動かなかったのではなく。動いたけど失敗した。
Windows Multipoint Serverは普段目にすることが無い。Technetの説明を引用する。
Windows MultiPoint Server 2012
Windows® MultiPoint® Server 2012 Standard および Windows® MultiPoint® Server 2012 Premium は、複数のユーザーが 1 台のコンピューターを同時に共有することを可能にし、各ユーザーに使い慣れた Windwos エクスペリンスを個別に提供する Windows ソリューションです。
(中略)
MultiPoint Server を使用すると、複数のユーザーが 1 台のコンピューターを共有できるため、各ユーザーが自分のコンピューターを所有する従来のコンピューター環境に代わる低価格のソリューションを提供できます。
どういう製品かを要約すると、1台のPCに複数のモニター、キーボード、マウスを直接接続して複数の利用者(それぞれ個別のユーザ)が同時にWindowsを使えるというもの。低負荷・軽作業の複数の利用者に1台のPCで同時利用をサポートできるので、VDIなどと比べても安くあがる。
X200はVista 64bitのマシンだが、たまに起動してWindows Updateを掛けるくらいでほとんど使っていない。前回は別HDDを挿してWindows 10を入れてみた。
結局、前回頑張ってドライバを入れてみたが、Windows 10ではトラックポイントのスクロールが動かないアプリが多かった。それなら潰してもいいかなということで、今回はWindows Multipoint Server 2012 Premiumを入れてみた。
今回はカスタムで入れる。
パーティションは流用。
設定はこんな感じ。Windows ServerなのだがWindows 8寄りに見える。
セットアップの進行はWindows Serverっぽい。起動が掛かるとエラー画面表示。ディスプレイアダプタのドライバが見つからないっぽい。
キーを押すとサインイン画面になるので、先ほど作ったAdministratorユーザでサインイン。普通のWindows 8 無印に見える。
上の写真のように無線LANは動いているのに(一番左のインジケータ)、有線LANを繋がないとネットワークアクセスできない。
動いていないデバイスを見ると、ディスプレイアダプターは無い。ビデオ コントローラーはあるけど。やはりX200だと古すぎて、難しいようだ。7年前のマシンだし、ThinkPad X2xxシリーズでいえば5世代も前のマシンだし。
lenovoのサポートサイトで調べてもWindows 7までしかドライバーが存在せず。前回Windows 10を入れた時と同じように頑張ってみたが、途中でミスってhao123を入れてしまった。
頑張って動かすほどのモチベーションも無いので、この時点で放擲することに決めた。なんか別のもう少し新しい実PCが手に入ったら、Windows Multipoint Server 2012 Premiumを試してみたい。

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