大学の研究室に置いているThinkPad W520のVS Codeが、いざ使おうと思ったら画面真っ黒で使えない。
高機能で非常に重宝していて、使用するどのPCにもインストールしているのだが、まさかの事象。
検索してみるが同様の事象はネットでは見つからなかった。藁をもつかむ思いで@ITの下記の記事を見てみたが、手探りで配色テーマをクリックしても全く変わらない。
OSを再起動してもOSの配色を変えても、アンインストール後再インストールしても変わらない。settings.jsonを探してみると、\AppData\Roaming\Code\Userの下にあった。
開いてみるとMonokaiになっている。
@ITの記事にある奴でもっとも文字数が少ない配色"Red"にしてみる。起動してみるも変わらない(´・ω・`)
ミーティング中に弊社技術顧問に相談してみたら、こんなのを見つけてくれた。日本語で探したオレ敗北。
早い話がGPUの使い方で変なことがあるよということである。ただし、このgithubのエントリは Linux版だが。でも同じかもしれないということで、VS Codeの起動時にコマンドラインからオプションパラメタ" --disable-gpu"を入れてみた。GPUを使わない設定である。
C:\Users\Shigeo>code --disable-gpu
そうすると見事に中身が表示されるようになった。
あとはこの色だと使いにくいので使いやすい色に変更、デスクトップ上のアイコンにも" --disable-gpu"を追加。VS Codeに関連づけされたファイルから開くと真っ黒けで表示されないが、あらかじめパラメタ付きで起動しておけばOK。そのうちファイルからの起動にもパラメタが効くように設定する。めでたしめでたし。
このThinkPad W520って、Windows 10にしたときにもここいらへんでトラブっていたんだった。
VS Codeは使いやすいのでマジお勧め。