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なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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配送業は今こそ参入チャンスではある

話題のデリバリープロバイダ。随分しゃれた名前の配送業者だなと思ったけど、どうやら複数の地域限定配送業者の総称だった模様。デリバリープロバイダが話題になってからも、いつものクロネコだったので気にしていなかった。

 

Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称」であり、いくつかの配送業者をまとめてこう呼んでいるとのこと。Amazonのサイトを見ると「TMG」「SBS即配サポート」「札幌通運」「ファイズ」「丸和運輸機関」の5社がデリバリープロバイダとして挙げられています。

 

調べると去年の夏には記事がある。

 

 

ヤマトのAmazon一部撤退で、デリバリープロバイダの利用が増えたという図式なのだろう。ちょっと調べてみた。

ヤマト運輸 トミカサイズミニカー 大型トラック10t車 B8010号車(新型)

ヤマト運輸 トミカサイズミニカー 大型トラック10t車 B8010号車(新型)

 

 

 

まずねとらぼの記事でも対象となっているTMG。大阪の会社である。タイトルを見ると3PL*1もやっているのだろうか。

株式会社T.M.G│物流業界とお客様の様々なニーズを結ぶ物流アウトソーシング会社 

トップページに『大阪を中心に、東京、埼玉、兵庫、広島、福岡、宮城に拠点を置き、』と書かれている。

 

続いてSBS即配サポート。事業所を見ると即配事業部は東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知。

事業所案内

まあそんなことより、やはり町田は神奈川だった。

f:id:shigeo-t:20170704024303p:plain

 

続いて札幌通運。トップページに事業所が地図で示されており、北海道、宮城、東京、神奈川、埼玉、群馬、栃木と記されている。

札幌通運

 

次はファイズ。やはり3PLの会社のようだ。ロジスティクスサービスでは大阪、京都、神奈川に営業所、デリバリーでは東京に営業所がある。”ファイズ 再配達”で検索するとTMGがトップに出るw

PHYZ

キャラクタースリーブ 仮面ライダーファイズ 仮面ライダーファイズ エンブレム (EN-451)

キャラクタースリーブ 仮面ライダーファイズ 仮面ライダーファイズ エンブレム (EN-451)

 

 

最後は丸和運輸機関。名前聞いたことあるしトラック見た記憶が無くも無いぞと思ったが、その通りで桃太郎便の会社だった。資本金は下記の記事より倍に増えている。

短期間で急成長、3PL事業のパイオニア|中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

http://j-net21.smrj.go.jp/well/rearing/pic/20110606-05_01.jpg

自社配達はトラック輸送サービス|輸送事業|丸和運輸機関によると下記の通り。

埼玉県 さいたま市春日部市越谷市吉川市草加市八潮市三郷市松伏町狭山市入間市新座市ふじみ野市入間郡三芳町富士見市、川越志木市所沢市
千葉県 野田市流山市柏市松戸市
東京都 足立区

見ると各社とも3PLの会社っぽい。とにかく各社の配送地域だと、クロネコではなくデリバリープロバイダになる可能性がある。

【激怒】不満爆発! Amazonの配送業者「デリバリープロバイダ」をできるだけ避ける方法 | バズプラスニュース Buzz+によれば、お届け日時指定便だとヤマト運輸日本郵便ファイズが配送する模様。

 

前振りはここまで(長い)。

Amazonだけでなく、これから小売り部分の流通は、ますます店頭販売よりも通販にシフトするのは避けようが無い。便利ということもあるが、なにより少子高齢化、労働者不足は既定路線。高齢になると買い物は体の自由や移動手段的に難易度が上がる。労働者が不足すれば共働き家庭も増える。オレみたいに結婚できない奴が少子高齢化の一因。そのような労働世代の独身者も、買い物に割ける時間は限られる。

 

Amazonに限って考えても、Amazonが自前などで整備する配送キャパシティを超える可能性は大きくある。

 

ヤマトのように全国津々浦々まで垂直統合3PLを実現するのは難しい。Amazon側はアマゾン市川FCをはじめとするフルフィルメントセンターから、末端の配送まで一気通貫にやってくれるヤマトは便利だっただろう。今数えたらフルフィルメントセンターは9拠点のようだ。増えたねえ。

 

自社による垂直統合が難しければ、それぞれをハブアンドスポーク部分と配達を分けて考えてはどうだろう。フルフィルメントセンターから、配達拠点までの配送は全国規模の運送会社、各戸への配送は赤帽のような小口の配達業者みたいに。

今そのまま実施すると荷物のトラッキングができない。そこでトラッキングと各戸への配送部分の管理をシステム化する。現状で、デリバリープロバイダの問題の多くは各戸への配達の品質。不在票が入っていない、再配達されないなど。そこに重点をおく。

 

自前で配送機能を全く持たずに実現できそうである。ネットワークを作り上げるための契約交渉が大変だが。最初は配達地域を限定するんだろうな。あと、配達をする業者が存在しないような地域は、何か別の団体の別の機能を使うとか。例えば漁村ならJF、山村ならJA留にするとか。

 

あとは関係者がみんな儲かるコストでの運営ができれば、Amazonだけでなく他の配送でも使える。

デリバリープロバイダ各社のようなヤマトより小型の3PLは、今の配送力不足の解にはならないんだと思う。アンバンドルが決め手だと思う。オレはやらないけど。

*1:荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し、実行すること