昨日飛び込んできたビッグニュース。
2019年3月27日(水)「はてなハイク」サービス終了のお知らせ - Hatelabo Developer Blog
- [ソーシャルメディア]
『これまでに投稿いただいたデータについては、エクスポートできるよう対応を検討しております。』 これでしばらくは遊べるか?
2018/11/19 12:17
ソーシャルメディアデビューが、はてなブックマークを始めたついでに始めたはてなハイクだったこともあり感慨深い。10年以上、毎日のお付き合い。
以前の調査で実際には2008.8.1よりも以前のエントリが発掘されているので、もう少し書いた日数も連続日数も多いはず。
fans数トップ(推定)のオレとしては、ちょっとはてなハイクについて書いておく義務があるだろう。
まず、はてなハイクは出オチっぽい人気だった。エビデンスはGoogle トレンド。2007年11月に0だったものが、2007年12月に100である。
おまけでここ7日間。終了のお知らせで2018.11.19に急な盛り上がりを見せている。
で、Twitterで色々眺めていたのだが、こんなツイートが目についた。
はてな経営難なのか? / “2019年3月27日(水)「はてなハイク」サービス終了のお知らせ - はてなハイク日記” https://t.co/1YqtV7jEqo
— 出虹 (@idenizi) November 19, 2018
答えはコレ。オレも完全に同意。
はてなハイクはマネタイズしてないサービスだからいつ終わっても文句は言えないねってノリでみんな使ってた。だからはてなの経営状況に関連づけて考えるのは違ってて、お祭り騒ぎしまくって大団円を楽しむのがよいと思っている #はてなハイク
— ぽんすけ (@pomsukee) November 19, 2018
マネタイズするチャンスはあったと思う。
気がつけば、企業がツイッターをはじめとしたSNSを、自社のビジネスに、とくにマーケティング方面に活用し始めてから、もう10年近く経っている。今でこそ、多くの人たちにも利用されているソーシャルメディアだが、当時は、ツイッターアカウントやフェイスブックページを開設するというだけでプレスリリースが1本打てるくらい珍しいものであり、それこそいろいろな意味で注目を集めるものだった。
利用規約の第6条禁止事項にはこのように書いてある。
3.ユーザーは、本サービスを利用するに際し、以下のような本サービス利用上不適切な行為を行ってはなりません。
a.宣伝や商用を目的とした広告・勧誘その他の行為。ただし、当社が各サービスのヘルプに別途定める場合はその限りではありません。
マネタイズをするならこの規約は邪魔になる。企業アカウントを作ってもらって、お題一つ固定で使ってもらうとか、色々面白い仕掛けはできた可能性はあった。はてなはそういう動きはしなかった。上で紹介した東洋経済の記事が指すところの企業アカウントは緩く他企業ともやりとりして、一緒にちょっとしたイベントをやったりもしている。そういうプラットフォームになりうる可能性はあった。はてな自体がはてなハイクの可能性についてそのように考えなかったのだから、今さら仕方ないが。
まあ、2019.3.27までまだ4か月強ある。毎日エントリし続けていこうと思う。
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今回は今さらなのではてなの技術力については書かない。昔書いたし。