ちょっと様子見てたけどあまり情報は追加されないので書いておく。
ニュースリリース出てる。これマジじゃん。ヘタにニュース貼るより正確！
商社そのものじゃなく子会社のビジネスにピッタリらしい。
伊藤忠、伊藤忠エネクスは同日、「ビッグモーターと基本合意書を締結し、同社が運営する事業についての再建の可能性を検証するためにデューデリジェンス（資産査定）を開始する」とのコメントを発表した。
こちらもニュースリリース出してる。ブログカードだとニュースリリースタイトルを拾ってくれないのでこのリンク形式で。
ビッグモーター社との基本合意書の締結に関するお知らせ | 2023年 | 伊藤忠エネクス株式会社
2023.11.17 当社再建に向けた基本合意書の締結に関するお知らせ ビッグモーター
伊藤忠は、11年に英国のタイヤ販売チェーン「クイックフィット」を買収し、自動車のアフターマーケット全般に関心を示す。子会社に輸入車販売大手の「ヤナセ」も持つ。エネルギー商社である伊藤忠エネクスも、関西で約100店舗を展開する日産大阪（小林恭彦社長、大阪市西区）をグループ会社に持つ。レンタカー事業やオークション事業も行っている。ガソリンスタンドが減る中でそれを補う必要がある。
伊藤忠がビッグモーターの買収を検討 大手商社には魅力的な全国ネットの中古車事業 買収の可否は兼重家の排除｜自動車流通・新車ディーラー｜net＋
こっちのストーリーもあるな。
だが、ビッグモーターの全株式はいまだに創業者の兼重宏行前社長ら創業家の資産管理会社が保有しており、ビッグモーターの資産価値が事実上ゼロになる方式を兼重家がすんなり承諾するとは考えにくい。ビッグモーターが兼重家に株式を手放すよう裁判を起こしたとして、決着するまでには長い時間がかかり、その間に整備士などの人材の流出が続けば同社の価値は減少するし、赤字垂れ流し状態が続けば買収を待たずに経営破綻する。それだけに、なんらかの形でビッグモーターが創業家に株を手放すよう説得させることができるのかがポイントとなってくる。伊藤忠としても数カ月以内に買収の可否を判断する必要があり、ビッグモーターの売上激減も続くだけに、残された時間は少ない」（金融業界関係者）
また、伊藤忠グループ会社関係者はいう。
「イドムとオリックスが買収を断念したということは、それだけ現時点では不透明なリスクが大きいということ。総合商社のなかでは新領域に積極姿勢で知られる伊藤忠でも、これだけ大きな社会問題を起こしたビッグモーターを買収するとなれば、株主への説明責任の必要もあり、リスクゼロでかつ確実に事業拡大に寄与するという確信が持てない限り、買収には踏み切らない。伊藤忠はBtoCビジネスの比率も高いので、対個人カスタマー面でのイメージ悪化という懸念もはらんでおり、『デューデリした結果、買収はしない』という結論に至るのでは」
オリックスも降りてたのか。
潰れて負債負うよりはいくらかでも金にするほうを選ぶと思うけどな、創業家。
あと、B2Cって言ってもそれはファミリーマートとかヤナセとか別ブランドのほうが多くない？伊藤忠の名前を冠したままの商売って少ないと思う。
いやあったわ伊藤忠のB2C。初めて見たけどｗ
でも、これだけ金融庁ルートや国交省ルートからビッグモーターに悪材料が出た後に名乗り出るとかなかなか商売うまいな。
めっちゃ削りそう。
