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てきとーに生きている奴の日記

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PowerShell Coreのインストール Linux編

PowerShellを起動するとこんなメッセージが出るようになってた。

 

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開いてみると確かにクロスプラットフォームである。

PowerShell Core 

現在、PowerShell Core は GitHub 上のオープン ソース プロジェクトです。 サポートされているプラットフォームや実験用のプラットフォームなど、さまざまなプラットフォームで PowerShell Core をインストールする方法について詳しくは、次の記事をご覧ください。

 

Windowsの`PowerShellがおかしくなるとそれはそれで困る。そこで、LinuxmacOSPowerShell Coreをインストールしてみることにした。

 

Linux

インストール方法のページはこちら。


見てみるとGUIは不要で、例えばUbuntuだとdpkg,wget,apt-getなどのコマンドでインストールできる。そこで今回はVMUbuntu 18.04に「パッケージ リポジトリによるインストール」をやってみることにした。

 

久しぶりに起動したVMだったのでdpkgが自動アップデートでロックされてしまい、アップデートを掛けたら壊れたw壊れてもいいVMだったけど。

そこで急遽WSLのUbuntu18.04に対して実施。コマンドは下記の通り。

# Download the Microsoft repository GPG keys
wget -q https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/18.04/packages-microsoft-prod.deb

# Register the Microsoft repository GPG keys
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb

# Update the list of products
sudo apt-get update

# Enable the "universe" repositories
sudo add-apt-repository universe

# Install PowerShell
sudo apt-get install -y powershell

# Start PowerShell
pwsh

 起動できた。

f:id:shigeo-t:20190715104018p:plain

 まず$PSVersionTableコマンドでバージョンを調べてみる。

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Windows上に1つだけ動くPowerShellシェルスクリプトを持っているので起動してみる。

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確かにWindowsのファイル名・フォルダ名の書き方ではLinux上からエラーになってもおかしくない。当該部分をLinux用に直したシェルスクリプトにした。

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これで実行するときちんと動く。

f:id:shigeo-t:20190715105939p:plain

 

ということで、PowerShellシェルスクリプトも動くし、Linux上でもPowerShellが使えることは確認できた。どんな使い道があるんだという疑問は無い訳ではないが、今回やってみたようにPowerShellシェルスクリプトをそのままポーティングせずに動かすとか、そういう用途はありそう。コマンドレットの長さとか、受け付けないんだよなPowerShell ww

思ったよりも手間取って急遽WSL上で実験したので力尽きた。macOSへのインストールは次回。

PowerShell実践ガイドブック ~クロスプラットフォーム対応の次世代シェルを徹底解説~
 
Windows PowerShellクックブック

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