海藻全般好きなんだけど、ひじきだけは苦手だったんだよな。なんでか分からないけど。
文部科学省は25日、日ごろ口にする食品の栄養成分をまとめた日本食品標準成分表の改訂版を公表した。製造に使う釜の多くが鉄製からステンレス製に代わったことで、ヒジキに含まれる鉄分が大幅に減った。
(中略)
表示が大きく変わったのが「鉄分の王様」とも呼ばれるヒジキ。100グラムあたり55ミリグラムあった鉄分が6.2ミリグラムと、9分の1になった。ステンレス製の釜が普及し、以前より鉄分が少ないものが流通していることが理由。切り干し大根もステンレス製包丁の普及を受け、鉄分が9.7ミリグラムから3.1ミリグラムに減った。
9分の1ですってよ、奥様。
そんなところにこのツイート。
ひじきはヒ素を含んでいるのはよくないけど、鉄分も多いというプラス面もある、みたいに言われていたのに、鉄分がなかったとなるともう食べない方がいいのでは https://t.co/Em2kYRR4JJ
— yuco (@yuco) 2015, 12月 27
リンク先はひじきに含まれるヒ素|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局である。少し引用してみよう。
- 英国食品規格庁(Food Standards Agency :FSA)はカナダ食品検査庁(Canadian Food Inspection Agency:CFIA)の報告をうけ、ロンドンで売られている31検体の海藻類について、総ヒ素と無機ヒ素の濃度を測定した(下表)。
- 海藻類はたいてい乾燥されて売られている。水戻しを前提として検体を調製した。
- ヒ素はすべての海藻類から検出されがひじきは特にヒ素が多く含まれていた。健康被害としては有機ヒ素よりも無機ヒ素のほうが問題であり、ひじきを食べることで、無機ヒ素を多く摂取することになるので、あえて食べないよう勧告する。
海藻類のヒ素濃度(単位は海藻類1キログラム当たりミリグラム)
乾燥
総ヒ素乾燥
無機ヒ素水戻し
総ヒ素水戻し
無機ヒ素戻し水
総ヒ素戻し水
無機ヒ素ひじき平均値
(n=9)110mg/kg 77mg/kg 16mg/kg
湿重量11mg/kg
湿重量5mg/kg 3mg/kg あらめ平均値
(n=3)30mg/kg 0.3mg/kg未満 3mg/kg
湿重量0.3mg/kg
湿重量未満1mg/kg 0.01mg/kg未満 わかめ平均値
(n=5)35mg/kg 0.3mg/kg未満 4mg/kg
湿重量0.3mg/kg
湿重量未満0.4mg/kg 0.01mg/kg こんぶ平均値
(n=7)50mg/kg 0.3mg/kg未満 3mg/kg
湿重量0.3mg/kg
湿重量未満0.3mg/kg 0.01mg/kg未満 のり平均値
(n=7)24mg/kg 0.3mg/kg未満 のりは
水戻ししないのりは
水戻ししないのりは
水戻ししないのりは
水戻ししない
でも、日本では通常水戻ししてゆでたものを食べる。
ア 乾燥ひじきを30分水戻ししてから5分間茹でる
イ 乾燥ひじきを60分水戻ししてから5分間茹でる
ウ 水戻ししないで5分間茹でる
一応ヒ素は少ない状態で食べていることになる。
ちょっとひじきが入っている食べ物といえば「がんもどき」なのだが、ひじきで真っ黒じゃなければオレは気にしなかった。そんなわけで食べたくなったのでAmazonで「がんもどき」を検索すると、なかなかである。
上位に食べられる「がんもどき」が無い。食べられるがんもどきを見てみると缶詰とかあるんだな。なかなか多岐に渡っている。
今年いっぱいの献立は決まっているんだけど、がんもどき食いたくなった。