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てきとーに生きている奴の日記

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BlueStacks Windows版アンインストールの件とVMware上で動いているOSでは動かない件

気の利いたタイトルは思いつかないのでベタに並列(挨拶)。

 

BlueStacks Windows版アンインストール

まずはアンインストールの件。AndroidアプリをWindows上で!BlueStacks Windows版を入れてみた。なかなか忠実に動く( `ー´)ノのコメント欄に、『アンインストールに問題あり』というご指摘を頂いた。

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 このアプリはアンインストールする際に問題があったはずです。
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10121908360

 これ以外にも多数報告されています。

ということでやってみた。確かに出来が悪くてゴミが残る。うちのThinkPad W520 Windows 8.1Updateで発生した程度の事象であれば、それほど気にするほどの事ではないが、コントロールパネルの「プログラムと機能」にアンインストールしたはずのアプリケーション名が残っているのは気持ち悪いだろう。

まずコントロールパネルの「プログラムと機能」を開く。BlueStacks関連は2つアイコンがある。

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上位に表示されている BlueStacks Notification Center のほうをアンインストールしてみた。BlueStacks App Player の方を選ぶと結果は異なるのかもしれないが、1回のアンインストール操作で1つしか選べないので仕方ない。また入れた時にアンインストールを試して報告するかも。

BlueStacks Notification Center を選択すると、ブラウザで下記のページが表示される。これはこれで何か答えておく。後で思ったんだけど、ちゃんと「アンインストーラの不具合チェックだ、ボケ」と入れるべきだった。適当に入れちゃったw。

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この後、特に問題なくアンインストールは完了。ただし、無くなったアプリはアンインストールを掛けた BlueStacks Notification Center のほうのみ。

続いて残る BlueStacks App Player もアンインストールを掛けてみる。下記の画面となる。[ OK ]をクリックする。

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すると BlueStacks App Player のエントリも消える。

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デスクトップにあった2つのアイコンも確認しておく。やはり消えている。

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なーんだあんまり問題ないじゃん……  と思ってはいけない。いやオレのThinkPad W520ちゃんではあんまり問題ないんだけど。こういう時は色々見ておく。

C:\Program FilesやC:\Program Files (x86)にはゴミは無かった。しかしインストール時に下記のようにC:\ProgramDataも使っていたのを覚えていたのでチェックしてみる。

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やはりデータが残っている。スクリーンショットは撮り忘れたwが、消すと無くなる。BlueStacksという文字列が入ったフォルダーなのでそのまま消せばいい。

一応レジストリエディタも開いて検索してみる。19個ほどキーが残っていたが、拡張子とかインストール先データとかあまり他の邪魔になるようなものは無かった。

 

というわけでうちのThinkPad W520ちゃんでは深刻な問題は無かったのだが、どうしてもうまくアンインストールできない人のためのおまけ。

マイクロソフト公式では、アンインストールできているはずなのに~という場合のFAQがある。

   プログラムの追加と削除ツールの無効なエントリを削除する

XP用しか見つけられないが後継OSも全て同じ。上記FAQにおいてレジストリエディタregeditで見つけろと言われているのは下のようなキー。例は「VMware vCenter Server - Java Compornents」もっと短い名前のアプリを選ぶんだったw。打つのが長いw。で、左のキー名は{英数字の羅列-英数字の羅列-…}という形なのでキー名で見つけることはできないが、regeditの検索(編集(E)の中にある)で今回だと "BlueStacks"で検索。

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あと、アンインストーラがコケるなど、本当にアンインストールがうまくいかない場合は下記の手順。

  1. 該当するアプリのサービスやプロセスを全部殺す、皆殺し
  2. アプリがインストールされているフォルダを消す。
  3. データが格納されているフォルダを消す。
  4. regeditを起動し、関係ありそうな文字列で検索を掛けまくり、ヒットするキーを全部消す(上記FAQだけだと本来アンインストールされるべき何かが残る可能性あり)。皆殺し。
  5. デスクトップ、スタートメニューなどのアイコンを消しまくる。複数ユーザで使っているWindowsの場合、”共通”に置かれていれば一発だけど、ユーザごとに置かれている場合はユーザごとにチェック要。
  6. リブートして#1から#5まで再確認。無ければ完了。

自分のPCなら何か問題なければここまで徹底する必要は無いのだが、時間が押している時に構築しているサーバやクライアントのイメージなどで有効。OSからクリーンインストールなんて時間は取れ無いときの方が多いし。それにアンインストールがうまくいかないからインストールし直し(やバージョンアップ)で、何かが引っ掛かってうまくできないということはままある。皆殺しに限る。

VMware上で動いているOSだと動かない

OS XWindows Serverに入れてみた。それぞれ理由は違うっぽいが今のところ動いていない。

OS X

下記のように「予期しない理由で終了しました。」で終わる。一瞬BlueStacksの画面は出るのだがストールしてこのダイアログ。インストールはできていてアプリケーションフォルダ内にアイコンはある。

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上はVMware Playerなのだが、ESXi上のOS Xでも同じ。Mac mini実機やその上のParallels Desktop 9で動いているOS Xでの動作確認は別途実施する。

Windows Server

インストールが完了しない。出るメッセージはグラフィックカード絡み。VMwareジェネリックなドライバなので変えようがない。

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というわけでWindowsについてもMac mini実機のParallels Desktop 9で動いているWindowsで確認してみる。

おまけ

オレは100点満点じゃないからダメだとは思わないので、BlueStacksが必要な状況ではどんどん使うけど、ゼロリスク症候群の人は世の中に多い。

 例)日本企業がソフトウェアパッケージをあまり使わない問題について自分の知りうる範囲で書く

100点じゃないからダメだ →→ 選んだ手段は50点でした みたいな事例はよくある。実際にゼロリスクなんてことは無いので、きちんとリスクを把握したうえで判断する方がいいと思うよ。逆にゼロリスクやリスクゼロを謳うのは、単なる錯覚かウソやサギだし。 ゼロに近いとゼロは別物。

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ゼロリスク評価の心理学

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