若い人ほど投票にいくべきである。
分かりやすいツイートが流れてきたのでブックマークしておいた。
よっしゃ完成。https://t.co/J8yyFriuiv
— (,,゚д゚)ウマー (@pianist_danna) 2017年10月14日
ここの第34回(1969年)〜第47回(2014年)衆議院選挙および、
第15回(1989年)〜第24回(2016年)参議院選挙の年齢別投票率を生まれ世代毎に集計し直した投票率推移グラフ。 pic.twitter.com/VCOsAOpMWp
たらればさんが選挙の投票率を紹介してましたので一歩踏み込んで投票数を計算してみました。実際に当落を決めるのは率じゃなくて数なので。2014年選挙では60歳以上の票が半分近くを占めています。20代・30代は合わせて20%くらいですね。 pic.twitter.com/FIf89TG4B3
— 五味馨 (@keigomi29) October 2, 2017
多分、出元の数字は下記。この数字をもとに、若い世代がガッチリ投票したらどのような効果があるのか計算してみた。
年齢別人口統計データは下記ページのものを使用。
統計局ホームページ/人口推計/人口推計(平成25年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐
使用したデータはhttp://www.stat.go.jp/data/jinsui/2013np/zuhyou/05k25-1.xls
で、少子化を反映するため調査時期平成25年10月を勘案し、5歳若くずらした。実際には平成29年10月-平成29年10月なので4歳だが、コピペが面倒なので5歳ずらし。つまり今回18歳~29歳は13歳~24歳を使用した。以降そのままずれている。1歳差は数字を見ても大差ない。
最新の人口推計もあるのだが、年齢別を見つけられなかったので平成25年調査のデータとした。
上記グラフから各年代別に最高投票率、最低投票率、前回を抽出し表にした。そこから各世代が前回と同じ投票率ならどうなるのか、20歳代+30歳代が90%投票したらどうなるのかを表にまとめている。
Excelの表がうまく表示できないかもしれないので、図でも貼っておく。
全ての世代が前回並みの投票率だとすると、20歳代(18~19歳含む)+30歳代を合わせた数字と60歳以上で比較すると2.84倍。それに対し20歳代(18~19歳含む)+30歳代が90%の投票率とすると1.18倍まで寄ってくる。約3倍とほぼ同じという違い。ここまで近い投票数だと、若い世代を重視した政策が必要だと(普通の政党なら)考えるはず。
あと、計算はしなかったが40歳代+50歳代が前回並みだと最も投票数が少ない世代になってしまう。
どの候補、どの政党に投票するかではなく、とにかく若い世代は投票することに意味がある。数字を見ても明らかである。
あと、白票でもいいのか問題だが、下のエントリにも書いている通り、選挙とは当選者と落選者を決めるイベントなので、無効になる白票は投票した意味が薄れる。有効な投票をするべきである。
若い世代の多くは過去の投票率を見ても、今まで投票行動が慣習化していないので、いきなり90%台の投票率は難しいとは思うが、期日前投票も含めお誘いあわせの上ぜひ投票を。
その他参考資料をいくつか。
なんか友達が「はじめて真面目に選挙に臨もう」と思って市内走り回った結果のまとめがすごかったので許可取ってお披露目しようと思う(゚д゚)
— 鉄リン㌠ (@tetsulink) 2017年10月18日
選挙の参考になれば pic.twitter.com/W0DeFABFmD
本出るのね。