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OMRON Connectって今まで使ってた機器のサポートはどうなるんだろう?

昨日仕事の合間に今月頭に出ていたニュースを見掛けた。

オムロンコネクトのサービス開始に伴い、2010年に開始した同社健康管理ツール「ウェルネスリンク」対応の製品販売を徐々に縮小し、2017年12月にはウェルネスリンクサービスを終了すると発表した。

 

OMRON Connectはいいんだけど、今まで使ってた機器はどうなるんだろう。ニュースリリースを探してみた。

 情報量的には日経デンタルヘルスと変わらない。というか日経デンタルヘルスの記事はニュースリリースをほぼ丸写しである。

オムロンコネクト対応の測定機器第1弾となる血圧計を2016年11月に発売する。その後、活動量計や体重体組成計など対応機種を増やしていくという。さらに、オムロンコネクトのSDK(ソフトウェア開発キット)およびAPI(ソフトウェアとOSをつなぐインターフェース)を公開し、血圧や歩数などの測定データを活用するアプリやクラウドサービスを、効率的に開発できるよう支援する。

 

使っている血圧計はHEM-6310Fである。

 

そしてよこはまウォーキングポイントも、中身はウェルネスリンクである。

オムロン(OMRON) 歩数計 WellnessLink ブラック HJ-326F-BK

オムロン(OMRON) 歩数計 WellnessLink ブラック HJ-326F-BK

 

 

OMRON Connectは、まだ日本語対応していない。ニュースリリースどおり11月1日からだろう。

サイト右上の[General ▼]をクリックしても、対応するロケールに日本語は無い。

f:id:shigeo-t:20161020033856p:plain

15か国対応、8か国語対応ってところだろうか。ところで、たとえばマレーシアのEnglishとベトナムのEnglishは内容が違うんだろうか。

 

今どきっぽいサイトの作りだが、肝心の情報を探しにくいところはさすがオムロン(むろんほめてない)。対応機器のリンクが見つからない。統計的に平均に意味がないところに平均を使いまくったり、血圧の正常・高め・高血圧の区切りを無視してヒストグラムを描いたり、1年分のデータを表示できるグラフで半年分のデータしか表示できなかったり、、、、。

 

もう一度ニュースリリースに戻ってみた。一番下に「事業者向けサービスについてのお問い合わせ先」というリンクがあるが、開くページは下記。

色々クリックしてみても、既存製品についてはわからない。

 

ウェルネスリンクに行ってみると、サイト上部に【重要なお知らせ】が出ている。10月4日付け。10月5日に血圧を見に行ったはずなのだが、気づいていなかった。


リンク先に飛んでみる。

①終了対象サービス

  • ウェルネスリンクパソコン向けサービス(無料サービス及びプレミアムコース)

    -USBトレイ等を使用した測定データの転送

    -パソコンサービスサイト上のWMポータルでの測定データの管理(睡眠手帳、基礎体温手帳、マイグラフ、みんなでイベント、朝晩ダイエット、ぐっすりプログラム、ワークアウトログ、データナビ、 朝晩血圧手帳、定期レポート)

②終了対象アプリ

  • からだグラフ/ リズムノート/ 朝晩ダイエット/ ゆるぴかダイエット/Jog Style
    ※2016年10月以降、後継アプリへの切り替えをお願いします。
    ※一部の機能をご利用いただけない場合もございます。
  • ねむり体内時計 / 美姿勢ウォーキング / Active Shift
    ※後継アプリがございません。2017年12月まで本アプリをご利用ください

③終了時期

2017年12月

 

一年ちょっとの猶予はある。現在使っている機器はNFCなのだが、OMRON ConnectはBluetooth。もしかすると血圧計は買い替えだし、よこはまウォーキングポイントは終了かもしれない。

 

 関連ニュースを検索してみると、上腕式の血圧計の記事が出てた。10/18の記事である。

同時に、通信機能搭載の血圧計シリーズを刷新し、機能が異なる上腕式血圧計の「HEM-7325T」、「HEM-7281T」、「HEM-7271T」、手首式血圧計の「HEM-6324T」、「HEM-6323T」も発売いたします。いずれもBluetooth通信機能を搭載し、iPhone/Androidスマートフォン専用アプリ「オムロン コネクト」でのデータ管理が可能です。

『通信機能搭載の血圧計シリーズを刷新し、』『いずれもBluetooth通信機能を搭載し、』『iPhone/Androidスマートフォン専用アプリ「オムロン コネクト」で』である。機器もそうだがPCユーザはどうなるんだろう。心配になってきた。

 

機器の買い替えは致し方ない。これを機に他社製品への移行もありうる。それよりも、スマホで簡単に見ることができるのはいいのだが、統計処理をしようとしたらPCでもデータが参照できなければならない。OMRON ConnectはAPIを提供するが、PCユーザはAPI叩いて引っ張れというのはちょっと違うんじゃないのか?

 

OMRON Connected Device Developer Center 内で比較表タブをクリックしてみた。

一応サーバ間連携ならRESTを叩けるようだ。表を見ても対象OSはiOS/Androidしか書いていない。血圧計は上記のものに買い直して、うちの会社で連携部分作っちゃおうかな。

 

それはいいんだけど、よこはまウォーキングポイントは終了なんだろうか。

よこはまウォーキングポイントに全く影響が無い仕様不良で、5万台以上無償交換したのにねえ。

 

そもそもよこはまウォーキングポイントは4年間で30万人が目標。2014年10月募集開始なので、2018年までは横浜市健康福祉局とオムロンヘルスケア間で握っているはず。2017年にウェルネスリンクを閉めても、普通に考えれば2018年10月まではよこはまウォーキングポイントは閉じないはず。   と思いたい。

 

というわけで謎は深まるばかりだが、追って情報が出るだろうし今回はここまで。

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