いろいろやってみるにっき

なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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間に合わなかった謝罪

各競技団体で問題が起きても、いつものレピュテーションマネジメント話はあまり書いてこなかった。まあ、協会(競技団体)の上のほうはネットスラングで言うところの脳筋だし。それでも日本大学は2回書いてた。

 


今回の体操協会の問題、塚原夫妻が急に謝ったので外的圧力があると思ったら、やはりそうだった。

塚原直也内村航平鶴見虹子ら数々の五輪選手を輩出してきた名門「朝日生命体操クラブ」の名がなくなるかもしれない。クラブを協賛する朝日生命の調査広報部担当者は、運営、指導を務める塚原夫妻のパワハラ疑惑に関し、第三者委員会の調査に「しっかりと協力する」とした上で、その調査結果の内容によっては協賛の存続を「判断、検討していく」とした。

朝日生命側から「何やってるんですか?」と釘を刺されたのは大いにありうる。外から見れば、「パワハラはありません」と言ってやっているその行動そのものがパワハラだし。録音データを公開すれば、「親呼ぶぞ」とか言っているし。

 

体操競技自体をそれほど分かっていなかったので、「朝日生命体操クラブ」という名前が出た時に意外感を持っていた。それは経営的にそれほど余裕が無いため。


ソルベンシーマージン比率はどれだけ支払い余力があるか。上記サイトにも説明が書かれている。

 

例えば上のリンクのランキングだと朝日生命は41社中38番目。下から見ていくと、41位の第一フロンティア生命は第一生命グループ(業界上位)。40位のカーディフ生命はBNPパリバグループ。39位のフコクしんらい生命は富国生命グループ。富国は手堅い。いずれもバックがあるので、単独でのソルベンシーマージンや業績だけではない安心感がある。一方38位の朝日生命は独立系だし相互会社ということもあり特にバックは無い。相互会社については以前書いた。


そんな中で全国ネットで悪者として「朝日生命体操クラブ」の名前が流れるというのは、ちょっとダメージが大きすぎる。

 

そういう意味では、企業名が出なかったボクシング協会とは様相が異なる。日本大学の場合は日本大学そのものが学校法人として業績にダメージがある状況。今回もちょっとアレな協会トップ(表現がちょっと良くないw)だけならグズグズ進んだのだろうが、企業名が流れたのでストーリーが変わったのだろう。間に合っていないけど。

 

最初はコーチのパワハラ・暴力という話でスタートしたのに、刺した方が刺されるという結果。現役のトップ選手、未来のトップ選手には迷惑な話だが、他の競技でもまだまだあるかも。競技団体の幹部がほぼ全部その競技絡みというのはちょっと時代に合わないのだと思う。やはり、経営の専門家は必要だろう。またリーガルだけでなく、リスクマネジメント全体の専門家も、常勤ではないにせよすぐに動かせる体制は必要だろう。

 

ところで、なんでバレーボール出身の三屋氏がバスケットボール協会のトップなの?(疑問だけど調べないw)