDに換装し、c:\UserをHDDに追い出し
- intel SSD 520 Series 480GBにクローニング。480GBが全てCドライブにはならずに、「システムで予約済み」「Cドライブ(クローニング前と同容量)」「回復パーティション(クローニング前と同容量)」「残り」となり、残りは別ドライブとしてマウントすることに
過去エントリは最初からだと多いので、途中からで抜粋しておく。
手順
あれこれインストールしたりするもんだから、C:\Users以下を他のドライブに追い出しても、また足りなくなり、こないだはドライブの圧縮を掛けて一時的に対応した。しかし、数10GBの余裕ができたが、上記の通り2度大きなOSアップグレードや1回のクローニングを経ている。
ちょっとした時間的な余裕ができたので、クリーンインストールしてみることに。先週実施する予定だったが、持っていく装備が不足しており失敗、昨日無事実施した。
おおまかな手順は下記の通り。
- ユーザデータは増設HDDにあるので取得不要(一応格納場所再確認)
- 作業用として持ち込んだT430sでメールをバックアップ(理由後述)
- 内蔵のSSDを外し、パーティション削除、完全ブランクのSSDを戻す
- Windows 10クリーンインストール
- ドライバインストール
- Office、アプリ等インストール
- バックアップ設定
失敗したのは、CrystalDiskMarkやCrystalMarkによる計測は#5の後に実施すべきだったのに、忘れていて#7の後になったこと。
計測結果
先にざっくり結果を書いておく。以前の計測結果よりほとんど遅い。計測のタイミングが悪かったせいもある。というわけで、クリーンインストールの成果が無いようなデータになっている。
特にCrystalMarkは全敗である。トータルの値を示すMarkはともかく、個別の値もすべて低い。どうなっているんだろう。それぞれ貼っておく。
おまけで、内蔵したHDDも計測。桁違いに遅い。
その他の計測等
intel SSD Toolboxで状態を見た。W520に使用しているintel SSD 520 Series 480GBは、なんか健康である。
比較のため、こないだ計測したW530のintel SSD 535 Series 480GBと比較。W530のほうでは推定余寿命が78%。性能はともかくW520での寿命の心配は少し先のようだ。
CrystalDiskInfoも貼っておく。なぜか温度が出ない。
HDDは温度が出る。
回復パーティションの削除
回復パーティションは「ディスクの管理」では消せない。diskpartコマンドで削除する。
動いているOSが入っているSSD/HDDではやってみたことがない。別のPCで作業する。
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メールを別PCのバックアップとしたわけ
メインマシンのW530以外ではThunderbirdでIMAP運用している。そのため、X220、T430s、W520で共通の設定である。MozBackupで取得し、研究室のNASにバックアップデータを入れておいた。
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なんか、測ってみたら軒並み数字が悪くて、テンション上がらないw