気温が下がってきた。血圧は上がってきた。血圧監視が重要な季節になりつつある。
Excelの血圧データを、正常値(青)、正常高値(黄)、高血圧(赤)に色分けしている。なお低血圧数値については正常値に含んでいる。正常値は最高血圧125mmHg未満・最低血圧75mmHg未満、正常高値は最高血圧125mmHgから135mmHgの間・最低血圧75mmHgから85mmHgの間、高血圧はそれ以上という設定にしている。Excelの条件付き書式を使っている。
例によってデータUP先のウェルネスリンクはデータの扱いが小学校5年生レベルなので自分でデータ処理する必要がある。
ダウンロードしたデータについては、今回も9月~10月で比較してみたい。なお昨年のまとめは下記。
前回はこれ。
例によってデータ量は多い。そのためOneDriveの公開エリアに月ごとのxlxsブックで置き、公開スクリプトで貼りつける。
2016年9月分
2016年10月分
比較 (10月分-9月分 差分算出)
比較表で見ると最頻値以外はマイナス。これは9月は帰省した時にドカンと上がったので特異なデータである。一方最頻値は最高血圧で+7、最低血圧で+11。気にしなければいけないのはここである。
折れ線グラフでは、やはり最低血圧のほうで80越えが多いことがわかる。最低血圧はあまり芳しくない。
散布図のほうは最高血圧は朝に最も高い140mmHgが出ている。最低血圧も朝に最も高い91mmHgが出ている。
昼はあまり測っていないのでデータが無い。
色分けした高値についてカウントした。10月は計測数が9月よりも少ない。10月は72回、9月は75回。最高血圧最低血圧ともに正常高値は増え、最低血圧のみ正常高値が減った。やはり気温が下がって最高血圧も上がりつつある。
というところまで見たところで、ウェルネスリンクのレポートと比較したい。
OMRON ConnectになったらNFCはどうなる?
測定値は全体的にちょっとプラス。血圧の場合ピークが高すぎる場合にトラブル(オレみたいに脳内出血とか)があるので、平均が高いとかは傾向としてはわかるが全体としてはあまり意味がない。これを見ると微妙に良くなっているように見える。
つづいて朝晩の血圧変化であるが、朝はほぼ変わらず、晩は下がっている。
3つめは朝の血圧の分類であるが、10月は青の正常の範囲で左上にポイントされている。最高血圧、最低血圧ともに上がったということになる。
朝の最高血圧の分布、ようやく普通の統計っぽい文言のグラフ。ウェルネスリンクの朝認定が遅すぎなんだよな。設定できないし。
ピークの110~119mmHgが下がっているが、10月は8月と似たような分布である。
それにしても この値の区切り方、バカである。正常高値は125~135mmHgなんだが、このグラフで120~129mmHgで区切ってしまっているので、ここに正常値と正常高値が含まれてしまう。10mmHg刻みにするにしてもずらさなければいけない。
トレンドだが、この半年分しかでていないグラフ、もう直らないんだろうな。ウェルネスリンクはあと1年強。今後はOMRON Connectに注力するんだろうし。
10月は7月と同じ数字である。だから平均出しちゃダメなんだよ。高血圧の人が気にすべきなのは平均が正常かどうかではなく、高い時に脳内出血とかをやらかさないように気を付けることなので。
今回はこんなところで。