Ubuntu 18.04のVMをVMware Workstation Player上で作成。
VMware Workstation Playerは15になってから、
Toolsを勝手にインストールしてくれるので楽になった。
JuliusをUbuntu 18.04で動かすのにあたり、元々参考にしていたのはこのエントリ。
ところが上記Qiitaのエントリ通りサンプルの実行を行うと、
このようなエラーが出る。マイクを掴めない。
最初はVMだからミスっているのかもと思い、ThinkPad W530でUbuntuのベアマシンで実行してみた。しかし同じエラーが出る。
そこで色々調べてみるとこれがヒットした。
RaspberryPiのようにカーネルを変えるという話でもないので、下記を実行。ただし、make installはsudo付きじゃないとエラーになる。
最初のVMでは下記が出た。 Logitech USB Deviceはカメラ+マイクのC270である。
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最初のVMではVM側に接続したのだが、このブログを書くためにもう一台VMを作って確認したら、今度はダイアログは出ず、VMにC270を接続しなくても使用できた。
ということで整理すると、
エラーの原因は
- 最新のカーネルでは
snd-pcm-oss
のモジュールが含まれていない
ということで、
使用するサウンドドライバを変更する(*最新カーネル対応)
最新カーネルで動かしたい場合は,juliusのコンパイルの際にサウンドドライバをoss標準でないものに指定する必要があります
ThinkPad W530でもVMware上のVMでも同じように動作したので、JuliusはVM上でもマイクからの入力は可能となった。