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チバニアンが選ばれたら

新聞各紙、TVのニュースなどで一斉に報道され、チバニアンが一気に盛り上がってきた。追跡してみると1年半くらい前(2015年11月)からポツポツ報道はあったようだ。

 

 

チバニアンについてはこの記事が詳しい。

 更新世の中期」が「チバニアン」に

地球が誕生しておよそ46億年の歴史の中で、北京原人ジャワ原人が出現し人類が進化したおよそ258万年前からおよそ1万年前までの時期は「更新世」と呼ばれています。この時期は、氷河期と比較的温暖な間氷期が繰り返された時代で、さらに4つの時代に区分することができます。

そのうちおよそ258万年前からおよそ180万年前は「ジェラシアン」、およそ180万年前からおよそ78万年前は「カラブリアン」と、いずれもその時代を代表する地層があるイタリアの地名から名付けられています。

一方で、地球の磁場が今の状態になったおよそ77万年前からおよそ12万年前は「更新世の中期」とされ、まだ名前がありません。
仮に千葉県市原市の地層が国際標準地と認められれば、この更新世の中期が「チバニアン」と名付けられることになります。

 

 このNHKの記事には図が無い。更新世の中期の分かりやすい図を探した。毎日新聞にあった。 

f:id:shigeo-t:20170609020744p:plain

77万年前は氷期間氷期が入れ替わる周期に変化が見られた時期で、同じころ地球の磁場(地磁気)が逆転している。12万6000年前は最後の間氷期が始まったころで、地質学上、77万年前~12万6000年前の間を一つの時代と定めている。この時代は、ネアンデルタール人や大型哺乳類ですでに絶滅したマンモスやサーベルタイガーなどが生息していた時期で、「千葉セクション」と呼ばれる市原市の養老川沿いにある地層には、地磁気の反転を示す証拠が明瞭に残る。

https://mainichi.jp/articles/20170530/k00/00e/040/174000c

 

 というわけで、更新世の中期の読みは(こうしんせいのちゅうき)であって(こうしんよのなかき)ではない。というかクサレMS-IME(こうしんせい)と打っても更新世が出ないので、オレが勝手に(こうしんよのなかき)と打っているだけだが。

 

チバニアンの認定だがまだまだ掛かりそうである。対抗はイタリアの2地域。

現在、イタリアの2か所の地層も候補になっていて、早ければ8月ごろにも最終候補が選ばれる見通し。

イタリアの候補が1つに絞られる8月以降に最終決定というように読めるので、まだまだ掛かるということなんだと思う。

 

で、仮にチバニアンが採用された後の千葉県を考えたい。もちろん千葉はすでに盛り上がっている。

 

すでに商標登録なども始まっている。

日本の研究チームが地質年代の名称として国際機関に提案する「チバニアン」が商標登録され、国立極地研究所などが特許庁に異議を申し立てたことが7日、分かった。チームが会見で明らかにした。

 

確かに出てる。記事中にある「チバニあん」はまだbotのツイートが無いけど。

 

やはりここは千葉県お得意のテーマパークだろう。TDRだけでなく今までいくつか東京を騙っていた千葉県。東京ドイツ村なんてもう何が何だか。東京だけでなくドイツが乗って村wwで袖ヶ浦。舞浜みたいに東京都のすぐそばでさえない。

 

ここでチバニアン更新世の中期の名称として選ばれたら、晴れてチバを名乗るテーマパークを作ることができる。やはり先輩のジュラシアンのジュラシックパークに倣い、チバニックパーク?

 

毎日新聞の記事引用部分にもあるように、サーベルタイガーが生息していた時期でもあり、バイオテクノロジーを駆使してチバニアンに生息していた動植物を蘇らせ、テーマパークとして公開するのである。ネアンデルタール人付きで。

アニア AL-10 サーベルタイガー(ネアンデルタール人付き)
 

 

もちろんマスコットキャラクターはこちら。

 

関係各位はご検討のほどを。実現するのは大変なので、アイディア料は不要。まずチバニアンがイタリアの候補に勝たなきゃいけないし。

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