ねぶそ~く(挨拶)。目民 し ヽ。
色々時間が無いのでサクっと。Mac miniの実機にGenymotionを入れてみた。当然だがきちんとサクサク動く。MacでもOK!Androidの高速シミュレータ「Genymotion」でブラウザ表示確認! | PLUSではエミュレータのGenymotionをシミュレータ呼ばわりな上、インストール方法も分かんないしね。スクリーンショットだけはOS X上だけど。前回のGenymotionってエミュレータじゃん『MacでもOK!Androidの高速シミュレータ「Genymotion」でブラウザ表示確認! | PLUS』では、VMware Player上のWindowsに入れているので今回は素直にOS Xへ。
まずGenymotionのダウンロード。ダウンロードページはこちら。ログインが必要である。アカウント作成~ログインなどについては、以前のGenymotionエントリを紹介。いずれも普通に物理PCのWindowsに入れたもの。
OS X用はwith VirtualBoxではない。
ということでVirtualBoxもダウンロードしておく。ダウンロードページはDownloads – Oracle VM VirtualBox。
先にVirtualBoxを入れておく。ダウンロードしたdmgファイルからVirtualBoxのインストーラを起動するとこんな感じ。「1.Double Click on this icon」ということでpkgアイコンをクリックする。
[続ける]をクリック。
ようこそ っていうことなので[続ける]をクリック。
デフォルトでインストールするので、[インストール]をクリック。
[閉じる]をクリック。これでOracle VM VirtualBoxのインストールは完了。
続いてGenymotion。相変わらずGenymotion表記とGENYMOTION表記が混ざってて気持ち悪い。
dmgファイルを開くとこんな感じ。一番左のGenymotionアイコンをダブルクリックする。
[開く]をクリックする。
こんな感じでちょっとこんな表示のまま時間が掛かる。
こうなったらGenymotionそのもののインストールは完了。[Yes]をクリックする。
今回インストールしたMac miniは大学内でプロキシを通ってインターネットアクセスする環境なのだが、「GENYMOTION微妙」にも書いたように本当にProxyの扱いがおかしい。
このまま[Connect]を押すか[Cancel]を押すかしかないわけだが、なんでこの画面出すより前にプロキシ設定させないんだよ。この時点ではOS Xのプロキシ設定を使うのかと思ったので[Connect]をクリック。
この時点ではOS Xのプロキシ設定を使うのかと思ったのでクレデンシャル情報を入れて[Connect]をクリック。
Windows版と同じようにやっぱり接続できない。OS Xのネットワーク設定は見ていなかった。企業や大学に売るつもりならここは直した方がいい。
Settingアイコンをクリックして設定画面を出す。
Generalタブではクレデンシャル情報を設定できる。
Networkタブでプロキシの設定ができる。入れたら[OK]をクリックする。
これで[Connect]を押すとGenymotion Cloudに繋がる。
何か仮想デバイスを選んでダウンロードする。ダウンロード完了するとこういう感じ。Genymotion側で[Finish]を押すと完了。VirtualBoxにも自動で仮想マシンとしてインストール完了。
ダウンロードした仮想デバイスを起動する。Genymotion側で仮想デバイスをダブルクリックするか、仮想デバイスをシングルクリックして選択しPlayアイコンをクリックする。
前回と異なり実マシンに環境を作ったので、きちんとGenymotionとして仮想デバイスが立ち上がる。設定画面を開いたところだが普通にAndroid端末として利用可能。Google Playは無いが元々apkファイルを入れてテストするための環境なので、まあ仕方ない。Google Playが無いのはなんでだろうな。あったほうが便利なんだけど。
問題は次。このGenymotionが入ったMac miniは上にも書いたようにプロキシありのネットワークにいる。そうすると、Genymotion(&VirtualBox)にはプロキシ設定ができないのでブラウザでインターネットにアクセスができない。
また下らないコメントが付くと面倒なのでキッチリ書く。Genymotionはプロキシ設定をサポートする必要がある。企業や大学に買ってもらいたいなら。そういう組織だと一般にはプロキシありの場所にPCなどを置いている。
Androidのネットワーク設定ではプロキシ設定できるが、なんらかの事情があってそこは使わずに通信するソフトウェアは多い。というかAndroidのネットワーク設定で設定を掛ける時に「HTTPプロキシはブラウザで使用されていますが、他のアプリでは使用できません」とわざわざ書いている。実際にはブラウザを叩いて通信しているような感じのアプリもあるので、純正ブラウザ以外でもプロキシ経由の通信が可能なものはあるが。Androidでのプロキシ設定手順とちょっとしたアプリ単位のチェックは【Windows XPサポート終了対策】Androidでプロキシ設定に書いてある。前回の下らないコメントはAndroid プロキシ - Google 検索で一番最初にヒットする【Windows XPサポート終了対策】Androidでプロキシ設定をGENYMOTION微妙よりも先に書いているのに、ドヤ顔でAndroidでのプロキシ設定方法を教えてくれた沖縄のIT企業のIPアドレスでアクセスしてきたバカ。1型糖尿病の人に「食生活がよくないから糖尿病になるんだ」という的外れなアドバイスをしちゃうレベルのバカ。
Androidでプロキシ設定しても通信できないアプリは残るんだけど、それはどうすんのよ。自分が作ったアプリだけじゃなく他社開発アプリも合わせてテストするとき、Androidでのプロキシ設定を使わないアプリが混ざっていたらそのPCを接続するネットワークを変更しなきゃいけない。きちんと統制している企業だと無防備なネットワークにPCを置きたくないわけで、もしGenymotionがこのままプロキシをサポートしないままだとすると、売れ行きに影響がある。もしくはGenymotionを入れたPCをプロキシ無しのネットワークに接続したとすると、社内申請・認可は大変だろうし、使用に制限を付けざるを得ない。テストってガンガンやりたいものなのに制限付というのは望ましくない。
Order - Genymotionのエディションのサポート範囲の違いを見ても、Business for enterpriseにさえプロキシ設定の文字は無い。
最初の仮想デバイスダウンロード時、プロキシ設定が後回しになっていて一度失敗するかキャンセルしなければいけないおバカなシーケンスもそうだが、Genymotionの開発者は企業や大学内のネットワークのようにプロキシ有の環境ではあまり動かしていないようだ。まだ直ってない。一体誰にコレを売るつもりなんだろう?
いろんな端末のテストができるのはいいんだけどね。