いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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カルトの手法はカルトほどのご利益無い分野には効き目無い

思わずムカついた。

 

まるでカルトの手法じゃん。一般生活から切り離すという。怖いわ~w

 

ここでデスクトップOSのシェアを見てみる。

news.mynavi.jp

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macOSに名称変更して幾星霜、未だにOS Xって書いているのはどうかと思うけどそれは別のお話。

 

あとUnknown=分類不能が増えているが、

もともと、デスクトップ向けOSのシェアの推移は緩やかな傾向が見られるが、2021年に入ってからはWindowsMacのシェアが減り、代わりに「分類不明(Unknown)」に分類される割合が増加する傾向がはっきりと現れている。今月は8%ほどが判定できていない。シェアの推移を見る限り、WindowsMacの一部が分類不能になっていると見られるが、詳しい理由はわかっていない。

ということでLinuxが増えたとは見られていない。全部Linuxに足しても10.3%でmacOSに及ばないけどな。超漢字とかOS/2 Warpが急に増えたとか無いのか?無いかw

 

前にも何度か書いたけど攻め方を間違えてる。

shigeo-t.hatenablog.com

shigeo-t.hatenablog.com

shigeo-t.hatenablog.com

 

連ツイしたけど(再掲)、

きちんと書いておく。

 

 WindowsmacOSのシェアの関係性からいく。

まずWindowsApple以外のPCメーカーはWindows以外にメーカー製OSを選択できない状況である。Microsoft以外に優れたOSを出すメーカーが仮に存在するのであれば問題ないのだが、ここ20数年永続的に存在したことは無い、Appleを除いて。しかしAppleはごく一部の例を除くと他社にOSだけを提供しない。Mac+macOSの組合せのみ。Appleのようなプロプラエタリ路線を採りようが無いメーカーにとって商用OSはWindows一択である。Googleの世界から締め出されたHuaweiみたいなことは長続きしない。サプライサイドの理屈が商用OSならWindows一択であるのに対し、コンシューマーサイドはネットワーク外部性とかバンドワゴン効果とか言われる「今までWindowsだからWindows」「周りがWindowsだからWindows」である。社内の業務システムを動かすのにWindowsの機能を使っているから会社PCはWindows、会社で使ってるからということで自前のPCや家庭で使用するPCもWindows。そうなると周辺機器もアプリもWindows用が仕事用から家庭用まで揃う。そこにマーケットがあるから。

 

macOSWindowsにシェアで劣後しているけど、やっぱり仕事用から家庭用までのアプリはそれなりに充実する。これくらいのシェアがあればそれなりにマーケットは存在する。

 

で、今回の本題で問題のLinuxである。サーバ用途では高シェアであるがデスクトップ用としてはどうか?

 

今どきのPCならLinuxが立ち上がらないということはまず無いだろうけど、周辺機器やアプリの充実度では上位2OSとは比較にならない。また、OSそのものもM1 Macではこういう話もある。

japanese.engadget.com

 

サーバOSじゃないmacOSGUIありだといらんことするWindows Server、GUI無しだと途端に設定が超めんどくさいWindows Serverに対し、サーバOSとしてはいらんことしない扱いやすいいいOSであるLinuxGUI無しで設定簡単だし、(設定者に依存するという前提ありだけど)セキュアにしやすいLinux。サーバだと色んな周辺機器つながないしな。NICとディスク/RAID周りと今ならGPU周りさえしっかりしていればいい。ディスプレイでさえSSH接続ならVGAレベルでつながりさえすれば気にならない。

 

ところがデスクトップOSとなった途端に周辺機器のドライバ待ちになるわ、アプリは無いわまるで使えない。

 

ここでLinuxの利用者を増やしたいならこれだろうか?絶対に違う。

 

頭弱いと煽られて「あ。そうなのかな?」ってWindowsmacOS消して(M1だとどうなるんだろ、今?)Linuxにして同じような奴が再生産されるかもしれないけど、普通に考えてまずWindowsmacOS消すほどのメリットある?無いよね。消さないよ。

 

ま、オレみたいなのだと「は?冗談だろ??」じゃなく「は?馬鹿なの??」と漢字で馬鹿って書くぐらいには馬鹿にする。普通の人は普通にいい人なのでオレみたいな直球投げないだろうな。だから気付かないんだけど。

 

今のOS消せLinuxにしろなんて、カルトの手法そのものなんだけどモノがOSだとそんなにご利益無いよね。なんか知らないけど家族の重病が消えてなくなるとか、なんだかわからないけど救われるとかそういうものはLinuxには一切無い。それどころか単に不便。eTAXはWindowsmacOSをサポートしてるけど、Linuxは存在すら認めてない。どうすんの?なんなら会社のシステムでも使えないし、家族から年賀状ソフトどうしたって言われたり。Libre Officeで年賀状ソフトもどき作る?

 ツイート主はペンギンだな。奇しくもじゃないんだろうけど。

 

結局、デスクトップOSとして大きくシェア劣後した状態を正しく理解してそこからスタートするしかない。

 

まじめに活動するなら、まず今ならかなり親LinuxMicrosoftから攻めるかな。まずはMicrosoft Office。「Libre Officeがあるから大丈夫、互換性あるし」じゃねーんだよ。LinuxMS Officeが動くってことは他OSや他Verとの互換性はMicrosoftが責任を負うってこと。Libre Officeを使うとうまくいかない時は自己責任だけど、MS Officeを使ってうまくいかないのはMicrosoftのせい。そんなにすぐに直してくれる会社じゃないけど、じきに直る。ずっと互換性問題抱えるよりはマシ。

 

あとは周辺機器。主要周辺機器メーカーにLinux用ドライバをディストリビューション問わず動くように準備してもらう必要がある。そうしないとデバイスを使用するアプリケーションがLinuxをサポートしない。

 

現実路線として考えると、せっかくVMやWSLですぐにLinuxを使える状況にあるのに、それを無視するのは間違ってる。コンテナでもいいけど。

結局サーバサイドがLinuxならアプリ開発・テスト環境にもLinuxは必要だったりするので、「Linux学ぶなら」レベルはそこからでいいじゃん。Windows消したらWSL動かないぞw

shigeo-t.hatenablog.com

  

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