ThinkPad X200はVista x64だったのだが、SSDに換装したのにもうどうにも遅くなってきて、ここ1か月Ubuntuを動作させていた。しかし都合があってWindows Server 2012 R2のほうが良いということになり、ISOイメージをダウンロードしインストールDVDを作成しようとした。
ところが、最新のWindows Server 2012 R2のアップデート版は5GB超だった。せっかくブランクのDVD-RとDVDドライブを用意したのに、これでは焼けない。いつの間にこんなに肥大化したんだろう。ちなみにWindows Server 2016も5GB超だった。
ウチの社の場合、BizSparkでライセンスを付与されているので、正規ライセンスでインストール可能。
幸い、こないだmacOS Sierraのインストール用に作成した、8GBのUSB3.0メモリが使用済で手元にあった。ThinkPad W520で作成した。
手順は下記の通り。
- ISOイメージをダウンロードする。
- ダウンロードしたISOをマウントする。右クリックでメニューに出るはず。ダブルクリックでもマウントできるかも。
- コマンドプロンプトを管理者モードで起動する。Windows 8以降の場合は簡単で、Windowsキー+[X]でメニューが出るので、そこから起動する。
- USBメモリを挿す
- diskpartコマンドを実行
- list diskコマンドで一覧を出す
- この例ではディスク 4がUSBメモリなので、ディスク 4を選択する。
- 選択されていることをlist diskで確認する。先頭に*が付いている。
- cleanで初期化する
- プライマリパーティションを作成する
- パーティションを選択する
- パーティションの選択を確認する
- アクティブ化する
- exFATで(クイック)フォーマットする
- list volumeで確認する
- diskpartコマンドを終了する
- robocopy {マウントしたISOのドライブ} {USBメモリ} /s /e /r:1 /w:1コマンドでISOイメージをコピー
(中略) - bootsect /nt60 {USBメモリ} コマンドでブートセクタを更新
以上である。install.wimが4GB超なのでフォーマットはFAT32ではダメ。NTFSだとUEFIマシンで使用できないことがある。そこでexFATである。
これをX200に挿してブートしたところ、きちんとOSインストールできた。ただ、5GB超のISOイメージなのにWindows Updateを掛けたら全部で214個もアップデート項目があった\(^o^)/。ダウンロード速度が200Mbps以上の環境なのに、HDDだったためか2時間以上も掛かった\(^o^)/。余っているSSDにしておくんだった。
[改訂新版]Windowsコマンドプロンプトポケットリファレンス
- 作者: 山近慶一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/03/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
MICROSOFT WINDOWSコマンドライン活用ガイド (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: ウィリアムR.スタネック,William R. Stanek,梅村新,井上三千代
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2004/12/25
- メディア: 単行本
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (2件) を見る