そういえば、去年もこんなこと書いてた。晩夏は電気自動車のことを書く季節(挨拶)。
自宅近くにコインパーキングができ、そこに2レーンのEV充電スタンドが付いた。
自宅近くではEVもPHEVも見かけない。一軒家の車庫に止まっているところを見ないし、道路を走っているところも見ない。自宅前は大通りがクロスする交差点なんだけど。
やはり航続距離、充電にかかる時間と価格の関係が、まだまだ一般用途には許容される範囲にはないんだろう。
長時間走れなくてもすぐにチャージできれば問題ないわけだが、充電の時間も長い。近距離用途しか使わない家庭もあるんだろうが、そういう用途用として考えると一般の軽自動車よりも高価。「利用期間のガソリンエンジン車の燃費分と換算すると価格の差分は…」みたいな考え方もあるが、補助がついてもお得感があるレベルにはない。
化石燃料の残存分がどれだけあるのかは不明だけど、EVはEVでなんかもう全然別のスキームを考えないとまだまだ無理なんじゃないだろうか。
もしくは自然な普及はあきらめて、国内販売の車はEVかPHEV以外は税率を倍率ドン2倍とか。
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