スーパーボウル直前に書こうと思っていたネタだが、こんな記事が出たので今日書いておく。
ネーミングライツが適用された施設は、Wikipediaで意外とちゃんとまとめられていた。
命名権(めいめいけん)は、人間や事物、施設、キャラクターなどに対して命名することができる権利である。1990年代後半以降、スポーツ、文化施設等の名称に企業名を付けることがビジネスとして確立した。
すごいのは日本の施設。ナンバリングされていないので数えようと思ったけど、数が多いのであきらめた。
ネーミングライツによって施設を運営する自治体や企業に資金流入があり、運営が安定するということには意義がある。ただ、名前がつまらない。
ネーミングライツが流行る前のスタジアム名はかっこよかった。好きなスタジアム名は以下。
標高1マイルだからマイル・ハイ。
川の前に建てたスタジアムだからリバーフロント。
リバーサイドじゃないところにセンスを感じる。
通称RFKスタジアム。人名というところがいい。
そういう意味では日本でもいい名前のスタジアムはある。甲子(きのえね)の年に作ったから甲子園球場とか、松山の坊っちゃんスタジアムとか、旭川のスタルヒン球場とか。ただ、甲子園球場は阪神甲子園球場が正式名で企業名が付いているし、坊っちゃんスタジアムは愛称、スタルヒン球場は通称なのが残念。
最初に貼った宮城球場の場合、まず名前を変えすぎである。ネーミングライツは頻繁に名前を変えてしまっては宣伝効果も薄れるわけだが、楽天の担当者はそこのところわかっていないのではないか。ま、わかっていないのはミキティという可能性大だが。ネーミングライツで命名権を買っても、定着しなければ宣伝もへったくれもないし、マスメディアがそのネーミングライツを使ってくれなくなり、結局金撒いただけってことになる。その年その年で宣伝したい名前を付ければいいってもんじゃない。
で、宮城球場の略称は「楽パ宮城(らくぱみやぎ)」か「楽生宮城(らくせいみやぎ)」でどうだろう。語感とすると「楽パ宮城(らくぱみやぎ)」のほうがいいかも。