CUDA-Zは、 CUDA対応GPUとGPGPUに関するいくつかの基本情報を示す 。 nVIDIA Geforce、Quadro、Teslaカード、IONチップセットで動作する。
CUDA-Zは以下の情報を表示できる。
今回はCompute Capabilityのバージョンを調べたかったためこのツールを見つけた。理由はこのツールの動作環境チェック。
ダウンロード
サイトはこちら。最新バージョンは0.10.251の模様。Windows,Linux,macOS用がある。
日本語版のサイトも見つけた。なんか日本語版のバージョン番号は0.11.259で大きいんですけど、どういう違いなのか情報が無い。
今回はオリジナルサイトのWindows版を入れて比較してみる。日本語版のほうは後日別途。Windows用のページをクリックし、
64bit版をクリックすると、数秒後にダウンロードが開始されダウンロードが行われる。
そのまま実行ファイルなので、実行すればOK。各マシンで表示させ違いがあるのは分かったが、今回はスクリーンショットまで。Performanceタブには「Heavy Load Test Mode」や「Export>>」があるが、時間があるときに比較表にまとめる。
ThinkPad W520
nVididia Quadro 2000MでCUDAが使える。大学の研究室に置いているマシンである。起動するとこのCoreタブ。Compute Capabilityは2.1と古い。バックが地球?で黒バック基調に白抜き文字で見にくい。
Memoryタブ。
Performanceタブ。
ついでにAboutタブ。
ThinkPad W530
オレのメインマシン(自宅設置)、社員の人のメインマシン(研究室設置)である。nVidia Quadro K2000Mである。似たような名前だが中身は異なる。まずCoreタブ。 Compute Capabilityは3.0である。世代が違うせいかClock Rateはこちらのほうが低い。
Memoryタブはこちら。
Performanceタブ。
ThinkPad T430s
nVidiaのGPUが載っていないT430sも比較対象として動かしてみた。起動時にこのメッセージが出てお終い。
今回はこんなところで。
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