いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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Windows 10 Technical Preview for Enterprise ではVMware PlayerのVMware Bridge Protocolが動かないようなのでWindows 8.1にしてみた

昨日だけでWindowsを7回くらいインストールした(挨拶)。

 

月末にデモをしようと思って準備してたら、なんか会場の設備が全然わからない状況に。晒すつもりがあるわけじゃなく、見てもらわないとわかんないので貼るんだけど、これはこのメールを受け取った側が涙目でしょ。

 ・ Wi-Fiは使用可能。

 ・ 無線LANなし。

 ・ 有線LANは、大学のPC使用なら可。

 ・ 持ち込みのPCは設定が必要 になってしまうため、基本的には不可。

 ・ データー(USBなど)を持ってきてくれれば、大学のPCを使いプロジェクターに

   投影することはできる。

 ・ LTEは不可。

 ・ WiMAXは使用できるが、設定やパスワードが必要になる可能性がある。

「データー(USBなど)」って意味が分からないけど(いや分かっているけど)、デモできないってことじゃないの?コレ。

あと、Wi-FiはOKで無線LANなしって?LTEは不可って?電波が届かない部屋という事ならわかるけど不可って?「WiMAXは使用できるが、設定やパスワードが必要になる可能性がある」?LTEより直進性的に不利なWiMAXは使えるの?なんの設定やパスワード?まるで分からない。日本じゃないみたいだ。会場は首都圏なんですけど。

こっちはiPadとかで別地のサーバに接続してのデモを想定していたんだけど。というかPCとタブレットを持ち込んでデモするから(もっと具体的に書いた)、会場の状況をご教示下さいってメールした結果なんだけど。何の目的でこちらに講演の依頼をしてきたのかも分からなくなってきて、とっても不安。依頼内容やこちらの設定した題名(すでに確定)から言っても、マイク一本で話す内容じゃないことは明白。

 

最悪デモの代わりにムービーデータを作っておくしかないかも。いや、作っておく。デモ用の時間が丸々空いてしまうと予定が大幅に狂うし。

 

前置きが長くなったけど、サーバに接続してのデモができないとなると、場合によってはムービーで見せるわけだけど、PCに小規模な環境を作ってデモをできるようにしておきたい。プロジェクションできなくても実機で見せるという手もあるし。

 

という大変長い前置きのもと、ThinkPad X220に作っていたWindows 10 Technical Preview for Enterprise上にVMware Playerを乗せ、Windows Server 2012 R2を複数動かそうと思った。 

メモリは16GBあるし、SSDだからちょっとしたデモ用に複数サーバを立ち上げるくらい軽いものである。

 

しかし、実際にVMを作ってみるとネットワークに接続できない。厳密に言うとNATなら問題ないが、ブリッジ設定をするとネットワーク接続できない。本来ブリッジ設定すると家の中のLANに接続され、DHCPIPアドレスが振られるはずなのだが、IPアドレスを貰えない。

 

最初はVMware vSphere ConverterでクローニングしたsysprepしたOSがいけないのかと思い、sysprep前のOSをクローニングしてみたり、クローニングではなくインストール直後のVMをコピーしてみたり。最後には普通にインストールもやってみた。やはりブリッジ接続だとネットワークが使えない。

 

続いてVMware Playerのバージョンを変えたり(古いインストールイメージも持ってた)、VMwareのKnowledge Base(KB)を見てVMware Bridge Protocolを再設定してみたり。

それでもダメなので、Windows 10 Technical Preview for Enterpriseを再インストールもやってみた。やはりブリッジ接続はできない。

結局、VMware PlayerはまだWindows 10を未サポートなので、VMware Bridge Protocolがうまく動かないんだろうということに。

 

この時点ですでに昼過ぎ。そりゃいくらVMなら時間が掛からないと言っても、VMのコピーやらインストールイメージのコピーなんやらで時間は経っていく。

 

結局あきらめてWindows 8.1のインストールイメージからDVD-Rを作り、ThinkPad X220にインストール、VMware Playerを入れ確認してみた。VMのブリッジ接続は問題なく動く。トラブルがハードウェア由来ではなく、上で立てた「VMware PlayerはまだWindows 10を未サポート」説が正しくてほっとした。

 

タイトルでお伝えしたいことは終わっているのにここまで2500文字以上費やしたw。

 

ここからは蛇足。

OSをWindows 8.1にしたので、スペック比較をしてみることに。 

Windows 8.1 CrystalMark

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Windows 10 Technical Preview CrystalMark

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なんか同じマシンなのにWindows 10 Technical Previewが全般的に低い。ドライバ関係はWindows 8用/Windows 8.1用を入れて動かしているのだが、そのせいだろうか。各々ワンショットの測定とはいえ、全般的にこんなに数字が違うとちょい体感でも差がある。 

Windows 8.1 CrystalDiskMark】 

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Windows 10 Technical Preview CrystalDiskMark】 

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これは高安まちまち、どちらかというとWindows 10 Technical Previewの方が高いCrystalMarkのほうでもHDDはWindows 10 Technical Previewの方が高かったので、傾向的にはWindows 8.1よりも速いのではないか。

ThinkPad X220 WIN SCORE SHARE】 

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ThinkPad W520 WIN SCORE SHARE】 

 Windows 10 Technical Preview for Enterpriseでは、比較対象となる計測ができなかったのでThinkPad W520のスコア。

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 やはりSSDだけはX220のほうが速いIntel 530 Seriesなのでスコアが高いが、その他はW520のほうが高い。 

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