Google LensをWindowsで使ってみようと思ってMEmuを入れてみたのだった。
しかし、Android機でPCのモニタを映しても十分判別可能という事が分かったので、実機を使うことにした。Android版はiOS版と異なりGoogle Lensがあり、実機のカメラで映した画像をそのまま判別してくれる。
こないだiOS版でGoogle Photosを使ったとき、鳥の精度が高いような気がしたのでもう少し突っ込んで調査してみた。
自分の撮った写真を使うことも考えたが、きちんと鳥の名前が判明しているほうが確実。今回はαcafe野鳥図鑑を使うことにした。写真そのものが鮮明だし。
まずは小手調べ。分かりやすくアオゲラ。
正しく判別する。
次は難易度をグッと上げてアオジ。
アオジとノジコは近いので3枚中2枚は候補に出ているが3枚ともミス。
国内で確認されるスズメ目/ホオジロ科の鳥は27種。 この中で似たもの同士がアオジとノジコです。
世界分布図では、アオジは日本~中国南部~中国北部~シベリアで朝鮮半島は含まれず、ノジコはアオジより狭い範囲で、日本~中国南部沿岸部の一部~台湾で、国内では中部地方以北の限られた場所に生息します。
次は珍しいアオバト。オレは見たことない。
1勝1敗。
滅多に肉眼で見ることができないウグイス。
1勝1敗。
次はキアシシギ。
2枚とも正解。
次はオレが好きなジョウビタキ。
2枚とも正解。飛んでるところでも正解である。
ツグミ。
2枚とも正解。
次はヤブサメ。見ても「あれ?スズメ?」ってなりそう。
1枚はウグイス科までは行ったがもう一枚は違う候補。2敗。
次はイソヒヨドリ。
オスメスともに正解。
似た見た目の鳥を判別させてみる。まずはウミネコ。
2枚とも正解。
今度はツバメ。
2枚とも正解。
今度はオナガガモ。
2枚とも失敗。
次はキンクロハジロ。
2枚とも2つ目の候補なら正解なのだが、第一候補がカモ。
カモメはウミネコでもユリカモメでもオオカモメでもきちんと判別するのに、カモはオナガガモとキンクロハジロという見た目がはっきりしていてわかりやすいのに正解無しという面白い結果になった。
Google lensは機械学習の成果だと思うので、もっとカモを学習してくれ。アオジとノジコくらい判別難しいのは写真映りにもよるけど、カモの類は割とはっきり見た目違うからな。