いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

古いエントリのサムネイル画像がリンク切れになってたりするけど、チマチマ修正中


毎週アピールの愚

簡潔かつ美しいw

 

 

元ポストはこちら。あえて、スクリーンショット(2024/10/16 9:00頃取得)も貼っておく。

インプレッションの割には……

 

bioを見てみると無職というより商材屋さんという職業ではないかと推察する。

 

ただし、フェルヲ氏の「会社で働いたことないだろ」はほぼ当たりのような気がする。

 

孔明くんの「これで絶対上がる。」はこちら。

  1. 毎週金曜に、その週の成果を上司にメールする
  2. 半年分たまったら、それを武器に昇給交渉
  3. ダメなら転職サイトに登録

まともな人事考課制度がある企業だとすると、#1の時点で上司に「ウザっ」って思われる。いや、週報が必要とされるならそれは週報という既定のフォーマットに納めるべきである。

それにそんなに簡単に短期間で成果って出るものなの?義務教育期間みたいに毎授業ごとに細かく小テストできるレベルならいいんだけどね。仕事ってそんな短期のものだけじゃないだろ。まさか進捗レベルを成果だと思ってる?進捗させるのは当たり前であって、成果とか言われてもね。

 

また#2はこれまた上司に「ウザっ」って思われる。まともな人事考課制度がある企業だとすると、普通は昇給や昇格は年1回だろ。賞与の分は賞与支給に合わせて年2回だろうけど。制度的に対応できないことを交渉されてもね。それに、人事考課のテーブルに沿って昇給するか昇格するかは決まってくるので、進捗レベルの話でアピールできると考えている方がおかしい。

 

#3は好きにすればいい。転職サイトに登録するのが昇給交渉に失敗した後っていうのが、仕事できなさそうで最高ではある。

 

オレが人事考課をしていた実績でいうと、残念ながら部下の人たちはオレよりも真面目なので#1のようなネタ行動をする人は一人もいなかった。あ、それは残念じゃないってことなのかw

 

それに目標管理制度の下、基本的に評価対象期間の初めに協議のうえで目標を設定し、評価時期にその目標が達成できたか未達成なのかを確認しあう。基本的には定量的に。定量的な実績がない場合(つまり未達成とか、定量評価できない項目とか)は次期評価対象期間用に定性的な評価を加えることもあるけど。定性評価は、適切ではない表現をするとモチベーションアップのためのエサである。運ゲーって思われたり評価してもらえない感によって、無気力を醸成するのは部門の長として問題がある。

 

というわけで、孔明くんのようなタイプがもし部下なら、まずウザいと指摘するけど、治らないならオレは全力で評価を下げる。さらに、できることならどこか別の(こういうタイプが好きな)管理職の下に異動させる。ハンス・フォン・ゼークトが言ったとか言っていないとか言われている組織論における無能な働き者の典型だからである。

ja.wikipedia.org

なぜか無能かどうかを別にして、部下の働いているアピールが好きな奴は存在する。本人も似たようなものだから親近感を感じるんだろう。引き取ってもらう。仲良くやってねと思う。

 

多分オレと同じ意見の「上司」は多いだろう。そういうわけで、

でも、これで絶対上がる。

は達成できないと思う。仮に少ないとしても「絶対」ではない。

毎週金曜日の働いているアピールっていうのはあまり意味が無くって、必要な時に必要な実績をドンって出すほうが効き目あるよ。

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