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いろいろやってみるにっき

なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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『すぐに身を守るクセがついてしまっている人には、安心して仕事を任せられない』を読んで思い出してしまった

misc Job 言及した

あー、いるいるって思った。

 

例えば、チーム内で何か問題が起きたり、仕事の質が今ひとつだったりすると、何より先に「私は悪くないですよ」と主張するタイプの人だ。思い当たる人が何人かいるのではないだろうか。

 

この例では、「私は悪くない」「私は悪くない」「私は悪くない」と引いていく感じの人である。チームにこういう人がいると、確かにめんどくさい空気になる。

 

面倒なことは面倒なのだが、この例ならまだマシという経験がある。「あなたのせいではない」と必ず一言付け加えるとか、行動パターンが予見できるのでその分の時間やリソースをキープしておくことで、ある程度はネガティブさを打ち消すことができる。

 

その経験は、オレが謎の転籍(人事交流の無い子会社間の異動)をするきっかけとなった奴のことである。異動の内容は、オレがある親会社のおっさんに「転職します」っていったら、そのおっさんが役員として異動する子会社に引っ張られたという話。

 

話は転籍前にさかのぼる。

 

すぐに身を守るクセがついてしまっている人には、安心して仕事を任せられない | Books&Appsの例では、「私は悪くない」「私は悪くない」「私は悪くない」と殻に閉じこもっていくだけなので、その担当範囲とその周囲にしか悪影響が無い。

 

転籍前、新しいサービス商品(今でいうクラウド)を立ち上げ、販売を始めた。

同僚の営業担当は「私は悪くない」の次に犯人捜しが入り、「〇〇が悪い」と吊し上げを行うタイプだった。さらっと書いたここまででも一緒に仕事をしているとかなりウザいし、仕事の邪魔。問題は、その内容が正しくなくても強く主張するということだった。「私は悪くない」→そうでもない、犯人捜し→犯人捜しよりもプライオリティが高い事項が複数ある、「〇〇が悪い」→そういうお前のほうがより悪い、というケースが多々。

http://3.bp.blogspot.com/-m31LpaTSzy4/U32NRZQpjbI/AAAAAAAAgr0/xx3csFTzTJ8/s800/character_akuma.pngそうそう、こんな顔だった。

 

そもそもの話、オレが転籍する時点でオレの部門内売上シェアが90%以上、そいつは0。0%台ではなく0。0では割れないので除算例外になる。何倍とか何分の一とかという計算さえできない状況。営業担当なのに0ってどういうことだよ、何をどうすればそんなことになるんだよと思っていた。

 

疲弊してしまったのは、こちらはまともに仕事をしているので、あれこれ問題も発生する。売れなければ売った先での問題も発生しないだろうが、こちらはお買い上げいただいたサービスをお使いいただいているので、あれこれ瑕疵が発生する。何か問題が発生するたび、奴が活躍する。「私は悪くない」→まあそうだろうな売っていないんだから。「お前が悪い」→サービスを運用しているのは別担当で主たる問題はそちらなんだけど、オレにも責任の一端はある。

 

これを止めない上司は、このような毎度毎度の吊し上げを特に問題だと思っていなかったようだ。何度も止めるように依頼したのだが。「問題点を明確にすることは大事」という返しだった。内容が間違っているうえに、顧客対応前に無駄な時間を使い、奴の最終目的は個人攻撃によるマウンティングなので得るものは少ないのだが。

 

謝りに行った顧客の前でも「私は悪くない」を主張し始めたときには、さすがにこれはこの部署から逃げるべきだと強く感じた。

 

謝るときの鉄則は、謝る相手が十分謝罪されたと感じるところまで頭を下げることである。企業間の取引の場合、顧客側は個人的な感情で怒っているわけではなく、立場上十分な謝罪と対応策を受け入れる必要があって謝罪を受ける場にいるという人のほうが圧倒的である。個人的な感情(メンツを潰されたとかね)を持っている人も一定数いるけど。

 

いつものストーリーでは、「手前どものミスでご迷惑をおかけしました。申し訳なく存じます。」「問題(障害)の詳細は~です。」「補償の内容は〇〇と致します。」「再発防止策は~です。」などと、謝罪を受ける側が必要とする内容を真摯に伝える。これにより、内容が充足していると考えてもらえれば、謝罪フェーズは終わりである。謝罪内容を踏まえながら少し前向きな明るい話をして締める。

 

ところがこの営業担当と2名で謝罪に行ったとき、奴の「私は悪くない」が入ったために長時間化した。顧客から見れば、我々の側は一枚岩という前提で話をしている。もちろん謝罪側のオレもそうだ。顧客側も我々の中の誰が悪いのかには、さして興味がない。謝罪を受けた、障害内容は漏れなく明確化されている、補償を受けた(これは無い場合もある)、再発防止策も十分だ、でOKな話である。ところがバカ営業の「私は悪くない」がたびたび混ざるせいで、ループするはめに。顧客側をイラつかせていることに気付かず、何度も「私は悪くない」を発するバカ営業。そのたびにやり直しである。通常の倍以上の時間を使ってしまった。

 

思い起こせば、子供の頃から真っ先に「自分は悪くない」という主張をする奴はいた。誰が悪いかなんて聞いてもいない状況でもである。持って生まれた性格なのか、家庭環境によるものなのか、職に就いてからということではないような気がする。

 

イヤなことを思い出してしまったが、パターンが違っても確かに「安心して仕事を任させられない」。

もう見掛けないねえ、安村。