読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いろいろやってみるにっき

なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

関連記事を探すときは、読んだ記事と同じカテゴリをクリックしてください。

記事のカテゴリは記事タイトル下に表示されています。カテゴリ一覧はサイドバーにあります。


商標登録界に新星誕生か?

misc

これまでも何度か商標登録について書いてきた。@trademark_botを普段ツイートしないアカウントでフォローしていて、なんとなく眺めている。

 

昨日、なんかすごいのが連続して流れていることに気づいた。

 


何がすごいかというと、まず社名である。

 おいおいと思っていたら、こんなのが流れてきた。ここから「ミス」+「有名大学名」が連続で来た。最初は今は亡きこれである。

 

社名でぐぐってみた。検索結果トップに来るのはこの会社のWebサイトではない。今の検索結果だと5番目がこれである。

サムネイルにもちょっと出ているが山の画像がドンと出ている。いや、武田信玄って……。

f:id:shigeo-t:20161111032527p:plain

トップはこのスプラッシュページのみ。νをクリックしても何もない。 

武田信玄 風の巻 (文春文庫)

武田信玄 風の巻 (文春文庫)

 
武田信玄 林の巻 (文春文庫)

武田信玄 林の巻 (文春文庫)

 
武田信玄 山の巻 (文春文庫)

武田信玄 山の巻 (文春文庫)

 
武田信玄 火の巻 (文春文庫)

武田信玄 火の巻 (文春文庫)

 

 

挨拶もすごい。代表は今まで商標速報botでは見掛けない名前である。

内容は、、、なんというか、コメントしにくいw。言いたいことがこれなら、まあそれはそれでいいんだけど、最後の行は「補助」じゃなくて「支援」のほうがいいんじゃね?戦国時代だというなら「補助」じゃないだろうと。

「攻撃は最大の防御なり」
名将・武田信玄の言葉です。

知的財産権が経営において重要度を増す現代は、
まさに戦国時代と言っても過言ではありません。

敵は空いている領土ばかりか、
他人の領土を奪ってでも攻めてきます。

自分の領土が敵に囲まれたり、罠を仕掛けられたり
奪われたりしてしまうかもしれません。

この知財戦国時代において、防衛戦略の意識なく
生き残ることはできません。

当社では知財防衛の先駆者として、

お客様の知財防衛戦略を補助して参ります。

                知財防衛株式会社
              代表取締役 橋本阿南

代表取締役名で検索してみるとなんかいっぱいヒットするんだけど、知財関係じゃないんだよな。ざっと見た感じ、ペンネーム・ハンドル名・法名・雅号などを含めて同姓同名が複数いる感じではある。

  橋本阿南 - Google 検索

 

いやいや、サービス概要もすごい。大きく3つの項目がある。まず一つめ。ソースを見てみると、タイトルの後ろのピリオドはhtml上に無い。

知財防衛連合.


当社の提供する援軍サービスは、原則として知財防衛連合に加入頂いた後に受けることができます。

なお、知財防衛連合の加入企業同士の知財紛争は当事者間で解決頂くことを基本方針としております。

知財防衛加盟 会費 月額10万円(税別)

心を落ち着けてもう一度読んでほしい。「なお、知財防衛連合の加入企業同士の知財紛争は当事者間で解決頂くことを基本方針としております。」である。きちんとした”連合”なら加盟者間の調整機能を持つはず。調整しろよw。

 

2つめもすごい。

領地解放運動.

 

本来適正に取得され管理使用されることが前提の知財にも関わらず、そうでない知財が数多くあります。

当社はそのような知財知財防衛の観点からも開放されているべきとの考え、知財解放運動を行っております。

適正に取得をおこなった商標権ではあったものの、何らかの事情で直近の利用がなく不本意にも領地解放運動の対象となり商標権取消審判の対象となった事案に関しましては、ご相談に乗りますので個別にご相談ください。

なお、知財防衛連合の加入企業の所有する知財に対しては知財解放運動を行っておりません。

何を言っているのかわからないw。日本語としてはある程度成立しているんだけど、なんだかわからない。あと、「開放」と「解放」じゃ意味違うぞ。

 

最後はすごい。頭痛が痛い系のタイトルである。そして結局月額10万円は何だろうという読後感である。

援軍支援.


援軍支援の内容を公開することは、知財防衛の手の内を明かすことにもつながるため、一切の公開しておりません。

また、当社では一切の代理業務は承っておりません。また弁理士・弁護士等の斡旋等も行っておりません。

あらかじめご了承ください。

何を提供するかは全く書かず、これで商売が成り立つんならすごいことである。内容を知るために月額10万円を払いたいので、その月額10万円をクラウドファンディングで集めたいw。

 

会社は今年の6/23に登録されたようだ。所在地は御殿山ハウスだし、商標速報botで流れてきた商標群は、きちんと出願料をはらっているのかも。商標登録界の大スター上田育弘氏(ぐぐれば分かる)やベストライセンス株式会社(上田氏と住所が一緒)と同じ方式(出願だけして出願料を払わないけど、出願済だからとその商標を使っている企業にお金を貰いに行く作戦)だったら、それはそれで面白いが。

 

昨日は15件、8月に3件出ていたので、ツイートでわかる範囲でざっくり区分数を数えてみた。

18件の出願で61区分がツイートされている。

商標出願は3,400円+(区分数×8,600円)なので、計算してみると、

  18×3,400+61×8,600=585,800円

である。こんな大金、うちのような零細企業にはこんな使えるかどうかわからないような商標登録に払えない。御殿山ハウスみたいな億ションが本社なのでお金はあるんだろうか。でも資本金は100万円なんだよな。出願料だけで資本金半分以上じゃん。なんか気になる会社である。今後も注視していきたい(いや、仕事しろw