いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

古いエントリのサムネイル画像がリンク切れになってたりするけど、チマチマ修正中


iPadOS 13.1+トラックポイントキーボードでどこまでPCライクな操作ができるか

iPadOS 13.1にアップデートされたiPad 第5世代。 マウス等が動くということなので、Bluetoothワイヤレス・トラックポイント・キーボードをつないでみることにした。

 

思い起こせばiPad Airの時にキーボードを購入し、iPad Airが死んでiPad Air2に、さらにバッテリー瀕死のiPad Air2に代わって現在使っているiPadは第5世代。なお、Air2は専務の自宅で動作確認用マシンとして生きている。持って歩かない用途ならまだ使える。

使ってるのはこんなキーボード。左右のボタンだけでなく中ボタンがある。キーボードの中にある赤いポッチでカーソルを動かす。

 

設定

設定は下記の手順。簡単である。「設定」の中で設定する。

 

Bluetooth接続

PCとマウスを接続する人はそれぞれ接続するんだろう。でもThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード(以下、トラックポイントキーボード)の接続のみでOK。接続方法の詳細は割愛。

f:id:shigeo-t:20190926103208p:plain

 

iPadOS ポインター表示

アクセシビリティ」を選択し、中ほどにある「タッチ」をタップ。

f:id:shigeo-t:20190926103401p:plain

AssitiveTouchをオンにする。

f:id:shigeo-t:20190926103448p:plain

f:id:shigeo-t:20190926103523p:plain

これでポインターが表示されるはず。

iPad側のスクリーンショットポインターを表示させるのはちょっとタイミングが難しいので、TeamViewer QuickSupportでiPadを接続した。

f:id:shigeo-t:20190926104129p:plain

 

ちょっと操作系の確認

右クリックでAssitiveTouchのメニューが出る。

f:id:shigeo-t:20190926110611p:plain

中ボタンクリックではホームに行く。中ボタンダブルクリックはタスクメニュー表示になる。

f:id:shigeo-t:20190926110920p:plain

入力切替は以前のエントリでは[Windows]+[Space]と書いているが、[Ctrl]+[Space]で切替表示が出る。

f:id:shigeo-t:20190926111421p:plain

[Windows]+[Space]だと検索画面に切り替わる。

f:id:shigeo-t:20190926111511p:plain

 

PowerPointを使ってみる

PowerPointを起動。

f:id:shigeo-t:20190926105551p:plain

新規で開始。

f:id:shigeo-t:20190926105617p:plain

カーソルを持っていってクリックすると、きちんとその場所が選択できる。文字の入力も可能。

f:id:shigeo-t:20190926105726p:plain

 

f:id:shigeo-t:20190926105815p:plain

以前のエントリでは[Windows]+[Space]でかな/英数切替と書いているが、PowerPoint上では[英数]キーで切り替わる。iPadOSの素の画面では上に書いた通り。

f:id:shigeo-t:20190926105926p:plain

f:id:shigeo-t:20190926110013p:plain

図形のメニューはそもそもWindows版と異なる。このスクロールに中ボタンを使ってしまうとiPadOSのホームに戻ってしまうので、ドラッグでスクロールする。不便。

f:id:shigeo-t:20190926110113p:plain

中ボタン使えないのでスクロール時にめんどくさい。

f:id:shigeo-t:20190926110201p:plain

選んだ図形は真ん中に出た。

f:id:shigeo-t:20190926110236p:plain

大きさの変更は容易。

f:id:shigeo-t:20190926110309p:plain

場所の移動もドラッグで容易。

f:id:shigeo-t:20190926110338p:plain

大きさを整え、中にテキストを入れるのも容易。

f:id:shigeo-t:20190926110506p:plain

色の変更もできる。

f:id:shigeo-t:20190926112034p:plain

ということで、Windows版ほどの細かい仕事は無理だがまあまあ使える。そもそもPowerPointの操作体系がWindows版とは異なるので、どちらかというとMicrosoftがiPadOSに合わせたバージョンを出すかどうかだろう。

 

Excelを使ってみる

Excelを起動したらたまたま血圧のファイルだった。そのまま中ボタンでスクロールするとスクロールは始まるが勝手にホームに戻ってしまう。


カーソルはトラックポイントでも[↑][↓][←][→]キーでも普通に動く。普通の表は中ボタンさえ使わなければ問題はない。

f:id:shigeo-t:20190926113020p:plain

範囲指定しようとすると表ごとドラッグされるので、範囲指定は大変そう。範囲指定できず、A列がかなり右に来てる。そうなると関数の設定は面倒。

f:id:shigeo-t:20190926113150p:plain

範囲指定するなら、起点のセルにカーソルを合わせ、そこからドラッグするしかない。

f:id:shigeo-t:20190926113331p:plain

グラフでは吹き出しの付け方が分からない。吹き出しもクリックできない。ここもiPadOSの操作系にどれだけMicrosoftが合わせてくれるかということだろう。もちろん右クリックはAssitiveTouchのメニューが表示される。

f:id:shigeo-t:20190926113454p:plain

円グラフでも細かい操作は無理そう。

f:id:shigeo-t:20190926113710p:plain

 

ということでExcelWindows版ほどの細かい仕事は無理だがまあまあ使える。そもそもExcelの操作体系がWindows版とは異なるので、どちらかというとMicrosoftがiPadOSに合わせたバージョンを出すかどうかだろう。

 

今回言いたいことは以上です、編集長!

お時間あったら、他のエントリもクリックして頂ければ幸いです。