いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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少々

コメント欄が盛り上がりすぎてて草。

 

togetter.com

 

見ればわかるけど「分量に迷う表現」っていうセクションがまとめにあって、「少々」とか「ひとつまみ」がどの程度の量かわかるようになってる。

 

で、普通に料理やってりゃそうなるんだけど、味見しろという話になってる。でもコメント欄に湧いているのは「定量で示せ」派。

 

コメント欄でも説明している人がいるけど、お菓子作りなら基本的に計量できるものがほとんど。微妙なのは卵くらい。卵も黄身・白身分離して計量すればg単位にできるけどね。余った分はどうすんのって話はある。お菓子作りがきちんと定量を提示しているのは、そうしないと膨らまないとか理由がある。

 

でも通常の料理の場合、調味料を一所懸命定量化しても材料がピッタリその量じゃないんだから意味がない。だから適量とか少々とかひとつまみという表現になる。そもそも肉とか野菜って、レシピ作成者と料理する人で同じ味になるものを同じ量手に入れることなんてできないじゃん。薄力粉200gとか無塩バター100gとかとはわけが違う。それはエネルギー量などもそう。産地や栽培方法やその時の日照などの条件が変われば数字も変わる。でも、そこらへんをザクっと丸めてエネルギー量とかビタミン量・ミネラル量などを計算する。○○という料理は700kcalですっていった時、実際には使っている材料で上下する。摂取する段階で気にするほどの誤差はあまり発生しないから、気にしないというお約束になっている。実際には700kcalだと思っていたものが750kcalだからって太るわけじゃないし。

fooddb.mext.go.jp

 

さすがに味の場合は「誤差OK」というよりは、個人で好みに仕上げろという話になるので適量だの少々だのひとつまみという表現になるわけで、0.2gです0.3ccですとか言われてきちんと計量できないくせに量を示せっていうほうが難癖。

 

でも、そういう奴らに合わせた料理本もある。定量で示せという奴らが理系とは思えないけど。

 

お試し版もある。にんじんは入れなくても味に大差ないとか肉は〇〇〇g±〇〇gとか誤差の範囲までしっかり書かれている。

 

これ読んでみてそれでもダメなら料理しないほうがいい。

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