いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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スマホ対応レーダー探知機

今日も気温が上昇中。でも朝一ならそろそろ秋かな感も(挨拶)。気のせいですかそうですね。

 

今回の帰省の往復に新アイテムを投入してみた。ダメならダメで転用できる(後述)というわけで、無職なのにヘンなものを買ってみた。

パッケージ前  

これはOBINAVI2という機械で、Androidで動作する専用アプリを動作させ、スマホの通信機能とGPSを使って定点設置のレーダー・Nシステム等を検知するだけでなく、無線やレーダーを受信して検知する。この機械とスマホ間はBluetoothで接続。

これを買ったのは違反しまくるためではなく、あくまで情報としてどの程度取り締まりされているか知りたかったため。あと前回スピード違反で捕まった時に、広い片側2車線で、なぜかそこは制限速度の設定が同程度の道路(60km/h)よりも低く設定(40km/h)されていた上、パトカーが違法駐車のダンプカーに隠れて取り締まりしていたという、納得感が無いものだったというのも遠因。

 

パッケージを開けると内容物はこれだけ。

パッケージ中 内容物 取説 

専用アプリをGoogle Playからダウンロードし、アクティベーションして使用する。アクティベーション用のシリアルナンバーは本体裏面にシール貼付してある。本体はクレードルと分離するので、外して裏面を見る。

まずダウンロードだが取説に書いてある「OBINAVI Ver.2」でGoogle Playを検索するとヒットしないww。なんか近いの無いかと探して、OBINAVI2というのがあるのでそれを入れる。多分取説を書いた後Google Playに登録して、登録する文字列が合ってないってところだろう。

 

次にアクティベーションだが、アプリを起動してシリアルナンバーを入れる。ここで決定的なミスになってしまったのは、取説には3回シリアルナンバーが使えると記載してあるので、まずhtc J予備機に入れてみようとSIM無しのほうに入れて無事アクティベーションされた。さあSIMありのほうで本設定しようとしたら「シリアルナンバーエラーです」となって何度正しいシリアルナンバーを入れてもリジェクトされる。結局予備機で運用することにしたが、1回しか入れてないぞ。これについては後で文句を書く。

 

設置 次に車にクレードルを設置し、シガーソケットから電源を取る。Bluetoothのペアリングを一回やると、あとは自動で再接続してくれる。

設置自体は簡単でクレードル下に粘着剤付吸盤がある。これを車のダッシュボードに置いて吸盤を効かせるとあまりガタ付かない感じで装着完了。スマホクレードルスマホを挟むところがラチェットで締まるので安定している。本体経由でスマホに電源供給されるので、長時間でもスマホバッテリーの心配は不要。

 

ここでも問題発生。htc J予備機はSIM無しなのでWiFiが無いと通信できない。このOBINAVI2というアプリはスマホが通信できない状態だと、Bluetooth設定画面のままアプリケーション画面に切り替わらない。最初設定した時はモバイルWiFiのDATA08Wを車に持っていっていなかったので、最初ペアリングして動いた後、色々やって再起動したらBluetooth設定画面のまま先に進まなくなってしまった。

車庫は屋根付きとはいえクソ暑いし落ち着こうということで、全部はずして一旦帰宅し、その他の用事を片づけていた。その時に、「あ、通信か」と思いついてDATA08Wも持って確認してみると見事に動作する。

ええ、SIM無し機を使った(使う気なかったけど)オレが悪いですよ。あとDATA08Wは必携になってしまった。

 

実際に実家帰宅時に使用してみた。家に到着するまで特に問題なく動作。ほぼ高速道路で使用。

あれこれ余分に通知される情報は途中SAで休憩中に設定変更してカット。Androidアプリなので簡単に設定変更できる。

実家に帰ってからも、何度か使ってみた(一般道)が問題なし。

 

ところが、実家→自宅帰宅時はアプリが何度も異常終了する。行程はほぼ高速。数えるのを諦めたけど、多分30回くらいは再起動。再起動で即異常終了ということも多々あったので起動数が多い。もちろんスマホをリブートするくらいのことは何度かやったが、事象は変わらず。

使用条件で大きく異なるのは使用時間帯で自宅→実家や実家周辺では昼間、実家→自宅だけ夜間。あと、このOBINAVI2以外のアプリは実家にいる期間にいくつかアップデートが掛かった。

 

というわけで、この商品全体としてはまだ評価できない部分がある。なにせ異常終了しまくりはこのアプリに問題が無いとは言えないが、他アプリのアップデートに影響されたものである可能性も否めない。

仕事であれば動作条件を変えながらキッチリ異常終了の理由を突き詰めるが、無給でそこまでする理由が無い。ということで、またどこか行くときに異常終了しまくるかを試してみる。

 

アプリの異常終了とは関係なく商品企画上の問題だなと思うのは、アプリのアクティベーションアクティベーションは本当に必要なんだろうか?このアプリはOBINAVIの本体無しでも動作する。ということはGPSとインターネットとの通信ができれば、定点の取締ポイントをリアルタイム取得可能である。現在はアクティベーションしていないスマホでは起動完了しないので、タダで定点の取締ポイント通知を使われることは無い。

商売として考えたときに、現状の形態は無駄なコストが出ていくだけで損な状況になっていると思う。

これだとアプリからハードウェア購入というルートは存在しない。また、電話番号が無いSIM無し機(一度もSIMを刺してない)でアクティベーションが通ったということは、本当に電話番号で管理しているとは考えられず、IMEIかなにかを見ているのではないか。とすると機種変でもお客様相談室に電話しなきゃいけないのかもしれない。これは単にお客様相談室稼働分コストアップしているだけ。取説にもアクティベーションでページを割く必要あるし。

タダ使いされるのがいやなら、Google Playで有償配布すればいいわけだし、有償が面倒であればBluetoothでペアリングしない時は機能限定すればいいだけ。そもそも本体側の無線・レーダー検知が無けりゃ定点情報のみの機能限定だが、もっと絞ってもいい。Bluetoothのペアリングというハードウェア認証が可能なのに、わざわざコストを掛けてアクティベーションの仕組みを作り、管理体制を作ってお客様相談室を稼働させる意味がわからない。

ヤック社は、会社概要を見ると自前でソフトを作っていないように見える。外注先がアクティベーション入れましょうとかヘタな提案をしたか、ヤック社がタダ使いされるのはイヤだから仕組みを作れと言ったのかは分からない。しかし、フリーミアムって知らんのか?Googleの商売はどうやって成り立ってる?利用者を人手で管理してる?アプリをGoogle Playに登録するのに、Googleがどういう商売で儲けているのか気にしないのか?

 

 

という意味ではとっても残念な商品である。アプリの出来は(コケなきゃ)そこそこなので、ある程度タダで使わせて、後からハードも購入させるという導線を作ればいいのに。どっちにしろ、アプリ単体で原価回収という商品企画ではないわけで、タダで使わせたところで損ではない。損した気分になるのも分からなくはないが、それなら損にならないように顧客化するべきだろう。

 

とここまで前置きで(超長い)、ここからが本題。本当はドライブレコーダーが欲しい。ドライブレコーダー専用機器にするか、GoProとかのアクションカメラにするか、スマホでなんとかなるのかと、ここ数か月決定打に欠ける状況で設置に至っていない。で、今回このOBINAVI2のクレードルを使って、「Safety Sight-接近アラート&ドライブレコーダー」あたりを試してみようと思う。

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 他にもドラレコアプリはあるのでダメだったら他も試してみる。

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