いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

古いエントリのサムネイル画像がリンク切れになってたりするけど、チマチマ修正中


Microsoft OfficeのiPad/iPhone/Android版の編集機能が無料(Office 365縛りなし)になったらしいのでインストールしたみた iPad編

Microsoftはここ数年、キラーアプリMicrosoft Office(以下Office)をフリーミアムモデルに転換したり、サブスクリプションモデルを追加したり、色々な施策を打ってきている。

今回はiPad/iPhone/AndroidにOfficeアプリが追加されたらしいので、まずiPadで確認してみることにした。

App Storeからインストール

App Storeを起動する。上段の自動スクロールするバナー欄にOfficeのバナーが貼られている。バナーをタップしてみる。

f:id:shigeo-t:20141108042508p:plain

専用のインストール画面に切り替わる。App Storeでこのような専用インストール画面って初めて見た。オレってバナー押さないしな、通常。ここでそのままインストール可能。

f:id:shigeo-t:20141108042949p:plain

一気にExcel,Word,PowerPointのインストールが済んだので、それぞれ起動してみる。

Excel

起動するとこの起動画面。

f:id:shigeo-t:20141108043303p:plain

起動画面を数秒表示したらサインイン画面になる。Microsoft アカウント、Office365アカウントでサインインするように見えるが、今回一番下に「後でサインイン」があるのであえてサインインせずに進めてみる。なんと言ってもMicrosoft OfficeのiPad/iPhone/Android版の編集機能が無料(Office 365縛りなし)に - ITmedia ニュースというタイトルなので、『Office 365縛りなし』を確認する必要がある。

f:id:shigeo-t:20141108043652p:plain

『無料で表示』アイコンがある。これをタップする。

f:id:shigeo-t:20141108043819p:plain

リリースノートが表示される。なるほど、一番下のグラフ要素だが、グラフ機能を使うためにはOffice365の機能が必要ということか。

カタカナで書いてあるのでパッと見なんだか分からなかったが、一番上はDropboxのサポートの件(ニュース - MicrosoftとDropbox、Officeとオンラインストレージの連係で提携:ITpro)である。これはExcelローカライズの担当者がバカ過ぎる。他社の商標を勝手にカタカナ書きに直すのはやめてくれ。Dropboxはドロップボックスではない。Dropboxが出しているどのドキュメントも表記は全て「Dropbox」である(例:利用規約)。一般の利用者ならともかく、Microsoftは様々な商標を持っているんだから他社の商標も尊重すべきだろ。

愚痴ってないで[完了]をタップして進める。

f:id:shigeo-t:20141108045021p:plain

WindowsにインストールするExcel 2013や、Excel Onlineと同様にテンプレート選択画面になる。

f:id:shigeo-t:20141108045614p:plain

これでタップすると利用できるのだが、どこからが有償範囲(=Office365アカウントが必要)かが分からない。最初編集するにはサインインが必要というバナーがあったのだが、サインインしないままごちゃごちゃ触っていたら出なくなった。

上の最新情報に「グラフ要素」とあったので、グラフが入っている家計簿を開いてみる。円グラフのところまでスクロールしてタップする。編集可能となる。

f:id:shigeo-t:20141108050509p:plain

グラフの種類を変えてみると問題なく変えられる。もちろん変更後に保存をすると保存もできる。

f:id:shigeo-t:20141108050735p:plain

そういうわけで、どこからが有償の範囲か分からないくらい、普通にExcelとして利用可能である。グラフ要素を選んでみたら有償だよと教えてくれた。

f:id:shigeo-t:20141108052327p:plain

iOSの場合ポインタ(PCで言うところのマウスカーソル)が無いので、全操作をタップで行わなければならない。致命的にExcel操作に向いてない。そういう意味ではすでに十分な機能があるのかもしれない。

でも、VNCリモートデスクトップアプリやKeynoteなどではアプリがポインタを出すんだから、Excelも独自にポインタを表示して操作可能にすればいいんじゃねーの?

Word編

起動するとこの起動画面。

f:id:shigeo-t:20141108051705p:plain

なんか説明ダイアログが立ちはだかる。右にスクロールしていく。

f:id:shigeo-t:20141108051822p:plain

一番右までスクロールするとサインイン画面。ここでも「後でサインイン」を選んでみる。

f:id:shigeo-t:20141108051925p:plain

無料で表示アイコンが出るのでアイコンをタップする。

f:id:shigeo-t:20141108051957p:plain

Excelのときと同じ内容のリリースノート。[完了]をタップする。

f:id:shigeo-t:20141108052407p:plain

テンプレート選択画面になる。ここから先はリリースノートにあるように有償範囲はグラフ要素なので、まあ普通に使える。

f:id:shigeo-t:20141108052608p:plain

PowerPoint

起動するとこの起動画面。縦でiPadを使っていてもここから先の画面は横向き強制である。

f:id:shigeo-t:20141108052659p:plain

Wordと同じように説明ダイアログが立ちはだかる。右にスクロールしていく。

f:id:shigeo-t:20141108052734p:plain

一番右までスクロールすると、サインイン画面になる。例によって「後からサインイン」を選択する。

f:id:shigeo-t:20141108052935p:plain

無料で表示アイコンが出るのでアイコンをタップする。

f:id:shigeo-t:20141108053010p:plain

リリースノートが表示される。Excel,Wordよりも多い。アニメーションの編集、テーマの変更も追加されている。しかし有償範囲はグラフ要素のみ。

f:id:shigeo-t:20141108053453p:plain

PowerPointの場合気になるのは編集機能だけでなく、元ドキュメントの表示再現性だろう。iPadでそのままプレゼンできるならPCを持って行かなくても済む。

Gmailだと添付はGoogle Docsでしか開かないようなのでOneDriveに入れてみたが、表示再現性はあまり問題ないようだ。他アプリで崩れそうな凝ったパワポは、スクリーンショット出すためには伏せる部分が多いのでスクリーンショットは省略。

あとスライドショー時は、タップしたままだとレーザーポインタ表示をしてくれる。

まとめ 

いやあ、iOSの仕様(マウス等のポインティングデバイスをサポートしない)を除けば、ほぼ普通にExcel,Word,PowerPointである。iOSがアプリだけでいいのでマウスをサポートしてくれればPC要らずである。少し操作箇所を変えるたび、いちいちタップしないといけないという点ではiOSが悪い。トラックポイント使いてえ。下のヤツ持ってるし、キーボードとしてはつないで使ってるし。 

 

お時間あったら、他のエントリもクリックして頂ければ幸いです。