東証一部上場企業って、いつ全部上場するんですか?(挨拶)。というネタを思い出してしまい、一人で笑う朝。
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【Windows XPサポート終了対策】Windows Thin PCを動かす(VMware編)
Windows Thin PCは実機にインストールしないと意味が無いので、玉突きで完全にブランクのハードディスクを作りインストールしてみた。インストールの基本的な画面遷移は以前の【Windows XPサポート終了対策】Windows Thin PCを動かす(VMware編)と同じなので詳細は省略する。
例によって尿液晶になっているThinkPad X200(やばい、X200ちゃんの液晶が尿液晶に)を使用する。簡単にディスクを交換し、インストールを始める。
インストール開始。
ここで日本語を選択したら、IMEがインストールされた。VMware Playerでインストールしたときとの違いである。
無線LANの接続画面が来る。インストール直後でもドライバ類は問題ないようだ。
14:00からインストールを始めて14:23に完了。速い!
まずプロパティ。ThinkPad X200には8GBのメモリを積んでいるが(Lenovo公称4GBまで)、32bitOSなので3GBしか使えていない。逆にWindows Thin PCは1GBあれば動くOSなので、そういう低スペックPCでも試してみたいところ。
ポインティングデバイスはMicrosoftのジェネリックなドライバだったのでTrackPoint Driverをインストール。問題なくトラックポイントが動く。
デバイスマネージャを動かしてみる。特にドライバインストールしていないNICはIntelの5300(無線)、82567LM(有線)共に認識されている。Other devicesには指紋認証ユニットなどが残っている。
「【Windows XPサポート終了対策】Windows Thin PCインストールできたもの」にも追加するが、実機ということでVMware Playerを入れてみるとインストールできた。
そこで、ちょっとゲストOSを動かしてみる。なにせWindows Thin PCは32bitOSなのでリソースが厳しい。普段使っているThinkPad W520のように快適には動かないが、実用上問題ない程度にはOS Xが使える。OS XゲストOSの作り方はこのブログには多分書かないので、ぐぐって調べるといいです。
ThinkPad X200のCentrino 2 P8600って2.4GHzなんだけど、OS X Snow Leopardはなんで4.3GHzだと思っているんだろ。
あとはTeamViewerは他PC接続も被接続も問題なし。PCの蓋を閉めるときちんとサスペンドして開けると復帰するし。なおThinkPad X200での起動時間はパスワード手入力3秒を加えても1分24秒。HDDなのにSSDのVistaより速い。
実機で動かしてみて判明した問題点。
Windows Thin PCが未サポートの機能
- .NET Framework 3.5
- MPEG2に代表される動画/音声コーデック
- Microsoft Security Essentials
- Windows Live Essentials
.NET Framework 3.5が入らないと結構色々なソフトウェアがインストールできない可能性がある。今回は実機がThinkPad X200なのでLenovoのThinkVantage System Updateを入れて一気にドライバ類をアップデートしようとした。いつもはこれで一気にドライバの置き換えが完了する。ところがこのThinkVantage System Updateは.NET Framework 3.5 SP1が必要。.NET Frameworkも4.0 SP1なら入るのに(´・ω・‘)。
補足だがMicrosoft Security Essentialsはインストールできるし動作もする。今回はWindows Thin PCを評価目的で動かしているのでインストールしたが、Windows Thin PCをWindows SAやWindows VDAで動かしている時は、個人向けのみにしかライセンスしないMicrosoft Security Essentialsはライセンス違反になる。他のセキュリティソフトが必要。
最後にmsinfo32.exeの比較。
【VMware】
【X200】
Localeを見比べるとUSと日本。VMware版のほうはUSだからIMEがインストールされなかったようだ。今度はVMware Playerのほうで簡易インストールではなくインストールを掛けてみる。
こうやってWindows Thin PCを触っていると、これで必要十分という気もする。.NET Framework 3.5がインストールできない点をどう回避するかがポイントだが、リモートデスクトップやRemoteApp、及びCitrix Receiverなどでサーバからリモートでアプリケーションを提供すればいいので、どうしても実機インストールが必要なアプリ以外は問題ないだろう。
そしてWindows 7ベースのWindows Thin PCを触っているとWindows 7も結構いいなあ、ThinkPad X200をWindows 7にしようかなという気も起きる。尿液晶なんだけどw
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