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Windows 11仮想マシンには入らなかった

前回実マシンであるThinkPad X220にWindows 11をインストールしようとしたが、入らなかった。

 

手順はこちら。

 

実マシンで失敗するならもう少しマシなマシンのVMをアップグレードしてみることに。通常ならWindows 11対象外だが弊社内で一番最速のThinkPad W540内にVMWindows 10を立て、それをWindows 11にアップグレードする作戦を考えた。

 

まず最初にWindows 7からWindows 10にアップグレードしたVMがあるので、それをクローンしてアップグレードする作戦を考えた。しかしやってみると対象外という表示が出る。見てみるとメモリが3GBしかないのと、32bit版だった。メモリはすぐに増やせるが32bit版は無理だろう。

元々Windows 7を立てた時は、メインバンクの信金の法人インターネットバンキングがWindows 8未サポートだったため、初代お仕事用PCであるThinkPad W520を中古で購入した際に付いてきたMRRライセンスを使用。

www.microsoft.com

W520には別途購入したWindows 8 64bitをインストールしたので、MRRのWindows 7 32bitは数分しか使っておらずアクティベートしていないので問題なく使える。

そしてWindows 7のサポート終了とともにWindows 10にアップグレード。64bit版にしたかと思ってたが32bit版のままだった。

shigeo-t.hatenablog.com

 

そこでクリーンインストールWindows 10 Proを用意。ライセンスを買うかどうかはまずWindows 11にできるかどうかが第一関門なのでアクティベート前。

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21H1だが随分Windows 10のインストーラーも洗練されている。でもWindows 10のインストールは本題では無いので割愛。こんな感じである。

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そんなこんなしているうちにこんな記事が。

www.itmedia.co.jp

 

内容は上記で参照したものと同じだった。VM上でレジストリエディタを開いてみるとHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetupが無い。

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無いなら作ってみるしかない。

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DWORD値をセットした。

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ISOファイルはすでに作っておいたのでVMware Workstation Playerの機能でマウント。

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マウントできている。

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UACが動く。

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インストーラの起動はできた。

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はい死んだ。

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前回はこのメッセージ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shigeo-t/20211011/20211011152536.png

 

調べてみる。

support.microsoft.com

TPMが無い。

f:id:shigeo-t:20211013101926p:plain

 

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ほう。そもそもホストのThinkPad W540のCPUはCore i7-4710MQで第4世代。TPM2.0は第8世代だから相当新しい。

TPM を有効にする方法
TPM を有効にする必要がある場合、これらの設定は UEFI BIOS (PC のファームウェア) で管理されており、デバイスによって異なります。 これらの設定にアクセスするには、[設定] > [更新とセキュリティ] > [回復] > [今すぐ再起動] を選択します。

次の画面から、[トラブルシューティング] > [詳細オプション] > [UEFI ファームウェアの設定] > [再起動] を選択して変更を加えます。 これらの設定は、UEFI BIOS の [Advanced]、[Security]、[Trusted Computing] というサブメニューに含まれていることがあります。 TPM を有効にするオプションには、[Security Device]、[Security Device Support]、[TPM State]、[AMD fTPM switch]、[AMD PSP fTPM]、[Intel PTT]、[Intel Platform Trust Technology] などのラベルが付いている場合があります。

 

MicrosoftがそういうならVMBIOSを開いてみるしかない。一度シャットダウン。開いた。見覚えないな。だいぶ変わった気がする。

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[Enter setup]を選ぶ。

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スクリーンショットの下の階層を見たがどれを見てもTPMっぽい記述が無い。

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今度はMicrosoftではなくVMwareのドキュメントを探す。

docs.vmware.com

前提条件

手順

  1. 仮想マシンを選択して、[VM] > [設定] を選択します。
  2. [追加] をクリックします。
  3. [Trusted Platform Module] をクリックします。
    オプションが使用できない場合、Trusted Platform Module デバイスはゲストでサポートされません。
  4. [終了] をクリックします。
  5. [OK] をクリックします。

またシャットダウン。ハードウェアの追加ウィザードを表示。

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無いですね。前提条件の暗号化を調べてみる。

 

docs.vmware.com

注:Workstation Player では暗号化された仮想マシンは作成できません。VMware Workstation 7.x 以降または VMware Fusion 7.x 以降を使用する暗号化された仮想マシンのみを作成することができます。

 

はい終了。Fusionあったよなあと思ってMac miniを開いてVMware Fusionの設定画面を見る。

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TPMあるやん。多分Mac miniTPMをONにしていてW540はOFFってるんだろう。ということで今仕事でなかなかリブートできないW540ではなくMac miniWindows 10環境を作ってやってみるしかない。

 

まさかWindows 11のためにMacが必要とはw

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