いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

古いエントリのサムネイル画像がリンク切れになってたりするけど、チマチマ修正中


【改訂】Amazonプライム・フォトに何かわからない写真・ビデオ以外のファイルがアップロードされたら

今開発中のサービスでは画像置き場が必要なのだが、問題はAPIFlickrで仮決めしていたのだが、年額1万3,800円ならAmazon Driveでもいいかなと調査を開始。


プロローグ

APIで気になるのはリクエスト数などの制限だが、緩和する方法もあるようなので、もう少し突っ込んで調べたり使ってみたりしようと思う。

 

ちょっと調べているところで下記のエントリを発見。

実際にAPIを叩いてという話ではないが、すでに作成されているツールが紹介されている。

 

この中で紹介されているACD Dokan.Netを使えば、クソ遅いWebDAVを使わなくてもよいことになる。

というわけで今回は改訂版。

 

インストール手順

Amazon Cloud Driveの容量無制限プランが素晴らしすぎるという話 - さわっても熱くない花火ではインストール手順は書いていない。いくつか引っ掛かりそうなポイントがあるので手順を書いてみる。

なお、OS再起動が入る可能性があるので、なにか仕掛かっている時はインストールを待った方がいいと思う。

Dokany

ACD Dokan.netの前提としてDokanを使っている。上記サイトで紹介されている通り、Dokanをフォークした(Dokanから派生した)Dokanyをインストールする。

  Dokan - Wikipedia

Dokanyのダウンロードは下記のgithubから。バージョンを調査したが、ここで指定されている0.8.0は現状最新、バージョン1はRC3まで進んでいるが今回は固く0.8.0で。

開いたらぐーっとスクロールする。今回は、この中からDokanInstall_0.8.0_redist.exeをダウンロードする。

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実行するとUACが動くが[はい]でこのウィザード。

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[I Agree]をクリックすると、インストールウィザードはインストール対象に遷移。このまま[Install]をクリックする。

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バックグラウンドには上記のウィザードが残っているがVC++のランタイムインストールがフォアグラウンド表示される。

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VC++のインストールウィザードが消えると黒い画面が出たりするが、ほどなく完了。

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ACD Dokan.net

ACD Dokan.netはGithubの下記ページから。現状正式版最新の1.5.5である。プレリリース版1.5.6も出ているが、今回は1.5.5で。

これは迷わないと思うが ACDDokanNetInstaller.msi をダウンロード。実行すると、下記 のようなインストールウィザードが立ち上がる。[Next >]をクリックする。

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インストール先の設定になる。このままでよいと思うので、[Next >]をクリックする。

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次も[Next >]をクリックする。

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UACが出るので[はい]と答えると、ちょっとプログレスバーが出るが、スクリーンショットを撮る間もなくインストール完了。[Close]をクリック。

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使ってみる

ACD Dokan.net Settingsを起動すると、下記のようなダイアログが開く。

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[Mount]をクリックすると、ブラウザにサインイン画面が開く。[サインイン(セキュリティシステムを使う)]をクリックする。

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ACD Dokan.net Settingsのほうはこのように変わる。

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エクスプローラで開いてみると、ACD Dokan.net Settingsで設定したドライブレターDにAmazon Cloud Driveがマウントされている。開いてみると、ほとんど応答の無いWebDAVよりも圧倒的に速い。

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使っている帯域は5~10Mbpsくらいのようだ。 

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 というわけで、前回はCarotDAVでWebDAV接続する形だったが、CarotDAVが悪いのではなく元々WebDAVという仕組みが遅い。それに比べるとRESTのAPIを叩いているので高速である。

CrystalDiskMarkで比較してみる。API制限に引っ掛かるので正確には出せないが、SSDよりもシーケンシャルリードならSSDよりも速いのかも。別途正確に測る方法を考えてみる。

まずはAmazon Cloud Drive。Writeでコケた。

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上はSSD、下はHDD

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Intel SSD 520 Series(Cherryville) 480GB 2.5inch Reseller BOX SSDSC2CW480A3K5
 

 

アーカイブ用途なら全く問題なさそうな気がしてきた。ネットワーク次第だが。

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