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てきとーに生きている奴の日記

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Windows Vista Business直った\(^o^)/

仮想化して動態保存しようとして壊したWindows Vista。あれこれやっているうちに直った。

壊した時の経緯はこちら。

直ったのは物理的に動態保存をした後。Intel SSD 520 Series 480GBをHGSTの500GB HDDにクローニングし、そのあといろいろやってみた。

SSDからHDD化したので爆遅になったが。

 

やってみた項目は下記。1~3のコマンドの実行時は、メインマシンのThinkPad W520にeSATA接続状態で行った。

  1. bootsectコマンドでMBR修復 … ×
  2. chkdsk /f … ×
  3. chkdsk /b … ×
  4. セーフモードで起動 … ×
  5. 前回正常起動時の構成(詳細) … ×
  6. セーフモードとコマンド プロンプト … crcdisk.sysまでで止まることが判明
  7. SATAモードをCompatibilityに変更し、前回正常起動時の構成(詳細) … ×
  8. SATAモードをAHCIに戻し、前回正常起動時の構成(詳細) … ○
サンワサプライ SATA-eSATA変換ケーブル 0.5m  TK-SESAH

サンワサプライ SATA-eSATA変換ケーブル 0.5m TK-SESAH

 

 

最初はMBR修復である。参考にしたサイトは下記。

  MBRの修復 - PCと解

実行結果は下記の通りだが、X200にHDDを戻してもいつものブルースクリーンf:id:shigeo-t:20160331025049p:plain

MBR破損ではなかったようだ。

 

そこでブルースクリーンに着目。左が見切れているが、CHKDSK /Fでチェックしろとある。

f:id:shigeo-t:20160331025845p:plain

 というわけで実行してみた。chkdsk /fでは何も検出できず。数分で終了。そこでより強力な/bオプションに変更してみた。

  コマンド ラインでチェック ディスクを実行してディスク エラーをチェックし修復する

チェック ディスクのオプションとスイッチは、次のとおりです。
<ボリューム>: 調査対象のボリュームを設定します。
<パス>/<ファイル名>: 断片化をチェックするファイルを指定します (FAT16 および FAT32 のみ)。
/F: ディスクのエラーを修復します。
/V: ディスクの全ファイルの完全なパスと名前を表示します (FAT16 および FAT32 のみ)。クリーンアップ メッセージがある場合は、メッセージを表示します (NTFS のみ)。
/R: 不良セクターを検出して、読み取り可能な情報を回復します (/F も暗黙的に指定されます)。
/X: 必要であれば、最初にボリュームを強制的にマウント解除します (/F も暗黙的に指定されます)。
/I: インデックス エントリについて最小限のチェックを実行します (NTFS のみ)。
/C: フォルダー構造内の周期的なチェックをスキップします (NTFS のみ)。
/L:<サイズ>: ログ ファイルのサイズを設定します (NTFS のみ)。
/B: ボリュームの不良クラスターを再評価します (NTFS のみ、/R も暗黙的に指定されます)。

つまり、オプションの強さは/F > /R > /Bである。壊れても別に困らないので/Rは飛ばして/Bへ。

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ステージ3までは/f同様でそんなに時間が掛かっていないが、ステージ4終了後に撮ったスクリーンショットは約1時間40分後。長過ぎて真昼間なのに気を失ってた。いや居眠りしてた。

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 ステージ5終了はステージ4から約30分後。眠かった。いや、少し居眠りしていた。

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問題は見つからなかった。そして起動もできなかった。

 

続いて起動時にF8を押し、起動時の詳細ブート オプション画面を出してセーフモードで起動してみた。単純に止まってしまう。続いて「前回起動時の構成(詳細)」。メニュー全体はこちら。

f:id:shigeo-t:20160331031402j:plain

chkdskが走ったが、結果は変わらずブルースクリーン

f:id:shigeo-t:20160331033500j:plain

 

次の起動時は「セーフモードとコマンド プロンプト」を選択。

f:id:shigeo-t:20160331031526j:plain

crcdisk.sysで止まる。

f:id:shigeo-t:20160331031803j:plain

検索してみた。

  +click rescue information: Windows Vista が電源投入・起動時に、全然起動しない

・起動する際のスライドバーが表示されるものの、長時間そのままの画面か、途中で画面が真っ黒のまま止まる。
・電源ボタンを押した直後から画面が真っ黒で動かなくなる。
・何度かに一度は起動するが操作中にフリーズする。

Vistaで起きるらしい
②S-ATAドライブで起きるらしい
③SP1適用後に起きているらしい
④再インストールでは修復できない
⑤トリガーが何かハッキリしない
⑥事象の起きたHDDではクリーンインストールしても改善しない

セーフモードで起動も、必ず「crcdisk.sys」で止まってしまう。
crcdisk.sysが原因ではなく、この次に読み込まれるはずのIEEE1394関係のドライバーによるIRQのバッティングが問題の原因のようです。

思い出した。Windows Vista Ultimate 32bitを入れていたAcerのAcerPower 1000(廃棄済み)でも、このエラーでOS起動に3日くらい掛かっていたのだった。このブログではLinuxWindows PEを使っているが、そこまで手数を掛けたくない。

 

何かないかなと別のブログも見てみた。

OSが起動しないので、設定とかで何とかなるのはBIOSだけですが、あるblogAHCIというキーワードを見かけたので、早速BIOSSATAのモードをIDEからAHCIに変更して起動してみる。

BIOS設定ならすぐできる。早速BIOSSATA設定を見てみる。AHCIになっている。

f:id:shigeo-t:20160331032848j:plain

これを変更すると選択肢は1つで”Compatibility”のみ。一度これで起動してみた。「前回起動時の構成(詳細)」モードを選んだが起動しない。

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AHCIに戻して「前回起動時の構成(詳細)」モードで再度起動。カーソル出た。ここまでで初めてウィンドウシステムまで起動が進んだ。

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そしてサインイン画面まで到達( `ー´)ノ

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このあとサインインするときちんと起動できた。復活である。HDDにしたのでさらに遅くなったけど。

 

で、結果としては直ったわけだが、3回ほど「前回起動時の構成(詳細)」を使ったのでそこまでロールバックされているようだ。アンインストールしたはずのソフトウェアのいくつかが復活しているし。

AHCIを再設定し直したことと「前回起動時の構成(詳細)」のどちらが最終的な決め手になったのかきちんと切り分けできない状況ではある。まあいいや。

 

このあとは暇な時にP2Iに再チャレンジする予定。ダメなら諦めて必要なデータ(このマシンにはあまり無いはず)だけ🐵ベージじゃなかったサルベージして、予定通りX200一式は廃棄するつもり。

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