修理で直った。
まず作業場所の確保と清掃。向かって一番左のファンだけ吹いても掃除機で吸ってもファンが回らない。
吹いたのはカメラ用のコレ。
掃除機では吸出しきれない。
作業場所として人ひとり入れるようになっている。
作業のおじさんが電源コードの先でちょいちょいつついたら電源ON状態を保持するように。
電動ドライバーで裏のパネルと各ファンを外してファンを清掃。
直った。
お支払い。クレジットカードで払える。
おい、今まで左側に常駐していた赤っぽい帯が無くなってる。焼き付きじゃなく埃由来だったのか?
もちろん焼き付きは残ってる。これは仕方ない。プラズマTVの仕様なんで。
部品交換が無かったのでお安い。
3万円くらいは覚悟していたのにお安くあがった上に左側の赤い帯も無くなった。これで次壊れるまで頑張れる。
そんなわけで自分のTVを思い返してみた。今のプラズマTVは6台目だった。
最初のTVは大学に入って一人暮らしを始めた時。札幌の質屋で安いやつを買ってきた。東芝の赤い14型のTVだった。まずすぐに画面が赤くなる。そして中央などに小さく寄ってしまう。昔の家電製品らしく叩くとしばらくは良くなるのだが、だいぶ苦労した。
次のTVは大学3年の時、横浜で兄と同居している時に東芝の色々赤い奴がどうしようもなくなり、ビクターの14型を買った。ついでにNECのβのデッキも買った。これはそのあと大学4年の時に大学のそばに引っ越した時も、就職して寮に入った時も、その次に寮を移った時もさらに葛西の寮に移った時も使っていた。
3番目のTVは葛西の寮で寮長としてBSを見ることができるように調整した時に買った。2番目のTVは壊れる前に買った。2番目のTVはだれかにあげたと思う。今みたいにフリマサイトがあれば売ったかもしれないが。当時出始めだったワイドTVでビクターの28型だった。これでBSを視聴できるようになった。周囲が大画面テレビ買ったというとだいたい29型32型だった頃に28型ワイドである。
4番目のTVは3番目のTVの故障を受けて購入した在庫処分品の日立の28型ワイドTVである。これはアナログハイビジョン搭載で8分割だか10分割だかの機能があった。チューナーは地上波・BS各1なので順番に更新されるが外部入力は常時更新されるものだった。選挙特番の時くらいしか威力を発揮しない機能だった。なお、アナログハイビジョンはNHK1波なのでNHKのBSが3波だけだった。このあとBSデジタルの開始によりアナログハイビジョンは停波された。どういう壊れ方をしたかは覚えてない。
5番目のTVは4番目のTVの故障を受けて購入したSONYの28型ワイドハイビジョンTVである。トリニトロンのほぼ最終モデルで、これまで買ったブラウン管28型ワイドTVの中で最も画質は良かった。また画面はフラットだった。最後は通電はするもののブラウン管がOFFになったりするようになった。
そして今使っているPanasonicのプラズマTVが6台目である。ハイビジョンが普及し液晶よりも画面更新が早いプラズマを選択。もちろんプラズマの弱点である焼き付きと高消費電力は把握したうえで液晶を選ばなかった。当時の液晶TVは見てて疲れる画だったし。
思い返してみるとワイドTVにしてから5~6年周期で故障による買い替えになっていたのに対し、プラズマTVは12年くらい使えているので倍の寿命である。今回の修理でさらに延命するけど。新たな規格(今だと4K/8K)が出て普及期なって安くなってから買うのがお得なので、もう少し頑張って頂きたい。