こんな記事が流れてきた。
【課題】学校で配布の学習用デジタル端末の故障相次ぐ、副校長「こんなに壊れるとは」https://t.co/GyUHbuH9mq
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年10月8日
端末を落とすなどの事故が目立ち、修理費が年間数百万円に上る自治体もある。今後、機器の更新でも自治体や保護者の負担が生じる可能性もあり、現場は対応を迫られている。 pic.twitter.com/RiMHLusKlf
開いてみた。ツイートにある絵が無い。
見ると読売オンラインって書いてあるのでそっちを探す。
サムネイルにもあるようにバッキバキのiPad。
こういうのが出てこないようにするには最適な写真だなw
まずここが問題だよね。
国は2020年度までに小中学生に端末を配備した際、1台あたり4万5000円を自治体に補助したが、修理費は対象外だ。
どう考えても小中学生が端末を壊す確率は大人より高いことが予想できる。まず、大人の場合、自分で買った端末を自分が壊したら自分で金出すとことになる。まずそこに抑止力があって、注意するし大事に扱う。会社などから貸与の端末にしても、落下などで壊せば上司等に叱られる上に、(修理期間・代替機の到着までの期間やセットアップなど)一定期間の不便がありうる。
一方の小中学生に貸与した端末、壊したからって自分のお小遣いから修理代金出すわけじゃないし、そもそもの注意能力も大人よりも劣後する子のほうが多い。
修理費を補助対象外にしたのは、どう考えても問題である。GIGAスクール構想の予算関係を見ても、文部科学省は予算化する気が最初っから無い。「修理」という単語が出てくるのはこのページのみ。
いやまあ確かに、毎年のように話題になる大学生協の高いPCは保険が乗った端末だから高いという側面がある。
でもこの図はなんなんだ?自治体に丸投げな上に、意味わからん。保守サービスの契約次第じゃん。それに(故障や破損などで)端末が無いという事態は、その期間の学習に障害がある。センドバック方式はオンサイトよりは安いけど、アイディアはそれだけ?なぜ、財務省に予算取りに行ってない?行ったけど負けたんならそれはそれで明らかにして、国会まで上げる話だろ、日本の未来が掛かっている話なんだし。
それにセンドバック方式が成り立つのは、予備機がある場合だけでしょ。
GIGAスクール構想は、導入端末選定については自治体任せなので一律の保障を文部科学省から提供することはできないけど、予算化は文部科学省でできる話だし、もう少し頭を使う役人がいれば、車の自賠責保険のような制度を作って国が保険を運営するとか手の打ちようがある。
livedoor Newsで使われていた絵はこれ。
さすがに「教室でわざと床に端末を投げつけた」「シャープペンシルで端末のカメラ部分をつついて壊す」は、保護者に修理代請求してもいいよね。シャープペンシルのほうは小さい子ってそういうもんだからまだ分かるけど、「教室でわざと床に端末を投げつけた」は感情の制御ができない子なのか、発達障害の領域なのかわかんないけどヤバいな。
でも、不注意が原因なら仕方ない。そういうことはありうるし、大人よりも発生頻度が高い。それは文部科学省や自治体が想定する話で、個々の現場の教職員が想定する話ではない。
あとは、壊れない端末を条件にするか?日本が誇るTOUGHBOOKとか。重すぎて大変なことになりそうだけど、GIGAスクール構想のスペックは満たしそう。
ここまでタフなのは難しいとしても、任天堂に作ってもらうっていう手もある。オレは買ったことないから知らんけど、子供が使って壊れにくい端末ずーっと作り続けているじゃん。子供向けのノウハウ持っていそうだから、壊れにくい端末作れるんじゃね?知らんけど。
あと、壊れても気にならない端末にするとか。オレもある端末を壊しまくってる。Fire HD 8である。半身浴用に使っているのだが、
風呂に入る時に洗面所に持って行き洗面台から体重計の上に二回落とした。一回目は右上にクラック入っただけだったけど、二回目で左側がバキバキに。
わかりにくいけど左側は結構割れてる。
色が違うほうが分かりやすい。
でも、操作には全く問題無いんだよね、これ。なのでまだ買い替えない。なお、このFire HDの前に買ったFireは電車内で落としてイヤホンのプラグが折れて刺さったままになっている。
調べたらこういうことになって、
しかもこうだww
iPad落としてヘッドフォンのプラグ折れた🔌
— ꧁🐶꧂ (@shigeo_t) 2019年4月26日
幸いiPadは壊さなかったけど。
Fire HDだとGIGAスクール構想の要求スペック満たさないかな?安いんだけどな。