2016年4月から電力自由化である。3月11日現在で10万件か、少ないな。全国の世帯数は約5,000万軒だし、企業数は386万社。まだこれからといったところか。
電力自由化と言っても、細かいところまでは分かっていない。ということで、契約先を決める前に色々調べてみることにした。
比較サイトなどは複数あるが、分かりやすいサイトを見つけた。
分量が多いので実際に読んでいただくとして、目次を引用してみる。
網羅性が高いことがお分かりいただけるだろう。ここで気になったのは、このサイトの運営者である。 電力小売会社が運営していたのでは、内容がフェアであることを担保できない。そこで、このサイトを運営をしているエネチェンジについて調べてみた。
英国発の日本人スタートアップがそのルーツ
エネチェンジは2015年4月の設立。そのルーツは英国発のスタートアップだ。もともとは建築・エネルギー事業を手がけるJASDAQ上場のエプコの代表取締役 グループCEOの岩崎辰之氏や、英・ケンブリッジ大学の卒業生らが英国で2013年に電力関連の技術を研究する「Cambridge Energy Data Lab」を設立。そこで電力データの解析をはじめとして研究やサービス開発を進めていたが、そこから価格比較サービスを切り出す形で日本にエネチェンジを立ち上げた。
エネチェンジの代表には、同ラボの創業メンバーである有田一平氏が就任する。有田氏はJPモルガンで債権やトレーディングなどにかかわるシステムの開発に従事。その後グリーの海外向けプラットフォームの開発に携わった。
ところでこのエネチェンジ、なぜ英国発なのか? それは英国が2002年から電力自由化を進めており(ヨーロッパ各国は2008年までにすでにほとんどの国が電力を自由化している)、なおかつ経済規模が大きく、かつ地理的には島国という、日本のモデルとなる環境なのだそうだ。そこでの研究成果を日本の市場に生かす考えだ。
なるほど、比較が商売なら割とフェアだろう。
主な事業内容を見てみるとなんかすごい。
「エネチェンジ」の運営
「SIMチェンジ」の運営
電力データの統計・データマイニング
データマイニングですよ。スタッフのところを見ると、データサイエンティストも紹介されている。なるほどねえ。
東京電力のエリアの電力小売会社は、下記のページにリンクがある。
ほかにも比較サイトを見つけた。運営者情報を見ると「私一人でやってます。」と書いてある。マネタイズできているんだろうか。
ここの場合は地域ごとに比較表があるので、どういう会社が電力小売に参入しているのかが分かる。たとえば、関東エリアだと下記のページである。
ざっと眺めると、関東では29件掲載されている。割高な電力小売会社は赤文字で、割安な電力小売会社は青文字で記載されている。
といった形で比較検討する方法は分かったので、じっくり読み込んで明日には決めてしまおうと思う。すでに3月末だし。
ちなみに東京電力にステイすると、弊社の場合は今よりも上がってしまいそうである。そうなると切替は必須である。
あと、手元には東京電力からの「電気使用量のお知らせ」が必要である。
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