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なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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ZOZOTOWN「ツケ払い」滞納について掛取万歳的な世界を想像してしまったw

ZOZOTOWN「ツケ払い」滞納については、あれこれ話題になっているが、ふと掛取万歳的な世界を想像してしまった。

掛取万歳

掛取万歳

 
なごやか寄席 六代目 三遊亭圓生 掛取万歳/錦の袈裟/代脈 (MEG-CD)

なごやか寄席 六代目 三遊亭圓生 掛取万歳/錦の袈裟/代脈 (MEG-CD)

 

 

 

ZOZOTOWNの表記に倣って「ツケ払い」とするが、このような支払方法は特に変わったものではなく、企業会計でも「売掛金」「買掛金」として扱われるし、それこそ落語の演目になるようなものである。

 

掛取万歳は、下記のような演目である。

大晦日の長屋を舞台に、掛け金(ツケ)の回収=掛け取りにやって来る業者と、相手の性格に合わせた形で撃退しようとする主人公とのナンセンスなやりとりが展開される噺である。

掛取万歳 - Wikipedia

「ツケ払い」で滞納している若者が、取り立てに来る人に合わせて何かを演じるようになると、取り立て人に合わせて色々な文化に触れることになり、世代ギャップを超えて社会が文化的に豊かになるんじゃないかと。そんなわけはないけど。タイトルの話、「そんなわけはない」の一言で終わってしまったww

 

ZOZOTOWNは知らないので、調べながらダラダラ書いていく。

 

ZOZOTOWN「ツケ払い」滞納問題は、その「ツケ払い」の対象が未成年ということなのかもしれないし、そうではないのかもしれない。インタビュー記事がある。

インタビューイ2人がいずれも専門学校生19歳男性というのは面白い。いずれも滞納期間はあるが支払いを行っている。

上限5万円なら、学生でも普通に支払える。でも、2カ月あると思うと、他のことにお金を使っちゃう。

通販で使うお金はバーチャルな感じ。買ってダメだったら、メルカリで売ればいいし。

 

 ZOZOTOWNは使っていないし、ZOZOTOWNの「ツケ払い」を使う積極的な動機もないので実態を知らない。そこでZOZOTOWN「ツケ払い」の督促についても記事から引用する。

2カ月の「ツケ」期間を何日か過ぎると、「GMO後払い」「GMOペイメントサービス」などの送り主から、SMSとメールで支払い確認のメッセージが届いた。ツケ払いの代金請求は、GMOペイメントサービスが決済代行をしている。

「注文した段階で、ハガキが届きました。滞納し始めてからは、1週間に1回くらいの間隔で、メールと一緒にまたハガキが届いて」

 ユーザ登録時の登録情報にもよるのかもしれないが、SMSとメールなら自動化できるので1通あたりのコストは大したことはない。一方Bさん向けのハガキというのは確実にハガキ代(印刷含む)+郵便料金が発生するので、コスト感はなかなかのものである。この手のものは圧着ハガキだったりするし。ハガキ送付対象滞納者がどの程度の確率で発生するのかわからないが。

 

ビジネス的に考えれば、ZOZOTOWN側は一定の決済リスク/決済コストとして見込んでいるはずである。

 読んでみると、代金引換、コンビニ決済、クロネコ代金後払い、ツケ払いはいずれも手数料324円が発生する。

一方、クレジットカード、LINE Pay、ZOZOTOWNギフトカード、Amazon Payは手数料は無い。

 

やはり、決済コストとして手数料で賄う形である。消費税8%を抜いて300円ということになるのだろう。問題は決済リスクだが、ZOZOTOWNが負う形ではなくサービスを提供しているGMOペイメントである。リスクの「転嫁」である。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shigeo-t/20160228/20160228033052.png

 

サイトを見るとわかるが、9社ほどバナーが出ている。ZOZOTOWNやその運営母体である株式会社スタートトゥデイの名前はない。

未成年顧客がほぼいない、あの駅近くの雑居ビルの上の階に店舗を構える「ア」の企業って、利用者が後払いを選択するパターンは家族に内緒にするためなんだろうか。いや、逆にバレそうだが。

 

こうなってくると、滞納話の構造が違って見えてきた。注文時にZOZOTOWNとしては決済完了している。未成年でも「ツケ払い」OKにしたのはGMOペイメントとも言える。結局決済として受け付けるかどうかは、多分ZOZOTOWNからオーソリゼーションがGMOペイメント側に飛んだ時点で判断される。

 与信枠はZOZOTOWNとGMOペイメントで共有していない可能性もある。ZOZOTOWNとしてはオーソリ飛ばせばいいだけだし。

 

BuzzFeed Newsは「ツケ払い」の代金請求をしているGMOペイメントサービスにも問い合わせた。滞納が長期に及んだ場合はどう対応しているのか。グループ会社の広報から次のような回答があった。

「お支払が確認できない場合、支払期限後一定期間を経た後、債権を弁護士事務所に委託いたします」「必要な場合には法的処置をとる可能性がございます」

「1円も払ってないのに服が届く」 ZOZOTOWN「ツケ払い」滞納する若者たち

 

弁護士に依頼ということは、サービサーに売り飛ばせるような債権ではないのだろう。 

サービサーが取り扱える対象債権は、「特定金銭債権」と定義される以下のような一定範囲の債権に限られています。
・銀行等の金融機関・貸金業者が有する(有していた)貸付債権等
・リース・クレジット債権等
特定目的会社(SPC)が流動化対象資産として有する金銭債権等
・法的整理手続中の者が有する金銭債権等
・保証会社(特定金銭債権に係る債務の保証を行うもの)・金融機関等が有する求償債権等
・いわゆるファクタリング業者がその業務として買い取った金銭債権
・その他、政令で定める金銭債権

したがって、サービサーは上記の特定金銭債権に該当しない債権について、債権管理回収業を行う(例えば売掛金の回収等)ことはできません。

弁護士もコスト的にめんどくさくなったら、少額訴訟にしちゃうんだろうな。日本全国津々浦々の債権回収なんてやってらんないし、訴訟にするのは本業だし、強制執行に移行してしまえば給与等を差し押さえできるし。少額訴訟されちゃう前に払った方がいいと思うよ、これ。

 

 

このZOZOTOWN「ツケ払い」滞納話、結論は奨学金のときと同じで、お金の教育が不足しているんじゃないかと。

 

この回答だとそのまま読むと、サイト上にチェックボックス1つ増やすだけのような気がするけど。

「ツケ払い」は同社が昨年11月から導入したサービスで、支払いを2カ月間先送りにできる。未成年者が親の同意なく利用できるため、一部で支払いの滞りなどが発生。SNSなどで、同社に対して対策を求める声が上がっていた。

同社広報に対策について尋ねた。同社によると、注文時の支払方法選択画面とヘルプページに「未成年者の方は保護者の同意を得たうえでご利用ください」の文言を表記していたが、確認する仕組みはなかった。

今後、親の同意があるかどうかをチェックする機能を設けるとしている。

 

チェックボックスひとつ増やしても、訴訟対策にはなるかもしれないけど、実効的にはあんまり意味無いよねwww

 取材中、Bさんは次のように話した。

利用規約なんて誰も読まないですよ。長くて、文字が多いし。重要なことはでっかく書いてほしいです」

「1円も払ってないのに服が届く」 ZOZOTOWN「ツケ払い」滞納する若者たち